2025/07/16 20:43:54
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浴室のドアをそっと開けた瞬間、湿った空気と一緒に、母さんの掠れた吐息が耳に飛び込んできた。薄暗い照明の下、母さんがタイルの床に腰を落とし、吸盤付きのディルドーに跨がっている姿が目に入った。ピンク色の器具が二つ、床に不自然に突き刺さっていて、エネマシリンジのボトルが脇に転がってる。
「…お母さん?」
私の声は静かだったけど、浴室の反響で大きく響いた気がした。母さんの動きがピタッと止まって、汗で濡れた顔がこっちを向いた。驚きと、なんか…恥ずかしそうな、でもどこか諦めたみたいな目。
「美沙子…! どうして、こんな時間に…」
母さんの声は震えていた。タオルを掴もうとしてるけど、手が滑ってうまく取れてない。あの焦り方、なんか痛々しい。
私は、お母さんがこういうことしてるのを前から知っていた。
高校生の頃に、お父さんとの行為を見てしまっていたからです。
「うん…私、前から知ってたよ。」
言葉が自然に出てきたけど、言った後でちょっと後悔した。母さんの顔がサッと青ざめたから。
「美沙子…知ってたの?」
母さんの声、ほとんど囁きみたいだった。目を逸らして、唇を噛んでる。
私、黙って頷いた。
「…いつから?」
母さんが聞いてきたけど、私は首を振った。
「結構前から。気にしないで、お母さん。私、別に…責めてるわけじゃないよ。」
「美沙子…いつから、知ってたの? 本当に?」
お母さんがもう一度聞いできました。目が潤んでて、でも私から目を逸らさない。まるで、私が知ってることを全部話してほしいって言ってるみたいだった。
私は一瞬、言葉に詰まってしまう。高校生の頃、あの夜のことを話すべき? 父さんと母さんが、なんか…普通じゃないやり方で愛し合ってるのを見たことを。
「…高校の時、お父さんとお母さんが…その、寝室でしてたの、見たの。それから、今でもお母さんが一人でこういうことしてるの、なんとなくわかってた。それに興味もあるよ。」
言ってしまった。心臓がドクンって跳ねた。でも、スッキリした。お母さんの顔が一瞬、固まって、目が丸くなって、口が少し開いたまま。そりゃそうか、娘がこんなこと言うなんて、普通はびっくりするよね。
「興味…? 美沙子、なに…?」
お母さんが言葉を詰まらせながら返した。
「お母さん…今も誰かいるよね。その…お父さんじゃなくて、ご主人様って言っていいのかな?」
そこまで言うと、お母さんは私がそういう行為を理解しているんだという、ちょっと安堵した顔になった。
「私も、その、、お母さんと同じでマゾなの…その、だから、私もされてみたいの。」
そこまで言うと、ディルドがささったまま、動かなかったお母さんのお腹がぎゅるぎゅると鳴ら音が聞こえてくる。
【気になる書き方は、上書き修正されてかまいません。よろしくお願いします。】