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2024/07/23 19:26:58 (j78zfygV)


花崎瑞樹は今年入社の新人社員の教育係です。会社は昔気質の男尊女卑の空気がある少し居心地の悪い職場ではありました。
優しく丁寧に仕事を教え、褒めて伸ばすような憧れの先輩でしたが、ある時見積書の数値の桁を間違えるという大きなミスをしてしまい、新人くんのカバーで各所に頭を下げたりしてくれました。
多大な迷惑をかけてしまったのですが、「誰でも間違える時はあるよ」と逆に慰める始末。
より一層尊敬の念を覚えるのですが…

ーーーーー忘年会ーーーー
「お前の教え方が悪いから新人がミスしたりするんだろ」
「やっぱ前みたいにお茶汲みでもしてれば?」
強制参加の飲み会で、花崎は責められ頭を下げ続けてました。
そして、贖罪ということで盛り上げ役に任命された花崎は服を脱ぐように指示され…

【憧れの先輩が強制飲酒や見せ物にされるシチュエーションです。新人君役か責め側の男連中を募集します。好みやNGを軽くお話ししてからやりたいです。】
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投稿者:斎藤 ◆CAWsgs3XCg
2024/07/23 19:31:57    (5BaXaDFb)
【こんにちは。

気になる内容でしたので、レスを入れさせていただきました。
お好みの行為や流れなど、ご相談可能であればご相談後、嗜好が合えばお相手お願いできればと思っています。

こちらは日に何度もレスを返せる日はそんなにない為、置きレス前提である程度の文章量500文字~1000字程度以上でやり取りが叶えばと思っております。
宜しくお願いいたします。】
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投稿者:花崎 ◆1Cz5bN8eQk
2024/07/23 20:12:41    (KyqwOQxM)
【レスありがとうございます。
こちらの好みをお伝えしますと、セクハラ/ハラスメント行為/強制飲酒/女尊男卑/輪姦/小スカ(飲もOK)/脅迫や強要/暴力的行為/NTR(BSS)/ネチネチとした言葉責め
などです。


文章量、置きレスともにこちらも可能です。
どうしても夜のお返事や仕事の場合によってはお返事が返せない日も出てくるかもしれません。
それでもよろしかったらよろしくお願いします。
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投稿者:斎藤 ◆CAWsgs3XCg
2024/07/23 20:30:18    (5BaXaDFb)
【お返事ありがとうございます。

概ね好みではあるのですが、暴力や流血の類は苦手ですね。
また本番行為の場面がずっと続くような流れは苦手でして、
避けたいわけではないのですが、私の語彙力の問題で同じような状況がずっと続いてしまうような感じになるのがだめですね。
一時的にそう言うシーンがちょこちょこある分には問題ないです。

上記のこちらのNGあるいはそれに近い嗜好が、花崎さんに好ましくない場合はここまでになりますが。
念のため、上記を許容いただけた場合で、もう少し描かせていただきます。

状況に合わせて、新人あるいは責め側の男達はこちらで描かせていただこうと思っていますが、
新人の性格や容姿、振る舞いや花崎さんへの感情などをどのような感じが希望かをお聞きできますか?

流れ的には事の発端は、新人のミス…。
そして矛先が忘年会で教育係である貴女へと向く。
その場の流れや勢いで、常軌を逸した辱めを受ける、ような流れにはなると思いますが、あくまでそれも序章にすぎず、それ以降も、むしろそれをネタに各所から理不尽な辱めを受け続けるような感じ…でしょうか?

あるいはこの一連の流れが、新人教育を貴女が堪能することになった時点で新人すらも抱き込んだ貴女の周囲全てが貴女を辱めるための策略だった…、なんてこともありますか??


いろいろ先走ったお伺いを立てましたが、私のNG部分も含めてまたご検討をお願いできればと思います。
私の好みで言うと、淫語・自慰・放尿・奉仕・露出・焦らし・舐め、あたりです。
この中に避けたいものがあれば教えてください。

頻度に関してはありがとうございます。
私の方は、2,3日に1回程度でレスを頂ければ問題ありませんので。
もちろん、体調等もあると思うので、必ずしもそうである必要もありません。】
5
投稿者:花崎 ◆1Cz5bN8eQk
2024/07/23 20:57:56    (mniv1eE1)

