あやかは私の勤める大学病院ですでに内定を貰っている。
来年の春からは親娘でお勤め出来ると安心していた。
それなのに、卒業式からあやかの様子がおかしい。
どうしたのか気になっていたところに合わせたい人が居る。
そう言って来た娘にどう言ったら良かったのだろう。
ちさと「あらどんな人かしら・・・」
あやか「新開さんて言う人なの・・・お医者様なんだ・・・」
その名を聞いて私は凍りつく・・・。
医者で新開・・・どうぞ私の勘違いであります様に・・・。
ちさと「新開さん・・・お名前は・・・なんて言うの」
あやか「拓実さんよ・・・」
私は頭が真っ白になってしまった・・・。
あの野獣のような男が・・・同姓同名かも・・・。
そんな気持ちも過ったが・・・。
ちさと「それで、何の用なの・・・」
私は思わず語気を荒げてしまった。
あやか「あのね・・・結婚を前提にお付き合いしてるの・・・
ママに紹介しておかなきゃって・・・」
あやかの嬉しそうな表情を見ていると、とても反対出来る様子では無い事が
うかがえ、私は仕方なく会うことを認めた。
もしかしたら、改心してるかも・・・。
そんな淡い思いもあった。
そして当日、約束の料亭に向かっていると・・・。
あやかからLINEが入る・・・。
あやか〈ママ、ごめんなさい、彼のご両親が急用で来れないの
今から、私と彼で行くから待てて〉
私は料亭の離れに通され、二人を待つ事に・・・。
拓実「お待たせさしました・・・」
ちさと「う、うそ・・・あ、あなたは・・・」
拓実とあやかの前でフリーズしてしまう・・・。
なんと言う運命の悪戯・・・こんな事って・・・。
(顔合わせで一旦終わります、私が反対して拓実さんに直談判しに行って
再調教される流れでお願いします)
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