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2008/05/13 14:41:25 (Fm9jyz0g)
以前から,年上の大柄な女性に調教を受けるのを妄想しては自慰に耽っていたのでした。
都内の某SM倶楽部‥なかなか勇気がなく,店の前を通り過ぎた事が何度もありました。
今日こそは‥決心して,店の扉を開きました。
システムの案内を聞き,コースを選択してプレイルームへと案内されました。
「ここで,お待ちください‥」
部屋を見回すと,西洋の地下室の様な薄暗い内装に,拘束する器具が吊されていました。
期待よりも,後悔する気持ちが勝ります。
やっぱり来なければ良かったと‥
「待たせたわね‥」
お相手して下さる,美優さまが部屋に入ってきたのでした。恥ずかしさで顔を上げられずにいると,
カツカツカツ‥とヒールが床を叩く音が部屋に響き,ソファーに腰掛けて,足を組みます。
「何しに来たのよ?高いお金払って,愉しみに来たんでしょ?私は別に良いのよ。」
「あの‥どうすれば‥」
顔を上げて,初めて美優さまの顔を見た時,電流が走った様でした。
「何?どこかで会った?」
「いえ‥」
年上の大柄な女性‥冷たさを感じる様な眼差しに毒々しいほどの化粧‥全てが理想に近かったのです。
「初めて?こう言う所‥?」
「はい。」
「名前は?」
聞かれて一瞬,偽名を使おうかと視線を逸らした時でした‥「良いわね‥あんたのそのオドオドした態度‥見てるだけで,どうやって虐めてやろうかって楽しくなるわ。名前は良いわよ。若いのに頭が寂しそうだから,『ハゲ』って呼んであげるわ。お似合いよ。ハゲ‥」
自覚もしていましたし,初対面の相手からどこか感じる劣等感もありました。
ただこんなにもズバリと言われたのは初めての事でした。
「言い過ぎだったかしら?一応,お客さんだしね。」
「いえ‥」
「私の事は,美優様って呼びなさい。わかった?」
「はい‥美優さま‥」
「良い子よ。ハゲはどんなにして虐めて欲しいの?」
「はい‥あの‥」
「何でも良いのよ。アナルを責めて欲しいとか,鞭で叩いて欲しいとか‥」
「はぁ‥」
「何でも良いのよ。あんたの事,気に入ったから‥何でも言いなさい。あんたのその自信の無さそうな態度,見てるとオマ〇コが濡れてくるわ。」
女性の口からオマ〇コと言葉を聞いたのも初めてでした。
「はい‥美優さまに顔に乗って‥座って欲しいです‥」
「良いわよ。でも,その前にパンツ一枚になりなさい。良い事してあげるわ。」
おずおずと,服を脱いで床に寝そべりました。
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23
投稿者:とし ◆nCmcDecEHI
2008/05/15 17:22:22    (WmoJWVfn)
いいですよ~
続きを待ってます
22
投稿者:けんじ ◆WVg8O1juWA
2008/05/15 15:53:17    (ZlXGXbga)
SMとか 関係なくて とても素敵な 恋愛小説を読ませてもらいました
自分も とても好きだった人が Sでいろいろな Mを調教していた頃があっ
て 何となく そのときのことを 思い出してしまいました
この出会いを大切にして下さい
21
投稿者:ハゲ
2008/05/15 13:34:14    (RcaIsLZ9)
「店でもMもやってみようかと思った事あるんだけど,見境つかないお客さんとか来たら‥って考えると恐くてね。結構酷い事するのとか来るんだって。泣いて叫んでもプレイだと思って店の人も入れないじゃない‥Mの子に聞いたけど。」
「そうなんですか」
「うん。だからSで我慢してようかと。我慢する事じゃないか‥」
美優さんが笑って話します。
「明日,本当に大丈夫?もうこんな時間‥」
「そうですね‥迷惑ですね‥すみません。帰ります。」
椅子から立ち上がろうとすると
「帰るの‥」
悲しそうな美優さんの目と合ったのでした。
