2025/01/17 06:59:04
(xqdc0r9k)
「・・・わかった、もういい」
私はため息をついて明らかに落胆した表情で拗ねたような声でそう告げると望君に背を向けゆっくりと服を着始める。
心変わりした彼に背中から抱きしめて貰う事を期待したがそれはなく、逆に振り向くて彼もそそくさと服を着始めていたのを見て私は切ない気持ちになった。
(望君、そんなに私よりも野球の方が大事なのかな…ひょっとしてスターエナジーが貯まらなくなってきたのって変な液体を浴びたせいじゃなくって望君が私をあまり好きじゃなくなってきたから?…ううん、そんな事ない!………でも)
スターエナジーは愛の力で強くなるエナジー、それが貯まらない理由を考え私は必死にそれを否定する。
しかし私はふとある事を思いだす。
(先輩とのセックスでは明らかに大量のエナジーが貯まっていた、私は先輩の事は大嫌いなのにスターエナジーが貯まっていたのはひょっとして先輩の方は私の事を・・・)
なぜか望君とのセックスの時も思い出していたのは先週までの先輩とのセックスの事ばかり、そして望君のオチンボをしゃぶっていた時も頭の中ではあまりにサイズの違いすぎる先輩のオチンボとの比較をしてしまっていた。そしてその事を思い浮かべるだけで私の体温は上昇し股間が熱くなって疼いてしまう。
私は無意識の内にスマホを取り出していた、そしてためらいながらもメッセージを入力し先輩に送信してしまう。
『先輩の家の近くの公園にいます、大事な話があるので今から来て貰えませんか?』
私は先輩を呼び出す、やって来た先輩の顔を見ると怪訝な表情をしてしまうのは今でも内心先輩の事が嫌いだからだ。
「あの時の約束はしっかりと守ってくれているみたいですね」
私は事務的な口調で淡々とそう切り出す、先輩を見るとそうした態度をどうしても取ってしまうが次の事は聞いておかなければならない、私はそう考えると少し戸惑いながらも話を続けた。
「早速ですけど私は先輩の事が嫌いです、でも先輩との行為期間にはなぜかスターレイカーは絶好調だった。実は私ある戦闘の時以来不調が続いていてそれが先週の時だけはウソみたいにこれまで以上のパワーが出ていた、それはスターレイカーの力の源のスターエナジーに起因するんですけど…、ちっ、力の源までは極秘事項なので言えませんっ。」
私はそう話を濁すと本題について聞き出す。
「それで質問ですけど先輩は私の事が好きですか?かっ、身体が好きとかやりたい対象だとかそんなのじゃありませんっ、…そ、その・・・、恋人として・・・とか、大切な存在とかそ、その・・・・・・・・・先輩は私の事を愛しています・・・か?」