(な、なんで…こんな事に…何とかして助けないと…)
だがナイフを首元に突き付けられた状態で椅子に座らされると、あっという間に拘束されてしまった。
声を荒げるでない静かな脅しに余計に恐怖が増し足が震えている。
(く、組の…人…が、なんでうちになんか来たのよ…)
だがこの設定に疑う余地もなく「お願いします…暴力だけは…命だけは…」
残った朝食を食べ終えてタバコを吸う男にようやく声を発した。
代わりに男が質問してくるが答えずにいると、主人の頬にナイフを当てて脅してくる。
「ご、ごめんなさい…み、美里…です。年は23です…」
そう答えるのが精一杯だった。
【わかりました。のんびり気長にお願いします】
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