ーーーーー同期(調査会社所長)メールーーーーー
ターミナル駅に向かう電車内でスマホを確認すると・
佐野准一への調査依頼が来たとのメールだった。
「早速か……仕事が早いと言うかなんというか…」
返信メール
【悪いな、連絡ありがとう。今度准も含めて飲み行こうや。】
ーーーーー佐野准一へのメールーーーーー
調査会社所長の同期へメールを送った後、
「准にも言っておかないとな。」
【今電車の中で、これから莉奈とデートだから、取り急ぎ用件だけ。
准、俺と莉奈の交際に関連して、お前にも調査が入るらしい。
悪いが適当にやり過ごしてくれな。 調査会社は大学で同期だった、〇〇のところだ。
宙斗】
ーーーーーターミナル駅待ち合わせ場所ーーーーー
待ち合わせ場所に、約束時間10分程前に到着する宙斗
「良かった、莉奈より早く着けたみたいだ、まだいないや。」
そう独り言ちて壁に凭れたころ、小走りに近づいて来る莉奈
「透けて腕とか肩回りが見えてるよ。すれ違う男共が漏れなく振り返って…
あんなおしゃれしてくれて、嬉しいけど目は引くよな。
あの透けてる服も取っ払って、素肌を目にそしてその素肌を我がものにするまでもう少しの辛抱…」
近づいて来る莉奈を凝視してそんな物思いに耽っていると、おはようございますとの声。
「あっ、おはよう莉奈。凄く綺麗で見とれてた……(笑)」
莉奈と話していると、横を行き交う男の視線を感じる。
中には聞こえよがしに
「相手がどんなのかと思えばオッサンじゃん。」
「俺の方が楽しませてあげられるのにな。」
などと吐き捨てるように言う者まで。
内心、優越感と気恥ずかしさを感じながら
「目的地までの切符は買ってあるから…行こうか。」
莉奈の手を握ると、歩き出す宙斗
ーーーーー海斗マンションーーーーー
沙栄はベランダへ出る窓ガラスに手を突いて、尻を突き出す。
沙栄「アン…海ちゃん、早く頂戴よ、奥まで思い切りついてちょうだい。」
海斗「そんなに強請るなって、こんなに濡れ濡れにしてはしたないぞ沙栄。」
沙栄「そんなこと言ったって…意地悪しないで早く頂戴。
(顔はいいんだから、もうちょっと大きければ、こんな演技する必要ないのに…
本当に残念……昨日のあの双子の兄、あっちはどうなんだろ?
双子だからあっちの大きさも一緒位なのかな?だとしたらちょっと残念だけど、
同じ顔した二人の男に代わる代わる犯されて、その内にどっちがどっちか分からなくなる…海ちゃんを、お兄さんと間違えたりしたら、海ちゃん怒るかな…)」
海斗「ほれ挿れるぞ沙栄。」
ーーーーーチェーン喫茶店ーーーーー
以前宙斗を担当した調査員が喫茶店のドアを開け店内を見渡すと、
奥まった席に見知った莉奈母の顔と、隣に初見の莉奈父の姿。
そちらに近づく調査員
調査員「永瀬様、お待たせしてしまったようで申し訳ございません。」
そう言い席に着く調査員に、飲み物を聞いた莉奈母は、店員に注文を済ませると、
莉奈母「いえ、私達も来たばかりですので……隣は私の夫です。」
莉奈父「初めまして。先日はありがとうございました。今回も宜しくお願いします。」
店員が飲み物を持ってきたため、会話は一時中断。店員が下がり、
調査員「またのご依頼ありがとうございます。
今度の調査対象は、前回対象の岡田宙斗様の従兄の方、
名前は佐野准一様でよろしいでしょうか?」
莉奈父「ええ、それで構いません。」
調査員「調査対象の方のお顔は分からないんですよね。
それですと前回よりは余計に調査期間が必要になってしまいますが…
それと立ち入ったことを聞いてしまいますが、調査の目的は…
それとどういったことを調べれば?」
莉奈父「そうですね顔は分かりませんが…
(宙斗君に言えば写真位見せてくれるだろうが調査するのを知られてもな…)
期間は承知しました。
前回調査していただいた岡田宙斗君と私達の娘が交際することになりまして…
宙斗君の話だと、従兄の佐野准一さんと付き合いが割合深いみたいで…
もし将来、娘と宙斗君が結婚というようなことになれば、その従兄とも付き合いが出てきますので、前もってどんな人かと…」
調査員「そうですか。(溺愛というより親バカって言った方がいいかも…)
では、調査内容としては借金とかのお金関係と交友関係が主でよろしいでしょうか。」
莉奈父「それで結構ですが、あと女性関係も。あるかどうかは分かりませんが、
娘には修羅場とか見せたくはありませんからね。」
調査員「分かりました、では早速調査に入らせていただきます。
あと恐縮ですがもしお顔が分かる写真等入手できた場合に、
お見せいただくことは可能でしょうか?」
莉奈父「分かりました。もし入手できた時はお送りします。
でもあまり期待しないでください。」
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