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夫の願望を受け入れて

投稿者:美優 ◆UhCCZsNBZ6
削除依頼
2024/12/15 20:41:17 (mMBzTAk9)
《今夜◯◯にある✕✕と言うネカフェに行きます。どなたか人妻の私に露出指示していただける方はいらっしゃいませんか?》

とあるサイトにそんな書き込みをしてしまった私。

予定の時間にネットカフェに入ると、多くの書き込みが寄せられたものの…

[ねぇ…あなた…。ホントに指示に従って露出するの?
でも…いきなり全裸なんて…。]

サイトに書き込みをしたのは夫の拗らせてしまった性癖の為。
夫には私が他の男性からイヤらしい視線を浴びせられる事が堪らなく興奮する性癖があるらしく、一度だけならと受け入れてしまった。

夫が私の隣のブースにいて見守っていて、メールでやりとりをしながらとは言っても、他の男性の書き込みはいきなりハードな指示が多く戸惑いを見せる私に、夫は他人の振りをして少しずつ私の興奮を引き出していくように企てる。


美優、結婚4年目、29才の専業主婦

165センチ 88(E)59・86
背中の中程まで伸ばしたストレートの黒髪を一本に束ね、色白で目鼻立ちのハッキリとした顔立ちは知的で清楚な雰囲気

普段の私からは考えられない真っ赤なシースルーの下着に、フロントジッパーで上からでも下からでもフルオープンになるタイトミニワンピースを着ています。


【初めは露出させるだけのつもりだった夫が、興奮のあまりエスカレートしてお触りや生挿入まで指示してしまうような展開が希望です。
仕方なく付き合っていたはずの私も、いつの間にか支持される事に興奮を覚えるような感じで。

夫とその他の男性を演じられる方、心の声なども表現してくださる方を募集します。】
 
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28
投稿者:大輔 ◆weh0ormOQI
2024/12/22 11:06:27    (u3GxL5c2)
拍車がかかる美優の本能がさらけ出された喘ぎ。
見ず知らずの男に、覗かれ、聞かれ、触れられることを望むように、漏れるその喘ぎ。

トク…、トク…。

青年の胸の内で張り裂けそうなほどの緊張感と積もり積もった興奮が、耳まで届きそうなほど大きな鼓動を響かせている。
開かれた扉の中で目の当たりにする真実。

壁の向こう側では想像でしか出会えなかった女が、そこには存在していた。
今にも飛びついてしまいそうな衝動に駆られながらも、隣室に座す男の存在が、このネットカフェという場所が、青年をぎりぎり留まらせている。

場所が変わってしまえば…あるいは…。

半裸…と言えば、その通りだが、濡れそぼった割れ目でシミを作った下着、中途半端にはだけた洋服。
その姿は文字通りの変態を想起させる。

PCのみの一室で、年頃の女が一人…。
そんな姿で何を貪るか…性欲に、非現実に絆され、乱れているのだ。

「入っても…いや、入りますね…?」

許可を求めようとした青年。
しかし、いつまでも中途半端に開いたブースの扉の前にいるわけにもいかない。
それでも黙って入ってしまわないのは美優同様に、真面目な性格ゆえだろうか。

キィ…。

少し大きく聞こえた気がする。
扉の留め金同士がこすれ合う音…そして…。

パタン…。

木目調の木の板を採用しただけ、それだけで簡易的に設えられた個室という半密室の空間。
初対面の男と女。
片や半裸で股間を濡らし、片や息を荒げながら股間を膨らませ棒立ちになっている。

「スマホ…、なってますよ…お姉さん。」

美優の腰元でしばし忘れられていたスマホの存在。
カフェに入ってからは、夫である男と数回やり取りをしただけにとどまっていたスマホが、ブン、ブブン、とメッセージの着信を通知していた。

177cm中肉中背、紺色のチノパンに淡いグレーのロンTを纏った男。
髪は少し伸びており、耳元が隠れる長さになっている。
おとなしそうな、良くも悪くもネカフェに居そうなな容姿。

しかし目元に掛かるかかからないかのラインまで伸びた前髪の奥に見える表情は、どことなく柔らかさを感じさせる。
優しく見えそう…、あるいは害のなさそうな雰囲気を醸し出している。
良くも悪くも容姿は中の夫に比べれば、スタイル、そして顔つきも良い男だった。

「部屋に入ったら、まずスマホを見させてほしい。
私からメッセージを送るからね…。」

再度の髪で隠れた耳元には小型のイヤホン。
そこから高すぎない頻度で、男から指示が飛んでくるのだ。
もちろん、青年の自由を大前提にしながら要所で二言三言話すだけ。
それがかえって、万が一の時の美優、妻を守る為の手段となっていた。

[書き込みがすごくエッチになってきたね…美優…。
皆の反応も凄く良いじゃないか…。

時々、美優のえっちな喘ぎ声が聞こえて興奮しちゃうよ…。
お隣さんは…反応があったかい…?]

時間にして小一時間ぶりのメッセージ。
書き込みの内容に触れながら、隣人…つまり青年の反応を伺うような口ぶり。
メッセージから察するに、美優の部屋へ誰かが出入りしたことは気づいていない様子。

本能に理性が勝り、羞恥興奮よりも恐怖が勝るなら、青年に気づかれず男に助けを求めることができる。
あえてその状態を男自ら作り出し、美優の心中を探りながら、他の男を使って妻を辱めて楽しむゲームを攻略していくように。

[怖くなってしまったなら今日はこのくらいにしても良い。美優は俺の希望をかなえてくれたって思っているから。
もしまだ、続けてあげても良いよ…って言ってくれるなら…。
本当に、書き込みどおりえっちな恰好に…えっちな美優になってしまっているなら…。

万が一もあるからね…?ブースの扉の鍵は、ちゃんと、かけておくんだよ…?
誰かに覗かれると…困るからね…?]