【ありがとうございます。
こちらも好み全てを押し付けるつもりはありませんので、暴力表現等については無理する必要はありません。直接的な暴力でなくても、高圧的な態度とかも好みだったりもします

こちらの当初の考えとしては、新人くんは純朴なタイプで、後輩気質なイメージでした。容姿等は特に劣っておらず、就活に失敗しつつも、なんとか内定が取ることができた新卒という感じです。

花崎に色々教わりつつ、体育会系的な職場のノリに居心地悪さを感じつつも、優しくて面倒見の先輩に対し、憧れや好意を抱くような感じです。

花崎はこの雰囲気の職場で食い物にされないために、成績はトップ周辺をキープし、難癖をつけられないように立ち回っていたものの、新人教育を押し付けられてしまい、それが結果的に致命傷になってしまったという感じです。

後輩くんは自分のせいで辱められる先輩に罪悪感を覚えつつ、痴態を見てドキドキしてしまい、鬱勃起してしまいます。

花崎は花崎で、もはや取り繕いようもないのに、後輩くんの前では少しカッコつけてみたり、面倒見のいい、いつもの調子を頑張って見せたり…、みたいな感じです。

飲み会が終わった後も、もはや花崎は男性職員の食い物にされており、その後も好き放題されてしまい、(実は転職先を探していた)花崎も、写真や動画を多数収められ、逃げられず…といった感じで考えていました。

以上はすべて私の当初のイメージであり、もちろん変更等は可能です。

また、お好みのところで行くと、露出や奉仕、淫語、放尿等も好みであります。
社内外で露出や奉仕を強要されたり、普段先輩面を見せている新人くんの前で情けなく放尿させられたり、などドキドキするものがあります。】
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投稿者:斎藤 ◆CAWsgs3XCg
2024/07/23 21:09:37    (5BaXaDFb)
【ご配慮いただきありがとうございます。
もちろん、暴力的な表現や流れを好まれる方だということは念頭に置いて展開は描かせていただこうと思っておりますので。
頻度こそ控えめでも、ある程度はそう言うシーンも慣れないなりに頑張れればと思っています。

背景的な部分もご説明頂き、ありがとうございます。
イメージを掴むことができました。
鬱勃起…、新人も真面目に尊敬はしていても、結局中身は男…ということでしょうか。
そんな自分を尊敬していることを知っている後輩が、自らの痴態で目を背け包むも股間がぐっと持ち上がっていくその瞬間を目にしてしまった時…先輩としてどんな言葉を送るのでしょうね…。

展開もいろいろと考えておられて非常に魅力的です。
既に現実的、の領域は逸脱しておりますが、その中でもどう考えても警察沙汰だろ、みたいな好き放題、ではなく、なんちゃってリアリティは意識しつつ、逃げるに逃げられない、飼殺されるような感じで描いていけるといいなと思います。】
7
投稿者:花崎 ◆1Cz5bN8eQk
2024/07/23 21:29:58    (ziOP1ndv)

【こちらこそご配慮いただきありがとうございます。暴力的なものはやはり好物ですが、好き嫌いはお互いに尊重しつつ、楽しくやれたら嬉しいです。幸いにもこちらは好みの範囲が広いので、色々楽しめたら良いですね。
今更ながらですが、こちらのNGとしては『快楽堕ち』と『媚薬』になります。
媚薬は好みではありませんが、違法薬物を使用したキメセクは好みですので、もしお好みでしたら使用してもらっても構いません(ややこしくてすみません…)。

新人くんも「あんなのおかしいです!」「いざとなったら、絶対自分が守ります!」みたいなことは言いつつも、結局助ける勇気なんかないし、そのくせ花崎の肌や痴態に鬱興奮してしまうような、真面目で誠実な、でもやっぱり情けない男の子だと嬉しいですね。

なっちゃってリアリティは大変好みです。
例えば露出強要されるとしても、「繁華街を全裸で連れ回される」より、「路地裏に連れ込まれて、ショーツを脱いで手渡すよう指示される」「喫茶店のトイレでフェラチオを強要される」みたいな方が好みです。
当然ですが、写真や動画が抑えられていようと、警察や弁護士、労基に相談するのが当たり前です。とはいえ、それをしてしまったら裁判イメになってしまいますので、ある程度ご都合主義な感じで、会社に飼い殺されるような感じで行きたいと思います。