抱き付いて
「帰りたくないです。一緒にいたいです。好きです。」
美優さんが泣いてしまったのでした。
寝室へ美優さんの手を引き,僕が全裸になると美優さんを脱がせました。
「シャワー浴びないと‥」
「良いんです。」
美優さんを寝かせて,腕枕をしました。
幼く見える顔立ち‥大きな目がいつもはどこか残忍な光を放って見えるのですが‥
「一緒にいたい。」
「私も。」
腕枕をして添い寝して,脱色で痛んだ髪の毛を撫でていました。
「凄い落ち着く‥」
「僕も。」
「寝ちゃいそう。」
「良いんですよ。」
頭を撫でて額にキスをしていると,静かな寝息が聞こえてきました。
守ってあげたい‥この人を‥そんな気持ちで優しい寝顔を見ていました。
リビングの電気を点けたままだったのを思い出して,起き上がると,しがみついて
「どこへ?」
と聞くのです。
「電気,点けっ放しだったから。」
「良い‥一緒にいて。」
とキスをせがみます。
布団の中の手が僕のまだ柔らかいままのチ〇ポを握って‥
「エッチはナシでは‥」
「意地悪‥」
握られてるうちに,固くなってしまいました。
「チ〇ポちゃうだい。オマ〇コに‥」
耳元で美優さまに囁かれると,我慢できなくなりました。
「美優さま‥」
「何?」
「小さいチ〇ポだと言って‥」
「ふふ‥変態‥」
「早くこの,粗末なチ〇ポで美優さまの淫乱なオマ〇コを満たして。満足させてくれないなら,街にチ〇ポ探しに行くわよ。」
布団を剥ぎ,固くなったチ〇ポをくわえました。
「美優さま‥」
「祐一も言って。スケベなオマ〇コだって。」
「優子,なんてイヤらしいマ〇コなんだ‥今まで何本くわえてきたんだ?」
「許して‥チ〇ポ好きの優子のオマ〇コは数え切れないほどの極太チ〇ポをくわえました。誰にでも股を開く優子を許して。」
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投稿者:ハゲ
2008/05/15 12:40:51    (RcaIsLZ9)
「あんた,とっても素直で良い子だね‥どんな育て方したら,あんたみたいに良い子に育つのかお母さんに将来の為に聞いてみたいよ。」
「そんな事‥」
「人を好きになるって‥あんたみたいに何も考えず一途になれたら,凄い嬉しかったし,伝わってきた。」
「僕は,自分に自信がなくて,ただ好きになったら美優さんしか考えられなくて‥」
「ありがと。」
「今いくつ?」
「21です。」
「若いね‥無限の可能性を秘めてるよ。」
美優さまが笑いながら言ったので,つられて笑ったのでした。
「私は32‥ひとまわり近くおばあちゃんだよ。」
「そんな事ないです。」
「でも,実際そうなんだから。明日,仕事は?」
帰るのが嫌で
「大丈夫です。」
とだけ言ったのでした。
「何時から?」
「帰りたくないです。一緒にいたい‥」
「でも,仕事が。」
「大丈夫です。」
「私も。一緒にいたい。」
「美優さん‥」
「サマでしょ。」
笑いながら言います。
「美優さま。」
「Mなの?」
「わからないです。ただ,いつも妄想の中で,年上の美優さまの様な女性にその‥」
「そうなんだ‥」
「はい。」
「令子さんはどうだった?」
「正直言うと,苦痛でした。犬の振りさせられて‥」
「そう言うのは好きじゃないんだ?」
「わからないけど,美優さまが相手だったら好きかも知れません。」
「あんた本当,可愛いね。忠犬ハゲって感じ。あ,ごめんね。」
「良いんです。面と向かってハゲって言ったのも美優さまが初めてでした。いつも劣等感みたいなのを感じてたけど,あまりにもあっけらかんと言われて,気にしてたのがバカみたいに思えました。」
「そう。私ズケズケ言うからね‥太った人にはブタ!とかって。あとは?」
「え?」
「妄想の中の女王様はどんな事してくれるの?鞭とか,ロープとか,蝋燭とか?」
「いえ‥痛いのとかじゃなくて,美優さまみたいにネチネチと言葉で責めて‥」
「そうなんだ‥」
「はい‥」
「浣腸とかは?」