メッセージ送信後、男は青年にこう続けた。

「もし美優が君を受け入れるなら、ブースの鍵を締めるはずだ。
もし、その行動に出ない場合、は、悪いが君ではだめだったということになる。
君に迷惑をかけるつもりはないから、そのまま今日は退店してくれ。

理解出来たら、トン、と、こちらの壁に手を衝くふりをして音を鳴らしてくれ。」

「…。」

トン…。
美優にスマホの通知を知らせ、内容を受け入れれば男はトンと壁を衝く。

尋常じゃないほどの喉の渇き。
目の前で獲物が横たわっているような状態。
極上の空間下で、青年は約20数年の月日の中でも感じたことのない感情に支配されつつあった。



【おはようございます。
大丈夫ですよ、私もそう言う日はありましたから。

眠い目を擦って描いても、楽しめません。
返したい時に、返してもらえるのが一番いいですから。】
27
投稿者:美優 ◆UhCCZsNBZ6
2024/12/22 10:29:28    (L10.jiOl)
「私のパンティ…イヤらしく濡らしちゃった…私のパンティ…。
見たいでしょ…?いいよ…見たいなら…覗いても…。
今…覗いたら…イヤらしい私の姿…見えちゃうよ…。」

下着の上から股間を擦りながら呟く言葉。
始めこそ控えめに『呟く』であったそれは、もはや呟きではなく、確実に隣のブースに届けと言わんばかりの声量になっていた。

『想像しただけでこんなに…もしホントに見られちゃったら…どんな感じ…なんだろう…。
覗いた男の人は…どんなふうに…。』

あの人のコメントにあった『その先…』という言葉に興味が湧き始めていた。

聞かれたい…覗かれたい…触られたい…。

『もっとその先…。』

その先にはいったい何が待っているのか。
個室とは言え店舗内で隣には夫がいる安全な空間。

そこでその先に…何があるのか…。

扉に近寄るとほんの少し…。
通路がこちらから少し見えるくらい扉を開く。
通路が見えるということは、通路からこのブース内が見えるということ…。
誰かが通りかかれば…この扉の隙間に気づけば…私の言葉が耳に届けば…。
そこに誰かが立ち止まり…覗く意思を持った視線が飛び込んでくるはず…。

そんなスリルを自ら創り出してしまうと…。

《今…ブースの扉を少しだけ開きました…。
こちらから少しだけ通路が見える…。
そこで…濡らしちゃったパンティを…指でなぞりながら…。
覗いて…って…言ってみます…。》

再び隣のブースに向かって頬を擦りつけ、露出された胸元までも壁に擦りつけるように…

下着の上から股間を擦りながら…わずかに腰を後ろに突き出しながら…

「いいよ…?覗いても…。イヤらしい私の姿…見ていいよ…。
ブラも…谷間も…パンティも…それに…今は…。
今は…濡らしちゃったパンティを…指で弄ってるの…。
見て…私のイヤらしい姿…覗いて欲しいの…覗いて…覗いて…。」

頭の中には少し開いた扉の向こう側。
立ち止まり隙間の中の世界を覗き見る熱い視線。

私と同じように呼吸を乱す程に興奮した男の人の舐めるような視線を思い浮かべながら…。

「覗いて…イヤらしい私の姿を…覗いて…。
あぁ…恥ずかしいのに…見て欲しいの…イヤらしい格好の私を…見て欲しいの…。
あぁ…ダメ…ホントに見られちゃったら…触られちゃう…かも…あぁ…イヤ…私には…夫が…夫がいるの…。触ったり…しちゃ…あぁ…触られちゃう…イヤらしい格好の私…知らない男の人に…触られて…恥ずかしいこと…されちゃう…。」

ひとつ行動を起こしただけ。
わずかに扉を開き視線を誘い込む道を作っただけ。
それだけなのに頭の中に拡がる妄想は、その先の一歩を踏み出すかのように過激な方向へとシフトしてしまう。

そんな妄想を繰り広げている私の耳に扉がゆっくりと開く音。
そして緊張するかのような震える細い声が私の耳に届く。
細い声とは言っても咄嗟に男の人の声だと気づく…。

身体が固まる…。股間を擦る指先の動きも止まる…。

淫らに発していた言葉も…声帯が凍りついたかのように黙り込んだ…。

『うそっ…誰…!?』

たった今まで妄想を繰り返していた思考が急速にその働きを止める。
まさに蒼白…頭の中は真っ白に何も考えられない私は身体に指令を送る回路まで遮断されたかのように固まる。


【おはようございます。
昨夜はつい…睡魔に負けてしまい…。】
26
投稿者:大輔 ◆weh0ormOQI
2024/12/21 22:51:53    (evROWMnm)
「はぁ…はぁ…はぁ…。」

男の書き込みを見届けて以後、美優の生々しい反応を耳で感じる為、青年は隣のブースとの間を隔てる壁に耳を押し付けている。
ちらっと…男に視線を向ける。
男は黙って微笑み、頷くのみ。

「きこ…える…。」

消え入りそうな声で…、隣のブースから微かに聞こえてくる艶やかな喘ぎ、卑猥な水音への感想を告げる。
出会って数分の男もいる自らのブースの中で、興奮の色が隠せなくなっていく青年。

たった一人の男に妻は女から雌へとひん剥かれ、青年は誰にも晒せない性癖を露呈させられる。
青年の股間は傍目にもわかるほどに怒張していた。

男は察する、おそらく自分よりも立派なものを携えているだろうと言う事を。
それを目の当たりにすれば、妻は…美優はどんな反応を示すのだろうか…考えるほどに興奮がさらに高まっていく。

そして喘ぎが少し落ち着いたかと思うと、隣のブースでキーボードを叩く音が聞こえる。
美優の心を幾度となく揺らした佐藤への返事を綴っているのだろうか。
青年の心をも昂らせた男の書き込み、への返事。

