毎年8月、私と春美(仮名)には、年に一度だけ逢える日がある。
当時を思い出しながら、食事もそこそこに、ラブホにしけこみ、お互いの性癖を丸出しにして『愛し合う』。
ただし、今もこれからも、【知り合いの人妻】という関係は変わらないだろう。
現在、私はバツイチ。
春美は結婚して二児の母であり、かつナンネで知り合ったパートナーと不倫関係にある。
私がナンネに登録するきっかけは、実は春美が作ってくれた。
ナンネットでいい人見つけて不倫していると。
「アンタもやってみたら? どう考えてもノーマルなSEXじゃ飽きるでしょ? って。
パートナーできたら教えてね。」
以下、かなりの長編になるが、当時の記憶を掘り起こしながら書き込んでいきたい。
興味があればお付き合い頂ければ幸いである。
春美との出会いは、阪神淡路大震災の翌年。1996年。
私と春美は、それぞれ違う地方都市から関西のとある大学に進み、同じサークルに入り、やがて親しい仲になり、付き合うようになった。
交際スタート2日目に初エッチ。
正直に言うと、私も春美も中学時代から真面目なフリしてヤリチンのヤリマン・・・
付き合う=エッチ 会えば猿のようにヤリまくる10代のSEX。
ただ入れて出せばいい。男は出したい。ただそれだけ。
女もヤリたいだけ・・・? でも、春美は違った。
私が出した精子は全部飲む。
フェラしてる最中に何も触れず、小便やら潮をもらす(私の部屋であるにも関わらず)。
それを見ていた私、エッチを重ねるごとに不思議な感覚に襲われ、増幅されてゆく。
自分の中に眠っていた変態性癖が、目覚め始まる。
(続く)