美咲は戸惑った様子で画面をじっくり見ていたが、やがて指で一つを指差した。
「62歳の……彼か。うん、わかった。」
美咲は若い男や同年代の人だと恥ずかしいらしい。年配の男性の方が、まだ心理的な抵抗が少ないのかもしれない。
俺は興奮が込み上げてくるのを抑えきれなかった。
「それとも、全員と一度ずつ試してみるかい?」
美咲がドキッとした顔で何も言わなかったので、俺はそれ以上追及せず、彼女の選択を尊重した。
当日
週末の夕方、俺たちは街中の落ち着いたカフェで待ち合わせをした。
相手の男の名前は佐藤 健三(さとう けんぞう)、62歳。
元々は大手企業の管理職を退職した人で、落ち着いた物腰だが、玩具を使った濃厚なプレイが得意だと聞いている。身長は170cmくらい、白髪交じりの短髪に、品の良い眼鏡をかけた、初対面でも信頼できそうな雰囲気の人だ。
カフェに入ると、健三さんはすでに席に座っていた。
俺と美咲が近づくと、穏やかに立ち上がって挨拶してきた。
健三:
「佐藤です。今日はよろしくお願いします。……奥様が美咲さんですね。想像以上に素敵な方だ。」
美咲の表情が強張るのがわかった。俺は隣で軽く手を握って励ます。
「よろしく頼むよ、佐藤さん。」
短い会話の後、健三さんは自然に美咲の方へ視線を向け、優しいけれどどこか底知れない笑みを浮かべた。
健三:
「では……美咲さん、すぐに行きましょうか。ホテルはすぐ近くに取ってあります。」
美咲は一瞬俺の方を見て、複雑な表情を浮かべた。
俺は頷き、彼女の背中を軽く押すようにして送り出した。
「……美咲、頑張って。近くで待ってるから終わったら、連絡してもらうことになってるから」
二人がカフェを出て、近くのシティホテルへと向かう後ろ姿を見送りながら、俺の胸は激しく高鳴っていた。
25年間、俺だけのものだった美咲が男と二人でホテルに入っていく。
【服装など雰囲気を書いてくれると嬉しいです】
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