情けなくも四つん這いでPC前に這うようにして戻ると、隣からはまだキーを叩いている音が聞こえているにもかかわらず、トン、トントン、と更新キーを連打してしまう。

「ふふっ…。
随分と楽しんでいる様じゃないか…。
大丈夫…、美優は逃げやしないさ…、君がルールを守ってさえくれるなら…、好きにすればいいんだから…。」

そんな新しいおもちゃを目の前にした子どもを宥めるかのような言葉をかければ、

「は…はい…。良いんですよね…本当に…。」

最後の確認、でもするかのようにそう呟き男の顔をもう一度見れば、男は微笑みを浮かべたまま黙って首を縦に振る。

「あ…。
え…今から…。言葉に…。」

更新された美優のコメントに視線を走らせると、再び壁の方に視線を向け踵を返し戻っていく。
そして飛び込んでくるのは、挑発的な言葉。
欲情した雌が誘うように…、揶揄うように…そして楽しんでいるような言葉。

そして「覗いて。」と、はっきり口にしたかと思うと、隣のブースの扉が少し動いたように感じる。
男を見る青年の目は興奮で少し充血し、欲情そのものが滲んで見えるほど。
男が再び頷くと、ゆっくりと立ち上がる。

膨らんだ股間を整えもせず、自らのブースの扉を開き通路に出る。
周辺の客の状態を確認すると、視線は美優がいるブースに。

僅かに開いたブースの扉。
内側から鍵をかけていれば開くはずのない幅で扉が開いているのがわかる。

「本当に…、覗いていいんだ…。」

結果的に、美優の誘いへの返事を言葉で返すことはできなかった青年。
スレッドは初回からすべて読み返した。
しかし、文字で描くには限界がある。

美優という女は本当にそこにいるのか。
顔は…?服装は…?体型は…?

既に得られている情報もあるとはいえ、百聞は一見に如かず、という言葉があるくらいだ。
一目見るまで分からない。

「んく…。」

美優のブースの扉の前に立つ。
生唾を飲み込み、さして暑くもないのに額に汗がにじむ。そしてその首筋に汗の粒が伝う。

キィ…。

普段なら扉が開く音など気にもしない。
しかし、その時はとても大きな音が鳴ったように感じた。

覗いていい、云われたのはその言葉。

しかし、いつどんな客が通りかかるかわからない場所で、「覗いている」状態が知れれば問題が大きい。
意図してか…、無意識か…。

ゆっくりと扉を開いていく。

「み…、あ…。本当に…いいんですね…?」

美優さん…と呼びかけそうになってハッとする。
そもそも隣室の客である自分は書き込みの事を知っているはずがない。
なら名前などもってのほか。

咄嗟に言い換え、確認するように問いかける。
あられもない姿…漂う少しの淫靡な空気…生暖かい湿った香り。
時間が止まったかのように、中にいる女性に目も心も奪われるように見つめてしまう。



【こんばんは。
今週もお疲れ様です。

そもそも、週末くらいしか時間がないというお話の中で、毎日お返事がいただけたこと改めて感謝しています。
とても素敵な一週間を過ごすことができました。

お時間は気になさらず。
落ち着けばまたお返事を下さい。


一点、描写についてご連絡と言いますか…。
互いのブースですが、扉はスライドではなく取っ手を持って手前に引いて開くものを想定して描いております。
ネカフェによって構造は様々と思いますが、一応念のため。】
25
投稿者:美優 ◆UhCCZsNBZ6
2024/12/21 22:06:52    (a27VoJOl)
『えっ…?私が…どうしたいか…?』

当然のように次の指示が書き込まれると思っていた私の目に飛び込んできたコメント。

それは間違いなくあの人…佐藤さんによって書き込まれたコメントである事は確認できた。

今まで私の心の隙間をつくように、私の心と身体を煽り立ててきたあの人のコメント。

私の知らない世界…次の扉を開く鍵を渡されると思っていた。
それが『私次第…』と言うコメントに戸惑いを見せる私。

『どうしたらいいの…?私がどうしたいかって…そんな…私が決めなきゃならないなんて…。』

頭の中が混乱して心までも乱れてしまう。

『どうしたいか…。私は…どうしたいの…?』

何度もあの人からのコメントを読み返す。
何か見落としてはないか…大切なヒントが隠されてはないか…私の行動を決める何かを…探し求めて…。

『私の…身体に…?』

聞いてみて…?お姉さんの身体に…。

聞かれたい…。
覗かれたい…。
触られたい…。

その…先…?

そんな言葉達が私の躊躇う心を解放するかのように、私の身体を操り人形のように動かした。

ゆっくりと立ち上がり隣のブース側に移動すると、壁に頬を擦りつけながら片手は濡れた下着の真ん中に…。

『私の身体に聞いてみたら…答えが見つかるのかな…?
こんなに…パンティ汚しちゃってる…私の身体に…。
あぁ…ダメ…。ここを擦ると…何も…考えられなくなっちゃう…。』

コメントに有った通り、濡れた下着を弄りながら自分の身体が何を望んでいるのか確かめようと指を這わせる…。

強弱をつけ、時に激しく、時に穏やかに…。

身体の芯が熱く火照り、その奥からは熱い蜜が滴るように溢れ出してくると、静まり返ったブースの中に湿った水音が響き始めてしまう。

『あっ…ダメ…また溢れちゃう…。エッチな音…聞こえちゃうよ…。』

もう何も考えることはできなかった。
と言うよりも理性が何かを判断することができなくなったのだろうか…。

濡れた下着を擦る指先の動きは、蜜が溢れ出る水源に下着を強く押し込む程に激しさを増し…。

膝を震わせ全身を跳ね上げながら、半開きの口はついに身体が求める衝動を言葉に変えて吐き出し始める…。

「あぁ…あんっ…ダメ…また…溢れてきちゃった…。私の…エッチなパンティ…もうビショビショなの…。
エッチな声も…パンティ弄る音も…聞かれちゃってるかも…知れないのに…。
あぁ…恥ずかしいのに…でも…。でも…パンティの上から…弄る指が…止められないの…。」

隣のブースに声が届くことを想像しながら、全身を震わせながら下着の上から股間を擦る。

何を求めているのか…。
声を聞かれたい…?
覗かれたい…?
触られ…たい…?

