駐車場から駅前のホテルに移動し、ここからは、ご夫婦と私の3人で催眠導入の続きです。
駐車場での出来事は、2013年3月30日の投稿『ご主人に見られながら、奥様が催眠で。。【駐車場編】』をご覧下さい。
文章の途中で投稿してしまうと、私の性格からして続きを書くのが辛くなるので、一気に書き上げました。その為、かなりの長文になってしまったので、休憩を目処に5つに分けました。 よろしかったらお付き合い下さい。
ホテルで見る真由美さんは、一見、普通に戻った感じでした。
ご主人は、不思議そうな顔で、
「運転中、妻の髪を撫でたりしたんですけど、特に反応はないんですよねぇ」
催眠は、催眠者と被催眠者の関係でのみ暗示が成立します。ですので、
「それは、ご主人から髪を撫でられても感じてしまう、という暗示が入っていないからですよ。私が撫でると、奥さん、急に悶え出しますから。」
私は真由美さんの横に行き、髪を撫でます。
「あぁっ!・・あん・・」
撫でられる直前まで、普通にしていた真由美さんが、急に悶え始めました。
「ほら、気持ちよさそうでしょう?」
真由美さんは、立っていられないといった感じでしたので、ベッドに座ってもらいます。
間髪入れず、
「眠って!!」
と言いながら、真由美さんのおでこを触りました。
真由美さんは、力なくベッドに仰向けで寝てしまいます。クルマでの導入と違い、広い部屋でベッドに倒れ込むと、角度が大きい分、脳に加速度がつきますので、一気に深い所まで入って行くことが出来ます。
ここからは、更に深い催眠に入ってもらう為に、寝て覚めてを繰り返します。
真由美さんの左肩を引っ張ると催眠から目覚める、という暗示が入れてありますので、左肩を引っ張ると、真由美さんは目を覚まします。
「起き上がれますか?」
私は、尋ねながら、真由美さんの背中を抱えるように起こしました。
「どうです? ベッドだと、一気に落ちていく感じがしませんか?」
ぼーっとした表情で、
「はい・・・」
と、答えます。
口元に耳を持っていかないと聞き取れないくらいの小さな声です。
「今、どんな気分ですか?」
「・・・・」
真由美さんは、答えません。
「気分は悪くないですか?」
「・・・いえ」
「悪くないですか?」
「・・はい。」
「わかりました。 眠って!!」
また、私は真由美さんのおでこに指を当てます。
バタン・・と、崩れるように真由美さんは寝てしまいました。
この作業を数回繰り返し、どんどん真由美さんは、深い催眠に入っていきます。
ある程度の所で休憩を入れることにしました。
『次に目が覚めると、とってもスッキリとした気分で、意識もしっかりと目を覚ますことが出来る』
そう言って、催眠を解きます。
「どうですか?真由美さん、今の気分は。」
「まだ、少し頭がぼーっとしているけど、大丈夫。」
「ところで、話は変わるんですけど、よくドラマとかで、犯人がヒロインに薬を染みこませた布を口に当てたりして、気を失ってしまう・・ってシーン見たことありませんか?」
「あぁ、ありますね。」
「実はあれをイメージしているのが、口を塞いで催眠に入れる方法なんですよ。」
「へー、そうなんですか。」
「そう、こんな風に。」
と、言い終わらないぐらいに、私は、真由美さんの口を塞ぎます。
真由美さんは、力なく眠ってしまいました。私のお気に入りの導入法の完成です。 これは、ドラマのシーンをイメージしてもらうことで、それが、『口を塞がれる→失神してしまう』という暗示になってしまうからです。
次からは、口を塞いで一気に深いところまで落ちてもらいます。
本人からすると、”口を塞がれる”という被虐的なゾクゾク感も加わって、更に深く催眠導入が出来ます。
口を塞いでは落とし、左肩を引っ張って起こす、これを何度も繰り返して、もう、真由美さんは、今、起きているのか寝ているのかも分からないぐらい、更に深いところに入って行きました。
再度、休憩を兼ねて、真由美さんをしっかりと覚醒させます。
「真由美さん、疲れたんじゃないですか?」
「ええ、ちょっと。」
「はい、ちょっと休憩しましょう。 ところで、真由美さんは、SMに興味はお有りですか。」
真由美さんは、ご主人と目を合わせ、
「どうかしら・・。本格的なものはないですね。」
ご主人も、
「ちょっとだけ、縄を胸の周りとかに巻かれた事はありますけど・・。」
吊り下げられるとかそういった経験は無いようです。
「真由美さん、縛られて動けなくなる・・ってどうですか?」
「うーん、ちょっとドキドキするかも・・。」
「分かりました。 こんな風にですね。」
私は、真由美さんの両腕をつかみ、後ろ手に回します。
『はい!固まった!! 両腕は、縄で縛られて、ガッチガチに固められてしまった!!』
「うっ・・うぅぅ・・」
ご主人は、真由美さんの左側で、驚いています。
「ほら、真由美さん、両腕、取ってもいいですよ。 でも、ほら・・取れない。。」
真由美さんの息が荒くなってきています。
「取れ・・ない。」
「そのまま後ろ手に縛られていると、こんな事をされてしまいますよ・・。」
私は、真由美さんの後ろに回り、抱きかかえるように、真由美さんの胸を服の上から優しくも見ます。
「はぁ・・あぁ・・」
「ほら、ご主人が見てますよ。。」
真由美さんは、ご主人のすぐ目の前で、私から胸を揉まれて感じています。
正面から見れば、紐か何かで手首を縛られて、後ろから胸を揉まれている・・そんな風に見えるところですが、当然、何もしていません。
私は、真由美さんの手首を握り、『はい!取れた!』と叫びます。
「あぁ・・取れた。。」
笑顔と安堵と驚きの混じった表情でご主人を見つめる真由美さん。
「面白いでしょう?」
「取ろうと思えば取れそうなのに、腕が動かないの。」
「そうですね。真由美さんは、どちらかというとMなのでしょうね。」
そういいながら、私は、また真由美さんの両腕を取り、後ろに回して再度、固めてしまいました。
「真由美さんはMですから、こんな事をされると更に、ゾクッ!と感じてしまいますよ。」
後ろ手に縛られた状態の真由美さんの顔をご主人に向けます。そして、真由美さんの髪を左手で鷲掴みにし、後ろに軽く引っ張って、あごを上げさせます。
「あぅ・・」
痛みなのか快感なのか、真由美さんは口を少し開け、艶っぽい声を出しました。
「ほら・・こんなことされると、ゾクゾクしてしまうでしょ。。」
私はつかんだ髪を、数センチ左右に振ります。それに合わせて上半身がゆれ、それに合わせて真由美さんの艶っぽい声も大きくなります。
「あっ・・あぅ・・あぅ・・」
「ほら・・たまらないですね。。 こんなこともしてみましょう。。」
私は、右手で、右胸の乳首があるあたりをつまみます。
「あぁぁぁ!・・・いぃ・・」
真由美さんは、いよいよ感じ始めました。