なんとかバイト初日を終えて夕飯を迎えた。
てっきり屋台で売っていたものと同じようなものが出てくるかと思ったが、それに反してテーブルに並んでいたのはBBQメニューだった。
「わ♪こんな美味しそうなもの食べていいんですか?嬉しい〜♪」
店を閉めて気が抜けたのかリラックスした様子で食事を取るゆきの。
以前は飲めなかったお酒も今は気にせず飲めることで気が高ぶったのか、薦められるまま喉に流し込んでいく。
飲めるようになったとはいえまだアルコール配分が分かっていないゆきのに酔いが回るのは早く、食事を初めて数十分も立たないうちからフラつき始めていた。
「新しい水着ですか…?でも、これ小さくないですか…?」
酔いが回って少しぼんやりとした目で渡された水着を見る。
怪訝そうな顔のゆきのに構わず隣に座ったカイセイは後ろから抱き込むようにして水着をヒラリとゆきのの胸元に合わせてきた。
「やっぱり小さいような…これに着替えなきゃダメですか…?」
酔っているせいか密着してくるカイセイより水着が気になっている様子のゆきの。
それもそのはずで、今着ているビキニでさえ裸エプロンに間違われるくらいなのだからそれよりもサイズが小さいとなると躊躇してしまう。
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