もっと…その…先の…ことも…?

私の知らない世界の扉が開きかけている。

震える脚でぎこちなく歩き、片手で股間を擦りながら片手でキーボードを打ちコメントを…。

《きっと…聞こえてると…思います…。
パンの上から…股間を弄ると…クチャクチャと…イヤらしい音が…。
そんな音も…聞かれてしまっているかと思うと…手が…指が…勝手に…。
どんな人か…わからない…でも…私に…興味を持ってくれてるなら…。
私の望みを…今から言葉にしてみます…。》

コメントをあげると再び壁に近寄り、今度は向こう側に伝わるように片手を強く打ち付けるように手のひらをつき…。

「ワンピースから…はみ出てる…ブラも…パンティも…。
今…覗いたら…全部見えちゃうよ…?
私の…エッチなパンティ…見たい…?
ビショビショに濡らした…イヤらしいパンティ…見たい…?」

隣のブースに問いかけるような言葉を紡ぎ、挑発するように卑猥な水音までも響かせて…。

『ホントに…聞かれちゃってるのかな…?
こんなに煽るような言葉…言っちゃったら…あぁ…どうしよう…ホントに…覗いて欲しく…なっちゃう…。』

クチャクチャと響く音に混じって、鼻から漏れる甘い吐息。
ありえないほどに淫ら行為に身を委ねる自分自身の変貌に心と身体は更に昂り…。

「見たいでしょ…?私のパンティ…。
イヤらしい私のパンティ…ビショビショに濡らしちゃってるの…。
覗いて…いいよ…?
私のイヤらしい姿…覗いて…。」

心の奥から湧き上がる言葉…。
ついに私の中に眠っていた欲望が目覚め、無意識の内に口からこぼれ落ちる。

『えっ…私…そんな言葉…。あぁ…ダメ…覗かれちゃう…ホントに覗かれちゃうから…。』

こっそりとブースの扉の隙間を広げ、その向こう側からギラギラした熱い視線を浴びせられる妄想が脳内に広がり、震えを増した身体は更に強い昂りを感じる。


【こんばんは…遅くなりました。
このあと少し遅くなるかもしれませんが今夜はゆっくりできると思います。】
24
投稿者:大輔 ◆weh0ormOQI
2024/12/20 23:36:08    (M8oU1OXY)
「…。」

思わぬ形で自らの存在を知らせてしまうような行動になってしまったことに驚く青年。
自分よりも相手の方が驚いている、なんてことを美優が想像するはずもない。

思わず男の顔を見てしまう青年。
どうすればいいのか…、わからない。
当然だ、一歩間違えれば盗聴だの、覗きだの言われるかもしれない。
数分前に知り合った…と言えるかどうかもわからない男に、云われるがままに壁に耳を当ててしまった。
まるで、自堕落が原因で犯罪に加担してしまったかのような心境。

助けを求めるように男の顔を見る青年。
数分を待たず、美優の書き込みによってスレッドが更新される。

「ふふっ…。」

思わず笑みがこぼれてしまう男。
不意に与えてしまった音が原因で、男に助けを求める青年。
指示に従い、挑発的な喘ぎを漏らし隣人に気づかれてしまったと思い、佐藤に助けを求める美優。

状況は違うとはいえ、自分の判断で行動ができない男女二人が、結果的に同じ男に助けを求めている構図。
さすがに面白くなってしまう。

《おいおい…いよいよやばくなってきてるじゃねぇか…。》
《こっちまで興奮してきたよ…。》

《つか、隣のやつ羨ましすぎないか…?俺なら速攻で突入するんだが…。》
《ほら、兄ちゃん…いや、佐藤さんよ…助けてやんなよ。美優ちゃんが困ってるぜ…?》


場が進展すれば、当然野次、煽りも盛り上がっていく。
現場では男自らが、ネットでは佐藤という男が…、いずれも同一人物。
あらゆる男を御し、そして妻をまだ見ぬ羞恥・快楽の沼へと引きずり込む工作。
ゆっくりとスマホの上を滑り始める男の様子を見て、青年は更新されるPC画面を見つめている。

《どうしたらいい…ですか。

違うよ…、お姉さん…。
お姉さんがどうしたいのか…でしょ?大事なのは。

お姉さんが嘘を付いていないのなら、そこはネットカフェ…。
危険があったとしても、何かあれば誰か来てくれるし、警察も呼んでくれる。

分かる…?
話が通じる相手なら…、もっと楽しめちゃうかもしれないってこと…。

ぱんつのシミ…くちゃ、くちゃってしながらよく考えなよ…。

見られたらどうなっちゃうのか…、知りたかったんじゃないの…?
えっちな言葉…もっと聞かれたかったんじゃないの…?

もっと聞かれたい…?
覗かれたい…?
それとも…触られたい…?

変態さんの身体は…何を望んでるのかな…?

