10年近く前、俺が21歳の頃の話です。
当時、まだ学生だった俺は、ファッションが趣味で、バイト代のほとんどを服に費やしてました。
ジーンズも月1本のペースで買ってたので、毎回補正のお店に持って行くのですが、ある時いつも利用していた店が閉店してしまい、あちこち繁華街を歩いて他の店を探すと、街中のスーパーの一角に補正屋さんを見つけました。
そのお店は個人経営というわけではないのですが、50前後のおばさんが一人でやってるお店でした。
料金的や腕もこれまでのお店に比べて遜色なく、他のお店を探すのも面倒だったので、それからはそのお店にずっと補正をお願いするようになりました。
そのおばさん(久美さんとします)は少し太めでしたが、なかなか上品な外見でありながら、話してみると意外と気さくな人で、俺の顔をすぐに覚えてくれたこともあって、暇な時は補正ついでに世間話を店先でするようになりました。
実を言うと、俺は中高生の頃から熟女物のAVに興味があって、久美さんのこともそういう意味で魅力的だなと思ってはいたのですが、当時の俺にとって、熟女はあくまでビデオの中の存在であって、自分がその当事者になるなんて夢にも思っていませんでした。
さて、仲が良くなってくると、久美さんの家庭のことも分かってきて、家族は県内の郡部に単身赴任中の夫と東京でOLをしてる娘がひとりだとか、年齢は丁度僕より30歳上であるとか、そういうお互いのプライベートの話も徐々に増えていき、彼女の仕事の後に軽く食事をするような仲になりました。
当時の俺の認識としては、年上の友達ができたようなものだったのですが、今にして思えば、どこかに性的な意味での関係を望む思いもあったのだと思います。
半年ほど時が経ち、だんだんと親しくなって来たところで、久美さんがもおう何年も外で飲んでいないというので、久美さんの仕事後に一緒に飲みに行くことになりました。
最初こそは、いつものご飯のノリだったのですが、お互いに酒が入るにつれ、トークの内容も深い方向に入っていきました。
久美さんの話は10年程まえの夫の不倫まで遡り、今も単身赴任先に女がいるんじゃないかとか、黙って夫婦を続けている自分が馬鹿みたいだとか、そんな内容になっていきました。
すっかり酔いがまわっていた俺は、「じゃあ、久美さんも浮気してみれば?そんなに綺麗なんだし」などと口走ってしまいました。
すぐにしまったと思ったものの、久美さんは浮気そのものを否定せず、「でも私なんか…」という反応でした。
その後は「私なんか…」→「そんなことないよ」な流れを繰り返すうちに、いつしか「俺は久美さんのこと好きだよ」、「本当に?」な状態に(笑)
似たような経験ある人には分かると思いますが、どちらかにその気がなければ、どこかで止まっていたのでしょうが、思えばお互いに酔いを言い訳にして、そういう流れに持ち込もうとしていた気がします。
その後は微妙な空気のままでお店を後にし、足は自然とホテル街に…。
そのまま流れで関係をもってしまったのですが、いざ初めて見れば、それまでのわずかな迷いが嘘のように、お互いの身体をひたすら貪っていました。
久美さんが上で腰を振る体勢となったのですが、久美さんはホテル中に響き渡るんじゃないかというぐらいに喘ぎ、母親より年上の熟女がここまで狂ったように自分を求めているという光景に興奮してしまい、座位の状態でお互いを抱きしめながら、何度となくイってしまいました。
結局その晩は、よくお互いの体力がもったなと思うぐらい、抱き合い、久美さんはそのままお店に出勤して行きました。
ホテルを出る前に一緒にシャワーを浴びながら、人生初というフェラチオを披露してもらったりもしました。
一度既成事実ができてしまえば、迷いは吹き飛んでしまうのか、その後は、さすがに普通の恋人同士として出歩くことはありませんでしたが、週2のペースで久美さんの仕事帰りにホテルでHするのが日常となりました。
お互いに一人暮らしなので、どちらかの家でもよかったのですが、久美さんの声があまりにも大きく(笑)、俺の方はともかく久美さんはご近所に知られるわけにはいかないので、するのはいつもホテルでした。
久美さん曰く、若い時は決してそこまで乱れたことは無く、俺とやって初めてセックスの楽しさを知ったということでした。
思い出に残ってるのは、一度だけ二人で山奥の方の温泉宿に泊まった時です。露天風呂が有名な宿でしたが、流石に野外でするのは気が引けて(笑)、いつものホテルとは違う和室の部屋で、温泉も観光もそっちのけで、昼も夜もやりまくってしまいました。
流石にこの時ばかりは久美さんの声も控えめでしたが、仲居さん達にはバレバレだったと思います。でも、二度と来る事はない所だと割り切ってしまえば、むしろバレてるかもという事が興奮でしたね。