(海斗さん?あとでメールしよう。)
痴漢から助けてくれたのは思いもよらぬ相手、海斗(宙斗)。
周りをキョロキョロと見ても宙斗の姿は見てない。
(あとでお礼の連絡だけ入れよう…。)
そしてお昼休みに連絡。
【海斗さん、朝は有難うございました、助かりました。】
しかし返事はなかった。
(私に興味ないのかな?)
「マジ!」
スマホを見ると俺が痴漢から助けたことになってるが宙斗だ、宙斗に、宙に間違いない!
(宙も尻か胸、どさくさに混じって触ったのか?)
−−−水曜日、居酒屋酔いどれ酒場、サカモト−−−
仕事をこなし…、あっという間にが水曜日。
待ち合わせ場所、ランドとは違い時間に遅れてくる、謝罪なし、先を歩く。
(お礼を言おうと思っても並んだ話せないし居酒屋でお礼言おう。)
追いつき居酒屋へ入るとマスターに挨拶をし座敷席に入ると座って襖を閉める姿がマスターにも見える。
サカモト(海ちゃんの今度の相手は俺にも挨拶するし所作もキチンとしてるしちゃんとした家の娘なのかな?)
サカモト「海ちゃん、開けるよ〜、生と生ライムサワーね。
こっちはお通しの煮しめ。」
「マスター、ありがとうございます。」
海斗「俺、人参嫌いなんだよな…、莉奈ちゃん、食べてよ。」
「それは構いませんが、スマホ鳴ってませんか?」
電話に出るとそのまま店の外へ。
サカモト「あれ、海ちゃん、電話?」
「そうみたいです。」
サカモト「自由奔放と言ったら良い言い方だけど…、海ちゃん、相手の娘、放って電話なんて失礼だ…ってそら…。」
「海斗さん、お帰りなさい、食べるの待ってました。」
ライムを絞ろうと半分に切られたライムを手にする莉奈。
マスターは宙斗が口元にシーッ指を持っていくと、ありゃまた海が宙に頼んだんだなっと。
(宙ちゃんも海ちゃんに頼まれて大変だな…、否違うか、宙ちゃんも愉しんでるのか……?)
−−サカモトが宙斗を恩人と思うようになった出来事−−−
半年くらい前か、サカモトが休みの日にデートした相手が美人局で…、それを元々知り合いの宙斗が警察沙汰になっても間を取り持ってくれた。
警官1「本当に知らなかったの?知ってたらただのかい春だよ?」
サカモト「本当に知りませんでしたって!岡田さん、証言頼むよ!」
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