−−−少し巻き戻し、永瀬家に向かう道すがら−−−
愛を褒められニコニコとしている莉奈。
「藍ちゃん、凄いんですよ!学生時代、生徒会に入ってましたし弓道部のエース。
正義感も強くて何より優しいんです、これからも大丈夫にしたいと思ってます。」
その後、藍の苦手なことが莉奈の得意なことなど話した。
−−−リビングダイニング−−−
莉奈父(入れ替わりの件、興味であの藍ちゃんが行くわけないな、私たちに聞かれたくない莉奈の不利なことがあったんだろうがこれ以上追求するのは得策じゃないな。)
莉奈父の前に座る宙斗へ莉奈母と一緒に作っていたブラックペッパーソーセージと紫キャベツのマリネを置き、宙斗の持ってきたウィスキーとグラス(ショート、ロング)
アイスペールにマドラー、ウォーターピッチャー、炭酸水と置かる。
莉奈父「岡田くんは普段どう飲んでいるんだ?(私が飲んでいるからと聞いてご機嫌伺いで持ってきたのか?)」
莉奈母「お魚もどうぞ。」
桜鯛の焼霜造りとお刺身(昆布締め)海藻類とツマも添えられている。
(マリネの味付け私がしたけど宙斗さん、気に入ってくれるかなぁ?)
藍の思った通り莉奈の無意識下で宙斗への好意があるようでそれを目ざとく気づいたのはやはり莉奈母。
(やっぱり主人に言って興信所で調査させましょう。)
テーブルいっぱいに料理が並べられる。
よだれ鶏、サラダ、チーズ、ナッツ、ドライフルーツに宙斗が持ってきたフィナンシェとほうじ茶のシフォンケーキ。
シフォンケーキ、莉奈が焼いたのか莉奈母が焼いたのか宙斗には解らない。
莉奈父が莉奈母に君も飲まないか?と声を掛けると一杯だけと応えると莉奈父がハイボールを作り始める。
愛妻家であり愛娘家だろうとうかがえ知れる莉奈父の行動。
「私は…お茶にします。」
莉奈の手元にはロンググラスのなかに茶色いお茶が入っている。
莉奈父が全員分の飲み物を用意すると食事、否宙斗に取っては苦痛な会食会なのかもしれない。
−−−藍−−−
藍(興味本位で入れ替わったのは本当?莉奈に興味があるからよね?好きと言われたと言ったし…。
彼女いないのは本当そう、宙斗さんの会社、丁度友だちが勤めてるからどんな人か聞いてみよう。)
藍「〇〇、藍だけど聞きたいことがあってね。」
そう切り出し親友が宙斗と知り合ってそれで宙斗のこと聞きたいと聞くと
悪い噂は聞かないし仕事にも真摯取り組んている。
上司からは可愛がられ同僚後輩からも信頼があり、慕わられてると…。
藍「女性関係は?」
合コンに参加してるみたいだけど他の男性同僚とは違い〝お持ち帰り〟してる様子はないよ。と
藍「そう、ありがとう。」
岡田さんなら心配要らないよ。軽薄な人ではないし正義感もあるよ。
数日前に痴漢捕まえて遅刻してきたんだよ。
藍「〇〇ありがとう、また気になったことがあったら聞くかも。」
−−−永瀬家−−−
「ソーセージと紫キャベツのマリネ、美味しいですか?」
宙斗が口に運んたあとドキドキしながらな聞くと。
莉奈母「今、莉奈、料理の勉強中なのよ。」
「お母さん、恥ずかしいから言わないでよ。」
莉奈母「いいじゃないの、ねぇ、宙斗さん、何でも学ぶこと大事よね?」
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