−−−居酒屋サカモト、大将と常連客たち−−−
常連客1「海ちゃん、どうかしたの?いつもは障子開けてるのに今日は締め切っちゃってさ。」
坂本「どうも、こうもないよ、その内、声でも聞こえてくるんじゃないの?」
常連客2「マジ?でも確か海ちゃん、前と違う娘と来てなかった?
さっきチラって見えたけど今日の娘、言っちゃ悪いが少しケバいよね?美人で胸デカいけど。」
常連客1「まあ、海ちゃん、巨乳好きって公言してるからな〜。
でも前の娘の方が何て言うか…、清楚で庇護欲唆られる感じの娘だったんだけどね〜。」
常連客1「海ちゃんがあんな感じだからもう来ないかな?」
坂本「イヤ、宙ちゃんがその内連れてくるかもしれないよ?」
常連客2「何何、大将何か知ってるの?」
坂本「あとは宙ちゃんから聞いてよ。」
そんな話をしていると海斗と紗栄の居る座敷から「イャアン、海ちゃん、続きはお家に帰ってからね?オッパイ…首触っちゃ…やだぁ。」
坂本「ちょっと止めてくるわ!」
海斗と紗栄の居る座敷の前で大将が注意すると悪びれる様子もなく出てくる海斗。
海斗「ちょっと酔っ払っただけじゃん、大将も…あるでしょ?」
坂本「海ちゃん、俺注意したよね?あまり続くようなら本当に出禁にするよ!」
海斗「はいはい!次からは気をつけるよ!!」
ボタンを直しながら出てくる紗栄「ごめんなさいね、海ちゃん、盛り上がっちゃったみたいで(ハート)」
直しきっていないブラウスの隙間から谷間が覗いているが…坂本と常連客たちは?
−−−莉奈会社−−−
ランチタイム、朝香にお詫びと言われ昼食を奢ると言われ社外に出ると生田も着いてくる。
朝香に今日は二人で女子だけの話があるからと言われると。
生田「永瀬さん、俺本気なんだよ!考えてよ。」
「すみません、2人だけでは…課の皆さんとランチならいいですよ?」
生田「皆と?2人は駄目?」
頷く莉奈に尚も食い下がろうとすると生田の後ろから朝香と生田には聞き覚えのない声。
社長「莉奈ちゃん、お昼ご飯かな?」
「阿部のオジ様…、あっ、いいえ社長、はい先輩と女子ランチです。」
社長「で、君は?断られてるのに着いていこうと?」
生田「いいえ、とんでも御座いません!す、すみません、失礼致します。」
深々と頭を下げ、逃げるように去る生田。
社長「あの男は莉奈ちゃんと同じ部署なのかな?」
「部署と課も同じです。」
社長「付き纏ってくるようなら私に言いなさい、何かあっては永瀬にも申し訳ないし私だって心配だ。
何よりお母さんが怖ろしい…。」
「あははは…、やっぱりオジ様もお母さん、怖いですか?」
社長「あぁ…、怖ろしいよ、莉奈ちゃんたち引き留めて悪かったね、ランチに行ってきなさい。」
朝香からのランチは井ノ原のお詫び、小遣いからと言うことで奢ってもらうことにした。
−−−駅階段→ターミナル駅→カフェ−−−
「用事があるんです、なのでお断りします。」
少しでいいからとかずっと着いてくる男性に困っていると宙斗が…。
「また助けてもらいましたね…。(今朝のあの女の人誰なんだろう?)
以前行ったカフェですか?……そうですね。
お話したいこととお聞きしたいことあるので行きましょう。」
階段を登ると丁度電車が、退社ラッシュの車内、混み合いドアに向かい莉奈、その後ろに宙斗がドアに手をつき守ってくれるようにしてくれている。
「宙斗さん、大丈夫ですか?(あの女の人にもするんだろうなぁ…。)」
ターミナル駅に到着すると人の波に押されるように車外に出ると並んで改札を出、少し歩くと以前2人で来た和カフェ。
いらっしゃいませ。の言葉とともに小上がりのベット席が空いていると店員さんに案内される。
「母に連絡入れるので少しお待ちください。この時間ですしご飯食べますか?
その旨もメッセージに入れないとなので…。」
宙斗の返事を聞いてからメッセージをする。
注文をして…、隣に座る宙斗に。
「朝…、宙斗さんと一緒に出社した女の人…、あの…(お付き合いしてるわけじゃないから関係聞いちゃダメだよね。)
綺麗な人ですね。」
あの女の人に好きなの?
お付き合いするの?
それとももう恋人なの?
ただの同僚なの?
莉奈の頭の中には聞きたいことがグルグルと回っている。
たくさん聞きたいことがあるのに声に出来ないでいる莉奈。
(これって…、私、宙斗さんのこと好きと言うことだよね?あの女の人が気になって気になって仕方ない。
そうか、これが嫉妬で、私、宙斗さんが好きなんだ…。)
「お話しなんですが…、…ランドのことなかったことにして下さい。
あの日はその海斗さんと思っていたのでその…ファーストキスなしにして欲しいんです。」
あのキスはノーカウントにしてほしいと莉奈の中ではこれから宙斗として初めからしたいと伝えたかったが言葉足らずで宙斗に伝わっているのか?
その前に同僚女性との関係が気になる…。
店員が注文した物を運んできた。
店員「こちらフレッシュサラダでございます、自家製人参ドレッシングでお召し上がりください。
お飲み物でございますが〇〇のお客様(宙斗が手を上げ)、ノンアルコールのキウイとグレープフルーツのモヒートでございます。」
床置きの木製のトレイに置くと。
店員「お食事の方は出来上がり次第、お持ちいたします。」
そう言い離れて行く店員、暫しの沈黙、その後宙斗は?
−−−莉奈自宅−−−
莉奈母(あら、莉奈ちゃん、岡田さんと食事なのね、折角作ったけど…、きっと岡田さん、送ってくれるわよね。
お弁当にして岡田さんに持たせちゃいましょ、そうすれば容れ物を返す口実に岡田さんと会えるでしょうしその時、岡田さんに莉奈ちゃんのことどう思ってるのか聞けるわよね。)
−−−宙斗地元商店街、鮮魚店−−−
店主「市場で働いてる新人事務員の娘、滅茶苦茶、美人だぞ!
話によると弓道もしてるようで道場が減ってるって嘆いてたよ。」
道場主「そうなのか?なら一度、うちの道場へと誘ってもらえないか?」
鮮魚店店主に名刺を渡す道場主。
※元投稿はこちら >>