こちらのキャラのイメージとしては、

花崎瑞樹(24歳)
栗色の髪に緩くふわふわなウェーブパーマをかけたロングヘア。大きな瞳と高い鼻でハーフモデルのような外見。
胸が大きくFカップだが、男からジロジロ見られたりするため、本人的にはコンプレックス。
入社して、すぐに男尊女卑的な空気を感じ、就職先を誤ったことを悟るも、同期で入社した年下の女の子をセクハラから守るために会社に残った。昨年度末にその子も辞めてしまい、いよいよ転職先を探していた時に、新人教育を(ほぼ無理やり)押し付けられ…

みたいな感じで考えています。
もし変更したい点などあれば、遠慮なくお聞かせください。
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投稿者:斎藤 ◆CAWsgs3XCg
2024/07/24 08:51:31    (Usi/vb23)
【好みの範囲が広い、ことに感謝しかないです。
ありがとうございます。

とはいえ、「貴女自身の身体が悦ぶポイント」というのは必ず存在すると思うので、
いくら「ある程度好みに添っている」としても、「一番重要視したいところがズレている」ようであれば、冒頭だろうとある程度進行しようと気にせずおっしゃってください。
こういう環境ですので、「待ってていい」のか「終わった」のかの判断がつかないのが一番困るので。
もちろんお互いにだと思いますので、何かあれば私もお伝えするようには致します。

例も丁寧にありがとうございます。
なんちゃってリアリティが伝わって嬉しく思います。
まさにそのようなことを考えていたので。

プロフィールもありがとうございます。
特に異論はないので、そのまま対応させていただこうと思います。

本日は夜のお返事になると思うので、差し支えなければ書き出しを頂けるとありがたいです。
こちらへの要望も記載いただければ、それを反映させてお返事いたします。

宜しくお願いいたします。】
9
投稿者:花崎 ◆1Cz5bN8eQk
2024/07/24 19:52:09    (ZujYAJ4L)

「今日よろしくね、斎藤くん。私が色々教えることになった、花崎瑞樹です。えっと、今日はフロアとか仕事内容の簡単な説明と、午後は私の営業周りについてきてもらって、雰囲気を見てもらおうかな。…実はさ、職場の雰囲気あんまり良くないんだよね。だから、私たちだけでも仲良くやろうねっ。」

第一志望から第三希望、それ以降もことごとく御祈りメールが届き、もはや縋るように受けた面接にやっと合格した斎藤。
緊張しながら出社した彼を待っていたのは、栗色の髪を緩くふわふわにウェーブをかけた、女先輩だった。

「んーっと、じゃあ、席に案内するね。私の隣だから、なんかあったらすぐになんでも聞いていいからね。」

職場の雰囲気が悪い。
そう言われて、少し緊張しながらも席に荷物を置き、午前は色々説明やら何やらを受け、午後は外回りについていく。

「はい、ええ、はい。…えーっ!?社長、お世辞ばっかりお上手になって…っ!」

名刺交換させた斎藤の横で、取引先の社長と雑談を交わす花崎。
ブラウスにパンツスタイルのスーツだが、初見の斎藤でもわかるくらい胸元がパツパツに張っており、パンツスーツの臀部はぷりぷりに膨れている。
案の定、取引先の相手は胸元に視線がいっており、厭らしい目つきに思えた。

「はあ、疲れた疲れた。あの社長は大口契約結構してくれるし、基本はいい人なんだけどさ。…毎回食事だの飲みだの行ってくるんだよねー…、結構それがしんどいっていうかさ。」

帰りの電車に乗りながら、緊張をほぐすように努めて話しかける。
実は同期で年下の可愛がっていた後輩が辞めていき、転職先を探していたのだが、押し付けるように新人教育を頼まれた。
新卒ということだけは聞いていたので、女子だったら守らねばならないし、男子なら『他の連中』みたいにはなってほしくなかった。

(斎藤くんは良い子そうだし、要領も良さそう…。上の人に可愛がられるタイプっぽくもあるし、ある程度教え込んで、あの職場でも負けないくらいの力をつけてもらって、私は転職って感じかな…。)

