2019/03/17 14:21:38
(LtyzXFop)
私は現在結婚して2年半になります。
結婚後も会社を辞めず、仕事を続けるのは子供が出来るまでと考えて
いたんですが、なかなかそうはならず、いつ辞めるの?みたいな雰囲気に
居心地の悪さを感じるようになりました。
夫は夫で仕事が忙しく夫婦の関係もすれ違いが生じるようになっていました。
夫の帰りが遅い夜あるいは休日出勤のとき、私はネットに気晴らしの場を
求めるようになりました。
言い訳めいていますが、初めからアダルトサイトを見ていた訳ではありません。
ふとしたことでエッチな画像を見るようになり、やがてツーショットチャット
と言うものを覚えました。
相手の反応があるチャットに惹かれました。
アダルトチャットですから性的な会話にも慣れました。
何よりそこでは下にも置かない扱いです。
もちろん下心があるからでしょうが、私は偽名を使い、会おうとか画像を
くれと言われたら即打ち切りました。
私と夫のすれ違いは深刻なものではなかったし、私には浮気をするつもりは
全くありませんでしたから。
盗聴ツーショットを知ったのは昨年の秋の頃でした。
何かのリンクで導かれたんです。
衝撃を受けました。
最初に書いたとおりツーショットチャットの会話が第三者に簡単に見られて
しまうんです。
名前も住所も勤務先も晒す(←この言葉、魔性の言葉です)女性がいました。
住所で言えば最後の番地以降は○とか×で伏せられていても、
よくよくログを見直したらすべてが分かったり。
特定と言うそうです。
馬鹿なの?特定されたら襲われちゃう。
ああ、でもそれが本物とは限らない。
女性名でもネカマかも知れない。
まともな女ならこんな危険は冒さない。
そう思いながら盗聴が止められませんでした。
もしこれが本物の女性だったらどうなるの?
他人事ながらドキドキが止まらなくなりました。
そしてその思いは自分にも向けるようになります。
私だったら?私の個人情報が晒されたら…
私なら下の名前は言っても苗字は言わない。
住所や学歴も言わない。
生年月日やスリーサイズくらいなら特定されないよね。
危険を感じたら止めれば良い。
とにかくその時の私は盗聴されることの好奇心と半ばチャット相手を
からかってやろうくらいの気持ちでした。
だから初めのうち話した人とは会話も弾みませんでした。
そしてAさんと知り合いました。
Aさんとも最初に話したときは他の人たちと同じつまらない人に思いました。
2度目の機会があったのは偶然です。
たまたまその時にAさんしか待機している人がいなかったんだと思います。
その時の私の警戒心が弱かったのか、あるいはAさんの話術が巧みだったか。
きっと最初に世間話みたいなことをした時に私の性格を見抜いたんです。
会話の端々に人を軽蔑する響きが織り込まれていました。
「また覗いてるのか…どうしようもない変態だね?」
それまで現実でもネットでも侮蔑の言葉を言われることは有りませんでした。
胸が震えます。
いつもと違う…そんな気持ち。
人妻なのにこんなところに来ている後ろめたさも見抜かれていました。
意外かも知れませんが、「この役立たずめ…」と言われた言葉に
私は変に興奮しました。
ごめんなさい…と思わず謝っていました。
その時は自分でもどうしてなのか分かりませんでした。
でもその時点で私はすっかりAさんの術中にはまったんだと思います。