聞いてみて…?お姉さんの身体に…。

そして感じたままに言ってみなよ、お隣さんに。
もっともっと本当のお姉さんの声を聞いてほしいのか…。
もう我慢できないから、直接覗いてほしいのか…。
もっとその先も…なのかね…。》


思った以上の長文の更新に、青年も驚きの色を隠せない。
誘いに乗ってはいるものの、ここまでの急展開は想定していなかったのだろう。

もっとその先…、男が何を意図しているのか…青年の想像をはるかに凌駕する。
興奮に交じる不安、美優の反応をただ待つように、男は壁に耳を当て続けた。


【ご理解いただきありがとうございます。
分かりづらい描写に丁寧に合わせていただき、とても嬉しいです。

美優さんがスレ立て当初に想定していた流れから逸脱していないか、それが少し心配ですが。】
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投稿者:美優 ◆UhCCZsNBZ6
2024/12/20 22:48:41    (WYfzQA2o)
「あぁ…んっ…。私の…エッチなパンティが…こんなに…。」

隣のブースに向かって壁に背を預けながら呟く。
その声には甘い吐息すら混じり始め、私を知らない者からすれば、単なる欲求不満の変態だと思われてしまうかもしれない行為。

それでも新たな興味が湧き上がり始めてしまった私を私自身が抑止する事は出来なくなり始めてもいた。

サイトか、指示された通りに、濡れた下着の真ん中に指を這わせ始めてしまった私は、更なる快楽を求めるかのように、その行為に嵌り始めていた。

「ブラも…胸の谷間も…エッチな…パンティも…。
ワンピースのジッパー開けて…丸見えなの…。
こんな格好を…させられて…パンティ…ビショビショにしちゃってるの…。」

甘えるような声色に変わったその言葉は、耳をすませば簡単に隣のブースに伝わってしまうかもしれない。

隣に誰が居るのか…男の人なのか…女の人なのか…。

それすらもわからない状況でありながら、私の脳内では若い青年が聞き耳をたてている事を妄想してしまう。

若い…真面目な青年が…。私のイヤらしい言葉を耳にして…そっと私のブースの扉の隙間から…イヤらしい私の姿を…。

そんな妄想をするようになるなんて、自分でも信じられない程。
そんな妄想を繰り広げるもう一人の私が私の中に存在していたなんて…。

『そうよ…もう一人の私は…佐藤さんが…引き出したの…。
佐藤さんの言葉が…私をこんなに…。』

その瞬間…。背中に伝わる尖った衝撃。
ほんの僅かながら私の背中に弾かれるような刺激を感じた。

そして私の耳に届くコトンと響く音…。

それが何を意味するのか…。
妄想に溺れ始めたわたしは、一瞬身体を硬直させ壁から離れたものの、身体の向きを変えて片手を壁につけて、頬を壁に擦りつけるようにしながら…。

「やっぱり…隣には誰か居るのね…?男の人…なのかな…?
こんな姿…見られちゃったら…どうしよう…。恥ずかしい…凄く恥ずかしいのに…。
こんなにエッチな格好を…見て…喜んでくれるの…かな…?」

挑発するような言葉を並べてみたものの、その先…このあと…何をしたらいいのかわからない。

私はサイトのあの人に助けを求めようとパソコンに向かうとコメントを…。

《佐藤さんに…言われた通り…濡れたパンティの真ん中に…指を這わせています…。
唇も…半開きに…舌も…だらしなく突き出して…。
パンティ…ビショビショにしてるの…って…声に出して…。
そうしたら…隣のブースから…コトンって…音と…壁に伝わる衝撃が…。
もしかしたら…私のイヤらしい言葉…聞かれてるのかも…。
私…どうしたら…。どうしたらいいの…?》

コメントを打ち終わると、既に蕩けたような表情でパソコン画面を見つめながらも、下着の上を這い回る指先の動きを止めることができずにいた…。

【いえ…この場面は前後を繋ぐ為にとても必要な場面になると思います。

夫が自らの欲望を果たす為に、他人を安全に巻き込む場面は、今後夫主導の元にプレイを進める為には必要だと思います。

私も上手く表現できたかわかりませんが、隣のブースをより意識するような展開になればと思います。】
22
投稿者:大輔 ◆weh0ormOQI
2024/12/20 21:25:10    (JTVJnVz/)
「それ…本当ですか…?」

美優が…妻が、見知らぬ男たちに心を揺らされ始めている頃。

「あぁ、本当だ…。でも、さすがに信じられないよね…?」

できるだけ小さな声で、と合図するように立てた人差し指を唇の前にあてがいながら話していた。
場所…そう、愛する妻、美優が凭れかかっている壁の反対側のブース。
反対のブースから抜け出し、美優のブースの脇を通り過ぎてやってきていた。

中にいたのは、20代…中ごろの青年。
軽くノックしてから声を掛けたが、興奮のあまり美優が隣のブースへのノック音に気づくことはなかった。

男は夫婦でネカフェを訪れた経緯。
そして、サイトを通じてのやり取りの一部始終を青年に確認させる。

「すごい…。でも、どっきりとか…じゃないです…よね…?」

真面目そうな青年、当然のことながら何の証拠もなければ、信じるまでには至らない。
反応こそ興味はありそうだが、信じる為の材料が少ない…、それは男も自覚していた。
だからこそ、事情を説明し、自ら先に声を掛けたのだ。

「今すぐ信じてくれ、とは言わない。
ただ、いつまでも疑われていては話が進まないのも事実なんだ…、だからこうしよう。」

男は薄く笑みを浮かべて、先ほどまで自分が握っていたスマートホンを青年に手渡す。
不思議そうな表情を浮かべながらも、思わず手に取ってしまう青年。

「ここにはいろんな情報が詰まっている。
このスレの美優…というのは、さっきも言ったが私の妻だ。
その美優の裸体の写真も…、下着も…、着替えのシーンだって…フォルダに入っている。もちろん、顔つきで。」

男の突然の告白に動揺が隠せない青年。
握ったスマホの画面とそんなことを突然口にする男の顔を交互に見ながら

「ちょ…え…えっと…。」

返答もままならない青年を見ながら男は続ける。

「つまり、それだけなくなっては困るものを君に預けた…と言う事さ。
そのスマホからアクセスすれば、君はこの「佐藤」になりすまして美優を誘導し…「偶然隣のブースにいた」という理由だけで、私の妻を楽しむことができる。
悪い話じゃ…ないと思わないか…?」