斎藤の面倒を見切ってから職場を辞める。
そう決めたのだったが、それが仇になるとは思いもしていなかった。

それからというもの、花崎はほとんど付きっきりで斎藤をサポートし、20時過ぎくらいから自身の仕事を片付ける生活が始まった。

「うん、…うん。契約書できたね。じゃあ、あしたこれ先方に送って確認してもらおっか。今日はもう帰って良いよ、気をつけてねー。」

(これからメール片付けて、ああ…、○○社長に請求書作って送らないと…。このままだと営業成績やばいかもな…。でも、斎藤くんほっとくわけにいかないし…。なんとか中位くらいを目指して今月はやり過ごそう…。)

斎藤のサポートはかなりの重荷になっていた。他の人間には頼れないし、任せられない。
かといって、自分の仕事もしないと、営業成績がまずい。心配し、「手伝う」という斎藤を半ば無理やり帰し、ふう、と大きくため息をついてパソコンに向き合う。

これまでほぼトップ層に居続けた花崎への嫌がらせ目的の新人教育押し付けだったが、かなりの効果が出ていた。

他の職場の人間は、花崎から言わせて貰えば、『クズ』しかいない。

「…ざけてんのかっ!電話もまともに取れねえんなら、学生からやり直せっ!!」

トイレをしていた花崎にすら聞こえる怒号。
慌ててトイレから飛び出て、頭を下げていふ斎藤の元にかけつける。

「な、なんですかっ!?この騒ぎは…っ!」

聞くと、斎藤が電話の取り次ぐ先を間違えたらしい。まだ入社したばかりで人の名前を覚えていないうえ、花崎が意図的に他の社員から離しているせいもある。


「そもそもお前みたいな小娘の分際で、人に物教えるなんて早いんだよ。だから、コイツもダメなんじゃねえのか?」

「電話の取次くらいであんなに怒鳴る必要ないでしょう。それに、コイツとかいうのはやめてください。斎藤くん、です。…斎藤くん、取引先の約束、12時からでしょ?そろそろ行かないとまずいんじゃない?」

もはや恫喝に近い態度の上司を睨み返し、きっぱりと言い返す。こうでもしないと、少しでも弱みを見せれば一気に食い物にされる。
そう感じていた花崎は斎藤の手を引いて、無理やり職場から飛び出した。

「ごめんね、おトイレ行っててそばにいれなかった。気にしなくて良いよ、あんな奴のこと。それより、本当は14時からの約束だよねー。二人でご飯食べて、喫茶店でゆっくり休んでから行こっか。」

ほぼ毎日朝から晩まで一緒にいる二人。内部の仕事も一緒、外回りも一緒。優しく、容姿も優れている花崎に、斎藤が憧れを抱くのは早かった。
斎藤が初契約取れたら二人で飲みに行き、外回りの最中に二人で食事をとり、仲が深まるのに時間はかからなかった。

そんなある日のこと。

「あー…、請求書の金額、間違えてるね…。うーんと、…、そっか、契約書と仕様書の段階ですでに金額がズレてるんだ…。」

斎藤のケアレスミス。
数字間違いであり、先方に謝って差し替えれば済むだけの話だが、今回はそうも行かなかった。
すでに請求書も送っており、入金が確認できた後に発覚したのだった。

「とりあえず、これから謝りに行こう。ここの人、私親しくしてるし、私が頭下げればなんとかなるって。大丈夫大丈夫っ!さっ、早く行こっ」

落ち込んだ、青ざめた表情をしていた斎藤に、励ますように明るく微笑みかける。
しかし、内心は…

(頭下げて、許してもらって…。その後工場の方にも行かなきゃな…。それから請求書を作り直して…、あー、いや、契約書からかな?…私の仕事ほぼできてないや、かなりまずいかも…。)

泣きたいのは花崎の方でもあった。
それから謝罪行脚から書類を作り直し、すでに入金された額の返金手続きなどの日々が続き、いよいよ月末を迎えた。

壁一面に大きく営業成績が張り出される。

花崎は最下位だった。

「……、ぁ、その、明日の飲み会、斎藤くん来るの…?」

「すみません、僕のせいで」と謝る斎藤に首を振りつつ、恐る恐る尋ねる。
とはいえ、返ってくる言葉は想像に難くない。
偶数月に行われる飲み会は強制参加であり、出ないという選択肢は与えられない。
新人である斎藤が出席するのは当然だろう。

「…うーん、そっかあ…。そうだよねえ…。…私さ、成績最下位だからさ、ちょっと怒られるかもしれないんだよね。…カッコ悪くてみっともないところ見せちゃうかもだけど、あんまり見ないでね。」

