「...ふむ。貴女のやり方は気に入らない。もちろん我がエルディアンも、戦争の余力はある。その上、私の国では帝国の女権主義には反発も強いので」

冷や汗を書きながらも表情には出さず、強気な物言いで相手の表情を分析し話を続けて

「...ですが、世論は和平を望んでいる。どうだろう...和平条件として、1000万ガルドを出す。これで貴女の顔も立つ」

提示した額は小国なら買い上げることができるほどの大金を示し、相手を金でつろうと

(金額の話しに乗らない..帝国には、我が国の内情はお見通しということか。どうすれば...)

エルディアンの内情を全て見透かされているのか、全く話しに乗らないプルミエにどうすればいいか頭を回し

「20万人っ？その数は我が国の国民の大半を占める数字だ...確かに降伏よりはましかも知れないが...貴女の国では、確か降伏した民は3等市民として奴隷にするようだが...部分的自治がどれほどのものかもわからんし...」

降伏するしかない状況でなんかとそれを回避しようとするも、プルミエを釣り上げるいい方法が浮かばず歯切れが悪いものに

「ふふ、完熟になったことがないみたいね。ふふ、いいわ、見せてあげる。」

パンパンと手を叩くと、18歳ぐらいの青年が、全裸の状態で連れて来られる。プルミエを見ただけで肉棒が大きく跳ねて、先走りをタラタラと垂らしながら。

「これが一年ものの完熟奴隷よ。射精を一年封じられると、こうなっちゃうの…そうねぇ…我が国に逆らわない証として、マキナ以下、王家に連なる貴族は、全員完熟になるっていう条件はどうかしら？勿論、それならば今まで通りの自治を認めるわ」

「なっ....」

突然連れてこられた全裸の青年が情熱的な瞳をうるうるとさせプルミエを見つめながら甘い息を吐き、バキバキの肉棒を勃起させるさまに思わず息をのみ

「『完熟奴隷』...か...」

(先ほどプルミエの出した条件20万の奴隷より、遥かに良心的な条件だ...我々、王族と貴族だけが犠牲になり、多くの民は救われる...加えてこれまでどおりの自治も許されるなら、我らが了承しないかぎり、帝国式の統治も排除できる...それに、完熟奴隷といっても大したことはない...いずれ何らかの方法で抜け出せばいい話だ...それに完熟奴隷は男だけ...シェリルに影響や被害もない...)

「よし。その条件呑もう。...ただし、今言った条件は守ってくれよ。忠誠の証しにオレたちは身を差し出すのだからな...」

考えた上で結論をプルミエに告げ

「ああ...わかった。...」

シェリルにさえ、初夜を迎えていないため裸を見せておらず、女性の前で裸になるのは初めてのため気はずかしさを感じながらも、素直にスルスルと服を脱いでいくと、細身の身体と僅かにピクピク動く年齢にそぐわない小さなチンポが表れ

「....よし、着けるぞ...ん、冷たっ...」

先ほどの青年を見て、自らの手でフェムダム帝国に忠誠を誓う証として金色のリングをチンポに装着し、冷たさに少し震え