興味を持ちつつも、肯定的な反応が出なかった青年。
半信半疑が、乗り気の方に触れ始めたのか、生唾を飲み込み、男の話を黙って聞いてしまっていた。

「とはいえ、コメントには十分注意をしないとね…。
私だから…、佐藤だから美優の心は揺れた部分は大きい。
それに成り代わること、君にできるかどうかにかかっているんだよ…。
それとも…」

「信じます…、いいですよ…信じますよ。
何となく事情は分かりました…。」

男が別の提案に差し掛かったところで食い気味に言葉を返す青年。

「貴方は、奥さんが他の誰ともつかない男に心を揺らされていく、性を、欲をむき出しにされていく、変貌していく姿が見たいんですよね…?
いいですよ…協力しますよ…。」

青年の言葉に、男は笑みがこぼれる。
正確には、既に膨らんだ股間を見て…だが。

「スマホはお返しします…。
僕が書き込んでもきっと違和感みたいなものは出てくるでしょうし、同時進行はできない。
だったら、佐藤は貴方で…僕は隣人…ただ隣のブースにいただけ…その方が都合がいいですよね…?」

理解の早い青年。
信じる、と口にしてしまえば、都合の良いことへ解釈はやはり加速する。
それ以上に、男はそうなることがわかっていた、なぜなら。

「君ならそう言ってくれるんじゃないかと…思ってたんだよ…。」

「あ、ちょ…っ。」

不意に後ろのデスクトップの画面を切り替えると、表示されたのは痴漢物の動画。
それも、相手は人妻…というタイムリーなモノ。
美優の声が、呟き…程度では収まらないほどに少しずつ声がはっきりと大きくなってきていたのにもかかわらず反応がなかったのは、その動画をヘッドフォンを装着して集中していたからだった。

「いいから…、こっち側の壁に…耳を当ててごらん…。」

笑みを浮かべた男が、声を潜め、美優がいる方の壁へと目配せする。
生唾を飲み、云われるがままにそっと耳を当てていく青年。
神の悪戯か…、タイミングはまさに

「んっ…はぁ…凄い…こんなに濡れちゃってる…。
私の…私のエッチなパンティ…もう…ビショビショ…。」

そう、美優が挑発的な言葉を発している瞬間だった。

「ほん…と…なんだ…。」

カタンッ…。
少しバランスを崩した青年が、指先を壁にぶつけてしまう。
ハッとして、身体をのけ反らせる青年、そんな様子さえも楽しむように見つめる男。

「ひとつだけ…、このゲームで守ってほしいことがある。私の視界から外れないこと。
もしこのルールを破ったら…、わかるね…?」

男の言葉に、青年は黙って首を縦に振る。

「では、書き込みに注目しながら…偶然居合わせた隣人…楽しんでくれ…。」



【こんばんは。
あまり重要ではない場面を長々と描いてしまいました。
同刻扱いなので、お返事が難しいかもしれません。申し訳ありません。

ただ少しずつ状況を進展させていく為に必要かなと思って描かせていただきました。
最後の数行の、青年が誤って壁にぶつかってしまったあたりをベースにお返事いただければと思います。

今回のレスの内容が上手く伝わればいいのですが、ちょっと難しかったです;】


21
投稿者:美優 ◆UhCCZsNBZ6
2024/12/20 20:10:53    (WYfzQA2o)
「今…覗いたら…私のパンティ…見えちゃいますよ…。
私の…イヤらしい姿…見えちゃいます…。」

壁に両手をついて頬を擦りつけるように呟く私。

その声色は最初に発したものと明らかに変化していた。

指示されて初めて声を発したそれは、不安に慄きながら指示されて仕方なく…。
そんな控えめな声だった。

それが今は…。

聞こえても構わない…。もしかしたら薄い壁の向こう側…私の頬に壁一枚を挟んで耳を擦りつけるように様子を窺っているかもしれない誰かに…その耳に届いて欲しいと感じているのかもしれない…。

『想像しただけで…こんなになっちゃうなんて…。』

その心の呟きの裏側には、もし見られたら…どんな感情に包まれるのだろう…。そんな興味のようなものが私の理性の叫びを黙らせるのに十分過ぎるほどの魅力があった。

自分でも信じられない程に移りゆく感情。

まさか…まさか私がこんな感情に包まれる事になろうとは夢にも思っていなかった。

何故…?どうして…?

そんな想いが心の中で何度も自分に問いかけるものの、その答えは私を納得させるものなどではなく、自分でも気づかなかったもう一人の自分自身を思い知らされるだけ…。

『うそ…そんなのうそよ…。
でも…でもこの感覚…。』

心の中で葛藤を続けながらも、ブースの中では指示に従うように隣のブースに向かって声を発し続けていた。

『私なんて…誰も見向きもしないと…思ってた…。』

自信の無さの表れなのか、夫一筋に尽くして来たからなのか…。
恋愛経験も乏しく、夫以外を知らない私にとって、一番の理解者である夫にすがる事しか考えて来なかったからなのか…。

『ここのサイト…こんなにたくさんの男の人が…。』

これほどまでに多くの男性から一斉に声をかけられる事などなかった私。
もちろんこれからもそんな事は無いと信じて疑わなかった私にとって、初めて女としての自信というものを感じられたのかもしれない。