(絶対ぐちぐち詰められるよなあ…。酒が入れば当然だろうし…。斎藤くんに弱いところ見せたくないなあ…。)

営業成績最下位のものが詰められるのは何度も見てきている。
しかし、女性社員が最下位になった際のことは見たことないが(新年度を迎えてからは、若い女性社員は花崎のみ。)、この男尊女卑的な空気の職場にあっては、詰められ方は想像に難くない。

これまで幅を利かせてきた花崎相手であり、鬱憤を晴らす機会だと思っているに違いない。

ただ、その想定すらも甘いものになるとは知る由もなかった。


【ありがとうございます。いろいろ書いてみましたが、要は斎藤さんとは仲睦まじく、先輩後輩していたよ、ってことです。
飲み会の会場になる居酒屋の想定なのですが、社長の知り合いがやっている小料理屋風居酒屋であり、2階が泊まれるスペースになっているような感じです。当日は貸切となり、この会社以外の人間はいないような感じ、でどうでしょうか?
こちらのレスで、わかりにくい点など多々あるかもしれないので、遠慮なく聞いてください!】
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投稿者:斎藤 ◆CAWsgs3XCg
2024/07/24 20:26:49    (Usi/vb23)
「あ、はい…。
2か月に1回の飲み会は全員参加…とお聞きしました…。」

4月入社の斎藤。
魅力的な教育係に恵まれた、と思ったのも束の間。
挨拶ついでに聞いていた職場環境の悪さを肌で感じている中で初めて迎える、恒例の飲み会、なるものについての話だった。

飲み会そのものが嫌いなわけではなかったが、普段から柔らかい笑顔を崩すことのない花崎の少し曇った表情を見ていれば、ミスを重ねる新入社員とてある程度は想像ができてしまう。
ろくでもない飲み会なのだろうな…と言うことは。

先輩とは言っても、年齢はさほど変わらないと聞いている。
何度も、こんなに良い人がなぜこんな会社に残って頑張っているのか、聞きたくなるほどいい意味で浮いた存在に映っていた。

一周回ってなんで怒鳴られているのかもわからなくなってしまう職場環境の中で、自分のミスも自分事のように。
真摯に、ひたむきに接してくれる花崎という先輩。

「あの…、何かあっても、ほら…だいたい俺のミスが原因じゃないですか…。
ちゃんと、謝ります。
先輩の所為じゃないですから、むしろそれをかばって一緒に謝ってくれて…、ほんと…何時もすいません。

だから先輩は…、かっこ悪くなんかないです…。
かっこ悪いのは…あいつらじゃないですか…。」

あいつら…、と口にしながら、普段から何かにつけて罵詈雑言を浴びせてくる諸先輩方に視線を送る。
もちろん、面と向かって口答えするほどの経験もなければ、男としての意地、のようなものもない。
体裁を繕うように、そう言ってはみたものの、自分の代わりに怒鳴られている花崎の間に入って謝罪、という行動に結びついたことは一度もなかった。

仕事自体は真面目に取り組んでいる。
普通の会社で、普通の環境に恵まれれば、普通の結果を残し、普通の生活ができるタイプの人間ではあると思う。
しかし、肝心なところでは委縮してしまい、開いた口からは言葉は出てこず、そのまま閉じてしまうのだ。

そんなたらればを、入社から何度口にしたことか。
そんな根っこの弱さ…、それが結果花崎の心をさらに追い込む形になってしまうとは、花崎はおろか、斎藤自身もわかっていない。



……

「やっと飲み会月じゃないか…。
先月、今月と花崎の成績…把握してるよな…?」

「あぁ…、上手くいったんじゃないか…?
あの斎藤とか言う新人…、頑張っちゃいるが…、その頑張りがちょうどいいネタ、になってくれそうだもんな…?」

「確かに。
それにつけて、花崎のあの無駄に高いプライド…、へし折るにはいい機会じゃないか…。
唯一の拠り所だった、同期も…止めちまったしな…?何ちゃんだっけ…?」

「忘れちまったな…。
ちょっと飲み会でふざけただけなのによ…?その付けも、花崎に清算してもらうとするか…?
楽しみだねぇ…。」

花崎たちの飲み会への懸念は的中していた。
いや、それ以上の状況が巻き起ころうしてしているかもしれない。

社御用達の居酒屋。
そこで行われる定期的な飲み会は、関係者以外がほぼ立ち入り禁止のブラックボックスのようなもの。
それが、じわりじわりと暑さも増してくるこの季節に、やってこようとしているのだ。


