2025/08/15 22:14:56
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やりとり当初と比較すれば変化も顕著。
自尊心が目立つ言動の合間に見えるのは、知らない自分、知らない興奮に焦がれているかのような言動。
「いいねぇ…。
もちろん、行動の事実確認は出来ないが…、雰囲気を見るにごっこ遊びをしてる訳でもなさそうだ…。
よっぽどの変態が今まで我慢して、我慢して生きてきたんだろうな…。
何がきっかけかは知らないが、スイッチを入れてくれたやつに、出来事に感謝したいもんだぜ…。」
当然、きっかけが自分が忍ばせていた雑誌だとは露知らず。
真奈美の変化をより楽しもうと思慮を巡らせるようになっていく。
《随分上手に出来たみたいですね…?
褒めて上げますよ、真美さん…。
普通ならなかなか上手くは行かないもの。
恥ずかしくてそんなこと出来ない…や、
どうして見知らぬ男の言いなりみたいにならないといけないのか…。
と、ふと我に返って自制してしまう。
でも貴女にはそういうところの心配はなさそうですね…。》
少し意地の悪い言葉を選んでは煽るように、男の言う「普通」と比較する。
「良い玩具…、良い玩具…くくっ…。」
少し歪んで見える男の表情。
見知らぬ女、とはいえ、自分の思うとおりに従い、羞恥を晒す様に興奮も一入。
「しかし、いつまでも会社で油を売る訳にもいかないだろうな…。
一時の迷い、冷静になれば返事も無くなるのがオチ…。
よし…。」
結局のところ、今の男はいくら企んでも出来ることは文字で煽り、辱め、指示する程度。
こちらから求めていくような言葉運びはかえって逆効果になることは、それとなく想像出来ていた。
だからこそ、思い出す機会。
あるいは思考を、願望を縛られた感覚を少しでも刻みたい。
《それにしても…、貴女はいったいいつまで帰宅もせずに痴態を晒すのでしょうね…?
もうかれこれ1時間はゆうに経過している…。
残業…だったんでしょ?
それなのに貴女は部下達をおかずにして、見知らぬ男の指示で恥ずかしい自分を晒す時間を過ごしている…。
勢いで求めすぎては行けませんよ…?
冷静になってもなお、じっくりと恥ずかしい自分を晒し、従うことが更なる興奮と快感を生む。
帰宅しても、この一時間の行動をよく思い返してくださいね…?
そして何より明日は、部下の。
可愛い部下の反応はちゃんとチェックしてもらわないと、楽しみも半減というもの…。
貴女の厭らしい汁に、匂いに気づくでしょうか…?
気づいて欲しいですか…?
心と身体に…尋ねてくださいよ…。
淫らな汁が溢れる穴はなんと言っていますか…?
貴女の敏感な部分はなんと言っていますか…?
貴女の中にあるもの。
教えてくださいよ…。
まだ…足りないんでしょ?
いえ、もっと…知りたいでしょ?》
踏み込みすぎず、煽る言葉。
自らの、真奈美自らの足で踏み込ませるために。
「日を跨いでもやり取りが続けば、ひとつ。
やり取りがもっと個人的なツールに切り変わればまたひとつ。
叶えばもっと楽しめるようになりそうだな…。
まぁ、真美…次第ってところか…。」
不確定なやり取り。
しかし、男はなんとなくだが、この女とのやり取りの継続、あるいは進歩を感じていた。