『みんなが…私の姿を見たいと…思ってるのかな…?
私を見てくれる人なんて…居るのかな…?』

サイトで褒め言葉を賜ったとしても、それはただの社交辞令で、サイトに集まる男の人達の欲望を満たすための手段に過ぎないのかもしれない。

自分自身に…本当に魅力などと言うのもが備わっているのか…。

半信半疑の心の隙間に入り込んできたあの人の言葉。
なぜか素直にあの人の言葉だけは自然と心の中に染み込んでいた。

『あの人が言うなら…。
事故だって…言い訳するのか…。
見られたい…見せたいと認めてしまうのか…。
そうだよね…それは私が決めること…。』

夫との生活に不満があったわけでもない。
しかし私が知らない世界は数多く存在し、何かを選択する時には必ず夫に決めてもらっていた。

それが今は…自分自身での決断を迫られている。

「あなた…私が決めて…いいの…?私が決めるなんて…初めてだよね…?」

夫の心に届けと言わんばかりに心を込めた呟き。

恐らく薄いながらも隔てる壁に阻まれて、私の言葉は伝わらないだろう…。

しかし…夫に対して一応のケジメがついたように感じた私は…。

「いつの間にか…あの人の名前…佐藤さんになってたんだね…。
あなた…私は…佐藤さんの言葉に従います…。
佐藤さんに言われたように…行動します…。」

再び夫に対して声を発する。
決意を表すかのような言葉は夫への報告でもあり、自分自身への戒めでもあったのかもしれない。

コメントを確認すると、今度は集まる人達を待たせないようにと、先にコメントを打ち始める


《隣のブースの人に…聞こえちゃうかもしれない…。
佐藤さんに…言われた通り…。
口を開いて舌を突き出して…。
イヤらしく濡らしてしまったパンティの中心…指先でなぞってみます…。
もし…音が出ちゃったら…。もし…エッチな声を漏らしちゃったら…。
きっと…隣のブースの人に…聞かれちゃうと思います…。》

コメントを打ち終えると、隣のブースとの間の壁に背中を預けるように凭れかかり、肩幅に開いた脚の間に指先を忍び込ませる。

太ももをゆっくりと這いながら…指先は湿った下着に辿り着いた…。

『あぁ…さっきよりも…もっと濡れてる気がする…。
ここを…指先でなぞるなんて…。
きっと…いいえ…絶対に声なんて我慢できなくなっちゃう…。』

少し腰を下ろして脚を拡げると、濡らした下着の中心に指先を這わせて、汚してしまった根源を刺激するように…。

「んっ…はぁ…凄い…こんなに濡れちゃってる…。
私の…私のエッチなパンティ…もう…ビショビショ…。」

鼻から漏れる吐息とともに、隣のブースの人を挑発するかのように言葉を並べて口から吐き出した。

股間を擦る指先は、次第に強弱をつけて私自身の羞恥心を煽るかのように…。

『こんな姿を…誰かに見られちゃったら…。覗き見た人は…どう思うんだろう…。
その反応…凄く気になる…。
見られたい…私…きっと見られたいんだよね…?見せてもいいって…思ってるんだよね…?』

否定の感情は既に消え失せようとしていた。
更なる冒険を望む心が…少しずつ目覚め始めていた…。


【こんばんは…。少し時間が取れたので続きを描いてみました。
ほどほどの期待ですか?
私もそんなに完璧な文章なんかじゃありませんし…。

では…そうしますね?(笑)】
20
投稿者:大輔 ◆weh0ormOQI
2024/12/19 20:28:46    (pBxHFwf6)
静まり返っているはずのネットカフェ店内。
しかし、一部のブースでは卑猥な水音、あるいは艶やかな喘ぎが聞こえてくること自体はさほど珍しくないのかもしれない。

よほどのモノ好きでなければ覗き込むこともないだろう。
加えて、日本人特有の控えめな人間性。
ある意味それが身の危険を最小限に抑えつつも、見知らぬ誰かを近くに感じながらはしたない行為に耽ることができるこの環境は、変態さん、にとっては夢のような空間かもしれない。

《お、返事が来たな…。》
《やっぱり、ちゃんとやってたんだね…。待ってた甲斐があったよ。》
《誰だよ、逃げたとか嘘とか言ってたやつはよ。》

《さっきの兄ちゃんの言ってた通りじゃねぇか。》
《つか、このスレやばくね…?立ってから1時間くらいなのにレス数三桁超えてんだけど…。》

美優が何かを発すれば、沸き立つスレッド。
美優を中心に盛り上がりを見せるスレは、他とは雲泥の差。
中には積極的に、指示に従い、画像まで晒している女さえいるが結局それどまり。
応えきれなくなって音信不通、あるいはスレ削除。

生々しくもリアリティを感じさせる美優の存在が、画面を介して数多の男を彷彿とさせていた。

《つか、兄ちゃん…名前なんていうんだよ…。名無し、のままじゃ呼びにくくて仕方ないぜ…。》
《んだよ、男の名前なんか聞いてどうすんだ…ゲイか?笑》
《馬鹿か…。
この兄ちゃんが、美優ちゃんを動かしているようなもんだろ。外野が絡んでんじゃねぇ。》

不意に出る、男の名前を求める声。
ありきたりなサイトの匿名性「名無し」。
誰もが特に指定もせずに発言すればこの状態。

美優を突き動かす男も当然、名無し。
一人の男が言うように、何人もがその男によって美優は揺れ、滾り、昂っていることを理解していた。

《名前…何でもいいじゃないですか…。
といっても、無視は良くないですね…、佐藤…にでもしておきましょうか。》

その発言で、発言時の名前の表示が佐藤に切り替わる。

《ちょっと話が逸れちゃってますね…。

事故を望むのと、見せちゃうの違い…でしたっけ…?
貴女の行動が伴っているかどうかですよ…美優さん。

隙間から誰か覗いていたら…、あるいは、覗いてほしいな…。
は望んでいるだけですが。

もし覗いていることに気づいて、わざと…見えやすいように足を開いたら…。
もうそれは事故ではありません…。

見せちゃっていることに…なりますね…。》

揺れる美優の心が抱く疑問を解説するように、男は丁寧に答えていく。
不思議と、男が話し始めると周囲は少し静けさを取り戻す。
まるで、男の言動で次の美優の行動を待つかのように。