「おい、花崎。
今回の飲み会は斎藤の歓迎も兼ねてんだ。
遅れんなよ?先行ってるからな?」

いつものように膨大な業務を花崎…ではなく、斎藤に押し付けることで、それを良しとしない花崎が身代わりになることを想定した業務振り。
確実に間に合わない飲み会開始時間からの参加は、狙った引き金のように男たちをにやつかせ、我先にと社を後のしていった。

「お、俺も急ぎます。
俺のせいで先輩ばっかり怒られるのはほんと、勘弁なんでっ。」

と息巻いて業務に取り掛かるも、当然というべきか開始時間はまもなくという時間に。


【とても分かりやすい導入でありがとうございました。
補足も入れてくださっているので、何一つ違和感も抵抗もありません。

あとはこちらがどれだけ期待に応えられるか、にかかってきますね。
頑張らないと。

こちらの体型や容姿などにお好みはありますか?
あるいは周囲の諸先輩方の体型等も含めて。】
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投稿者:花崎 ◆1Cz5bN8eQk
2024/07/25 00:21:51    (0d8yg5Ol)

「いいのいいの、斎藤くんは気にしなくてさ。そもそも契約書とかちゃんとチェックできてなかった私の責任だし。せっかく契約取り付けたのに、ケチつけちゃって本当ごめんね。」

斎藤がミスを犯した契約も、自分の成績を少しでも上げようと、ちょっと任せきりにしてしまった部分があった。
そのせいで、チェックが漏れていたこともあり、単純な数値ミスとはいえ、花崎の性格からして、完全に斎藤のせいにもできない。

「あははっ、その気持ちだけで十分だよ。とりあえず、お昼食べて飲み会のことは忘れちゃおっか。景気付けにお寿司でも奢ってあげるからさ」

自分のために憤ってくれる斎藤に優しく微笑みつつ、腕を引いてこっそり社外に出る。
二人揃って外出するところを見られると、「またサボりか」「ホテルで教育でもしてのか?」と悪口が飛んでくるためだ。

花崎はもう飲み会のことはなるべく考えず、自己の契約はさておいて、斎藤の契約本数を伸ばすことにした。


……

「…ねえ、なんで私トイレ行ってる間にこんなに仕事振られてるわけー…?」

今日は飲み会当日。
強制参加であるため、各々午後は基本的に簡単な仕事のみ行う。御多分に洩れず花崎達も軽い書類整理や取引先面談のフィードバックを行なって定時に終わるつもりだったが、花崎がトイレに行っている間に、大量の仕事を任せられた…、もとい押し付けられて右往左往している斎藤がいた。

ゲンナリとした表情を浮かべつつ、机に広がる書類に手をつける。「ごめんなさい…」と間に受けて謝る斎藤の頭を軽く撫でつつ、

「嘘嘘、冗談だって。それより、こっちこそごめんね…。ほら、私職場で浮いてるというか、孤立してるし…、それが先輩になったからには、こういうとばっちりもあるよねえ…。」

花崎からすれば、自分のことで斎藤を巻き込んでしまっている感覚だった。
昨年まで妹のように可愛がっていた同期の結衣ちゃん。小柄で愛嬌のあるタイプで、本当に可愛らしかった。

しかし、ここでは狼の群れに混じる子羊であり、目を離すとセクハラされたり、嫌がらせを受けていたため、何度も間に入っては守ってきたのだった。

(結衣ちゃんどうしてるかな…。少なくともここよりかはいいところで働けてると思うけど)

仕事を押し付けておきながら、偉そうにノシノシ退社する男達を睨みつけつつ、嫌味なセリフにも無言で対応する。
「遅れんなよ」というくせに、明らかに終わらない量を与えてきている。
しかし、放って飲み会に向かえば、明日大きなトラブルが待っていること間違いない。

「はあ…、あとはえーっと…?コピーして、ホチキス留め…、30組み…!?終わるわけないじゃんこんなのー…、ねえー…。」

預けられた仕事はほぼ単純作業。
どう考えても今日やらなきゃいけないことではないが、やらなければ槍玉に挙げられるのは、任せられた斎藤。

ぶつぶつ二人で愚痴を言いつつ、ちょっとふざけ合いつつ、仕事を片付けていく。

「ねえ、斎藤くんってさ、彼女とかいるの?…えー、意外っ。結構モテそうなのに。からかってるわけじゃないって!真面目で優しくて好青年じゃん、女の子は放っとかないって。」

