ーーーーー〇〇横ーーーーー
通りはインバウンドも含め、多くの客で賑わっている。
『〇円でいいよ、〇円、〇円。』
との魚屋の声や、
も板チョコや乾物をいくつも持ち、
『これで、〇円。お客さんどう?これで〇円。』
と言いながら、さらに積み重ねて行く、菓子屋や乾物屋。
「客層は昔と違っても、活気は変わらないな…
いや、昔以上の賑わいかも。」
そんな感想を独り言ちながら
「莉奈危ないから離れないでね。」
握っていた手を腰に廻し、密着しながら歩く。
「じゃあ、食べ歩きはまた今度にして、どこかのお店に入ろうか?
別にアレルギーは無いし、嫌いなものと言えば、ほやや今まで食べたことないもの、
メイン食材で嫌いなものは……」
一瞬言い淀んだ後
「笑われるかもだけど、きくらげ以外のきのこ全般かな(笑)
食べられないわけじゃないけど、存在が見えちゃうとちょっとね…」
少し考えた後
「今日は、そこの天ぷら屋さんに入らない?
ちょっと喉も乾いたし、天ぷら摘まみながら、ビール一本だけ吞んでいい?」
ーーーーー井ノ原一家ーーーーー
朝香「ふぅ~疲れたぁ…あなたどこか座れるお店入って休みましょうよ。」
井ノ原「そうしようか、一度〇〇のこと下ろしたいから、
できれば座敷があるところがいいな。」
そう言う井ノ原の背中では、はしゃぎ疲れたのか子供が眠っている。
朝香「お座敷かぁ…定食屋さんに蕎麦屋さん、天ぷら屋さんとか…
ちょっと距離あるけど〇〇池の方にどこかあるかな?」
井ノ原「〇〇池、遠いな…でも、公園近辺だと何も無さそうだし、しょうがないか。」
ーーーーー 准一 ーーーーー
宙斗の部屋に仕掛けるためのカメラにカモフラージュを施している准一
「宙の部屋の寝室にはサードテーブルが置いてあったよな。
あそこに置物然としとけば…確かに最初からおいてあれば、何も不審がられないと…
宙は本当にそういうとこ気が回るよ、アホ海とは大違いだな。」
カメラを仕込み終え
「これであとは角度を調整してと…電源は壁から引っ張ればだし、
そうか電源タップに盗聴器も仕掛けて、声も聞かせて貰おうかな。
どんな声で啼くんだろうな。今から楽しみすぎて…」
ーーーーー海斗&沙栄ーーーーー
ランジェリーショップを出た後、プチプラのファッションショップに入る二人
沙栄「ねぇ、海ちゃんサカモトで働くのって、どんな服がいいと思う?」
海斗「エプロン以外は決まってないみたいだから、沙栄の好きにしたらよくね?」
沙栄「海ちゃんたらぁ、真剣に考えてくれて無いでしょ。もうそんなだったら、裸エプロンにして、サカモトに来たお客さん誘惑しちゃうんだから。」
海斗「やめとけ、やめとけ。大将ああみえて堅物だから、直ぐ追い出されるぞ。」
沙栄「えっ、もしかして海ちゃんヤキモチ妬いちゃった(笑)」
海斗「ば~か、ちげえよ。。ほら早く行こうぜ。」
大声で話す二人を、遠巻きにして迷惑そうに見ている店員及び他の客。
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