「んっ・・んっんっ」
ようやく中に祐一のものが入ってくる。痛くないか問われて頷く。
天音に覆いかぶさり、ぎこちなく腰を動かして出し入れをする祐一の表情は余裕がない。必死なのが様子から見て取れる。
(なんで、こんなに、ちがうの)
気持ち良くないわけではないが、博昭とは何もかも違った。サイズ?動き?よく分からないけれど、体がもっと、と求めている。無意識に腰が動いて、欲しい場所に当たるように導く。
祐一は、温かく締め付けられながら、いやらしく腰を動かす天音に「天音も気持ちいいんだ」と解釈をして内心喜んだ。
あっという間に高まって、出る直前に天音から引き抜くと天音のお腹に出してしまった。
「はあ、はあ、気持ち良かったよ、天音はどうだった?」
満たされた表情でそう尋ねる。枕元のティッシュを借りるね、と言って取ると、天音のお腹と自分のやわらかくなっまものを拭いた。
「気持ち良かったです・・」
消え入るような声だった。初めての行為だったから恥ずかしかったかな、余裕がないのかもしれないと考えた祐一は、天音に軽いキスをする。
もう寝ようか、と言って自分と天音の衣服を整えた。
「天音、ありがとう、おやすみ、大好きだよ」
そう言うと、またキスをして眠りについた。
(なんで、きもちよくないの、あたしがおかしいの?アイツが言うことが正しかったの?)
頭の中でグルグルと考えてしまう。
しかも中途半端に火がついた体はおさまらなくて、もぞもぞと何度もベッドの中で寝返りをうつ。隣の祐一は気持ちよさそうに眠っている。
アイツはもう寝た?何をしてるんだろう、と思考が動いて眠れない。博昭を気にかける自分に嫌気が差して、何度も寝ようも目を閉じる。
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