《なんて…。
もうどっちでも良いんでしょ…?お姉さん…。

結局後付け…、あれは事故、事故だったのって言い訳するのか…。
見られたかった、見られたくなっちゃった…って認めるのか…。

貴女の心ひとつ…お姉さんの心ひとつ…ってね。

ほら…つぐんだ唇を開いて…舌先をだらしなく伸ばして…。
ほとんど丸見えの下着…その中心のシミを…ゆっくりとなぞってみて…。

えっちな声が出ちゃっても…それは事故…。
お隣さんを…音で興奮させちゃいなよ…。

お姉さんの…えっちな音…えっちな喘ぎ声…聞かせてあげなよ…。》

男からの指示が徐々に卑猥なモノへと変わり始める。
確実に、美優の心を揺らし、誘うように。



-同刻-

コンコン…。

「あの…すいません。
ちょっと良いかな…、相談というか…お願いがあるんだけど…。」

サイトをスマホで表示して、移動しながらでも書き込みができるように切り替えた男がついに次に行動にでる。


【こんばんは。
結果的に私も1日1回程度しか返せていないので、おあいこですね。

悦んでいただけるのは嬉しいですが、あまりハードルを上げると期待外れが怖いですね…。
ほどほどの期待でお待ちいただければと思います。

寒い日が続いていますので、体調にはくれぐれもご注意ください。】
19
投稿者:美優 ◆UhCCZsNBZ6
2024/12/18 23:48:44    (RoJVx8qn)
とても他人に見せられるような姿でない事はわかっていた。

ワンピースの前側のジッパーを上からも下からも開いてしまえば、お腹の辺りだけがキツく閉じられているものの、上下の下着は露わになる…。

しかもその下着は通常の下着にあらず…。

何かのプレイに用いられるようなシースルーの下着なのだから。

ブラもパンティも透ける生地は地肌を覗かせ、ブラにいたっては有るべきカップもパットも存在せず、ワンピースの上からでもその小さな突起を確認できるほどに…。

下着としての機能を持ち合わせない下着は、その特長故に私の心をより乱れに染め上げていくものなのだろうか…。

『返事…そうだよね…みんな集まってくれてるんだし…コメント…しなきゃ…。』

私からのコメントが途絶えた事に話題は集まり、様々な意見が飛び交うサイト。

疑心暗鬼なもの…急かすようなもの…。
自分自身を守る為なのか始めから存在しないと言い張るもの…。
思い通りにならない事を逆恨みするもの…。

にわかに荒れ始めたかと思いきや、やはりあの人のコメントがその場を鎮めるように働いている。

『やっぱり…あの人の言う事が…一番しっくりくる感じ…。』

荒れた場を治め、私の心を掘り起こすように向けられる言葉。

何故かは分からなくとも、心地よいことだけは理解できた…。

『そう…私は…あの人に支持されて…こんなにイヤらしい格好を…してるんだから…。』

隣のブースとの間の壁に凭れながら、改めて自分自身の姿に視線を向ける。

「イヤらしい格好…。」

つい言葉にしてしまった声が口からこぼれ落ちる。

先程言わされた言葉と言い、つい漏れてしまった声と言い…言葉として口にした瞬間に心と身体の昂りが増していく。

興奮と言うには自分自身、信じがたい心持ちであり、それを認めまいとする理性が辛うじて私の人格を繋ぎとめる。

ゆっくりと椅子に腰を下ろすと、パソコン画面に向かいキーボードを叩き始める。

《コメント…遅くなってごめんなさい…。
指示された事を実行している間に…いつの間にか時間が経ってしまって…。》

私がコメントを疎かにした事で、この場所が荒れ始めてしまったことを謝罪するあたり、本来の真面目さが顔を出したのだろう。

《えっと…その…私は…変態さん…なのでしょうか…?》

柔らかな物言いの中に、私の心を支配するような力強さを感じるコメントに、反応を見せる。

《パンティは…確認してみてとの指示でしたので…。
はい…濡れていました…。
夫に愛撫されても…これ程にはならないだろうと言う程に…。

原因…ですか…?
そうですね…。夫ではない…男の人に指示されたから…でしょうか…。
見知らぬ男の人に…恥ずかしい姿にされて…恥ずかしい言葉を…口にしたから…。》

そんなコメントを打つ時には、間違いなく夫の顔が頭の中に浮かんでいた。
こんな事を言ってしまうのは申し訳ないと思いながらも、夫と比較するような言葉を口にする事が、心の奥からゾクゾクしたような感覚に襲われる…それが堪らなく気持ちのいいものだった…。

《見られたい…それは変態さん…ですよね…?
見えちゃったなら…事故…なんですよね…?
本心を言えば…少し…見てもらいたい…のかも…しれません…。
見えちゃう…そんな事故を望む心は…見せちゃう…事と…何か違いがあるのでしょうか…?》

そんなコメントをあげると、椅子の音を響かせながら立ち上がり、隣のブースとの間の壁に無造作に両手をついて凭れかかると、わずかにドスン…と音が響いてしまう。

「私…今…イヤらしい格好してるの…。はぁ…。ワンピースをはだけて…ブラも…谷間も…パンティも…見えちゃってるの…。
あぁ…。こんな私を…見てみたいですか…?
今…私のブースを覗いたら…私のイヤらしい格好が…覗けますよ…?」

先程の囁くような声色とは違い、少し抑え気味にしたとは言っても、耳をすませて様子を窺っていれば聞き取れる程の声で…。

隣のブースに向かって両手をついて顔を寄せるようにして、まるで隣のブースに語りかけるように声を漏らしてしまった…。


【お優しい言葉ありがとうございます。
大輔さんの素敵な文章の続きが拝見したくて…少しずつでもお返ししようかなと思いまして…。

こちらこそ、お返事はいつでも構いませんので、無理はなさらないで下さい。】
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