(電車出ちゃ…った…)
見慣れた駅が流れていくのを視界に捉えながらスカートの裾をギュッと握っていると肩に手を置かれ囁かれた言葉に、なんと答えて良いか分からず快感の色が残った視線を彷徨わせ。
鞄の外側ポケットに入れっぱなしだった学生証が抜かれた事には気付いていなかったが、自分の名前を呼ばれ僅かに目を見開き。
次の駅で電車が止まると同時に肩を抱き寄せられビクッと身体を強張らせるが抵抗する事なく、駅に降り。
普段降りることのない駅で降りると背後で電車が発車する音を聞くと逃げられないという事実にゴクリと喉を鳴らして視線を下ろし。
はい、大丈夫です!よろしくお願いいたします。
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