ぱちっぱちっとホチキスを綴じる音だけがオフィスに響く。時計の針は飲み会開始時間を指していた。

「ん?私?…彼氏いないよー。こんな職場じゃ出会いもなければ、出会いに行く時間もないって。」

告白されたことは何度もあるが、その度にあんまりピンと来ることがなかった。
雑談の流れでお互いの恋愛事情に触れてしまい、ちょっとだけ気まずい空気が流れる。

「もう間に合わないね…。ねえ、飲み会バックれちゃってさ、ウチで二人で飲む?」

クスクス笑って隣に座る斎藤を見つめる。
少し顔を赤らめて狼狽えた彼を見て、あははっと破顔し、ゆっくり首を振る。

「本当にそうできたらいいんだけどね、そっちの方が1000倍楽しいしね。…けどまあ、行かなきゃまずいことになるだろうし…。急いで行こっか。」

ここで抜けて、二人で花崎の家に行けたらどんなに幸せだったか。
ここが最後の引き返せるポイントだった。

そうとも知らず、オフィスの電気を落としたり、施錠して着々と退勤の準備を進める二人。
会場の居酒屋に近づくにつれ、少し焦りを感じ、全身が汗ばんでくる。
それは決して、蒸し暑い外気のせいだけでは無かった。

(予定より30分遅れか…。もうだいぶお酒飲んで出来上がってるんだろうなあ…。…あー、絶対トラブルになる…、最悪…。)

ただでさえ二ヶ月連続成績最下位という弱みを抱えた中、30分の遅刻はあまりにも重い。
会場の小料理屋に着くと、すでに奥の方からワイワイ騒ぐ耳障りな声が聞こえる。

「…私が遅れてすみません的なこと言うから、ごめんだけど、斎藤くんも頭下げてちょうだい。二次会とか多分あるけどさ、どうせ三、四時間の我慢だから。…終わったらさ、本当にウチ来て飲み直してもいいし、ね?」

パンプスを脱いで靴箱に入れ、廊下を早歩きで進みながらコソコソ笑い合う。
斎藤と飲み直すという楽しみがあるなら、このつまらない飲み会もきっと乗り切れる、はず。

そう思いながら、襖を開ける。

(ぅ…、コイツら完全に飲んでる…。…、我慢、我慢…。)

襖を開けた先には、すでに空になったビール瓶や酒が入って顔の赤い男性達がいた。
酔って上機嫌な声が漏れていたものの、スッと無表情で花崎達を見つめている。

「…っ、花崎、斎藤2名、到着しました。遅れて申し訳ありませんでした…っ!」

パンツスーツの前で手を組み、90度折り曲げて頭を下げる。パーマがかかった髪が垂れ、うなじが顔を出した。

それとほぼ同時に斎藤も頭を下げ、二人の地獄の時間が始まった。

【素敵なレス、ありがとうございます。こちらのイメージした通りの、嫌な男性社員達ですね。
斎藤さんの体型や容姿は、よろしかったら中肉中背、それなりに整った顔立ち、が好きかもです。

他諸先輩方については、さまざまな方がいると思いますが、
・筋肉質でマッチョな体育会系
・小太りで汗かきなおっさん
・ハゲたおっさん

などなどがいらっしゃったら嬉しいです。

飲み会の内容のリクエスト…でもないのですが、どこかでお酒を次々に飲ませられるシーンがあると嬉しいです。序盤でもいいですし、後半でも構いません。
急アル症状を起こすも放置され、慌てた斎藤くんに介抱されるも、目を覚ましたら覚ましたで…みたいな。

ちなみに花崎の男性経験についてはどういったのが好みでしょうか?

処女の場合・・・告白されて、何度かお付き合いしたことがあるものの、性行為に嫌悪感があり、相手を好きになることがよくわからず、別れるを繰り返した。

非処女の場合・・・高校時代に一人、大学時代に一人、お付き合いをした相手がいる。大学の頃は同棲もしていたが、浮気が発覚して別れた。それから男性に対して不信感を抱くようになる。

とかだとどちらがお好みでしょう?
(もちろんそれ以外の過去などお好み要素があったら教えてください)】
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