「考えた事ありません。」
「汚いのとかも嫌い?」
「わかりません。」
「そう?私もスカトロとか汚いのはあまり好きじゃないけど,過程は好きなの。凄くジメジメしてイヤらしくて‥」
「僕もです。なんて言うか,淫靡なって言うか‥」
「気が合いそうね。」
「はい。」
「Sとかできる?」
「わかりません。」
「私,たまに本当にSなのかなって思うの。もしかしたらMなのかもって。」

19
投稿者:ハゲ
2008/05/15 11:59:44    (RcaIsLZ9)
「びっくりした?」
「え‥何が?」
「この部屋,何もないから‥」
美優さまが部屋を見回して言います。
「いつでも逃げれる様に。なんてね‥」
「え?」
「なんでだろね。まだ何回かしか会ってないのに‥」
「はい。」
「落ち着く。あんたといると‥」
「僕もです。」
「借金があるの‥。」
いくらですか?そう問いたいのに,無力な僕には聞けず,ただ下を向くだけでした。
「見る目がなかったんだよね‥仕事もしないでギャンブルばかり。たまに勝って小銭持って帰ってきては,『美味いもんでも,喰いに行こう』って。『今に楽させてやるから。』って夢みたいな事ばかり言って。」
「なんで,あんたにこんな話ししてんだろうね。バカだね私‥」
「そんな事‥僕で良かったら。」
「自分勝手な男‥借金残して,消えたよ。」
「そうなんですか‥」
「バカみたいな人生だよ。取り立てのヤクザみたいなのが,『仕事世話してやるから』ってソープランドで働けって。」
「普通の事してても,返せる額じゃないし,身体売るのも嫌だしって似た様なもんだけど,募集見て今の店に行く様になったのよ。趣味と実益を兼ねてね。」
美優さまが笑っていました。
「だから,恋愛とかできる立場じゃないの‥結構,合ってるみたいだしね。」
なんて言って良いかわかりませんでした。
「もう,お店には来ないで。こうして外で会えば‥電話で寂しい時,話し相手になってくれれば。ダメかな。」
「美優さま‥」
美優さまの優しさが痛いほど伝わってきます。
「僕,待ってます。」
「何を?」
「本当は,『一緒に借金返して行こう』って言えたら良いんだけど,無理だし‥だから,美優さまがその‥返し終えるまで。」
「バカね。いつになるかわからないわよ。あんたはあんたでまた別の人と‥私達は友達。話し相手,相談相手‥それで良いじゃない。」
「美優さん以上の人って見つけられない。」
「わからないわよ。恋愛は障害が多いほど,その気になるのよ。あんたはただ夢を見てるだけだよ。」
「でも‥」
「私はこんな女‥客の要望に応えて,鞭振るったり,ウンコまで出して見せて‥お金の為ならなんでもする女‥」
「でも‥」
「もうこの話しはおしまい。あんたの事,教えて。」
僕の事‥あまりにも平凡でただ生きてるだけの生活が恥ずかしく思えたのです。「まず,名前は?」
「〇〇祐一です。」
「他には‥」
「何もないです。すみません‥」

18
投稿者:ハゲ
2008/05/15 11:08:32    (RcaIsLZ9)
「ラーメンが良いです。」
「え~ラーメン?ラーメンなんていつでも食べれるでしょ。遠慮しないで良いから。」
「違うんです。なんか美優さまと,ラーメンが食べたくなって‥」
「私は構わないけど。じゃ,評判の…のラーメン屋さん行ってみようか?」
「はい‥」
駅の反対側の雑誌でも取り上げられるラーメン屋へと行く事になりました。
ガードをくぐる薄暗い道‥美優さまと歩いていると,時間が止まってくれたら‥と思ったのでした。
「並んでるね~待てる?」
「僕は大丈夫ですけど,美優さまは?」
先に並んでいたカップルが僕が(美優さま)と言った時に,振り向いたのです。
気付いた美優さまも耳元に顔を寄せて
「人混みでは,(美優)で良いよ。」
「はい。美優さ‥」
言いかけたのを,美優さまが,声を殺して笑ったのでした。
なんて可愛い人なんだろう‥
守ってあげたい‥生まれて初めてそんな感情にとらわれたのでした。
ラーメンを食べている間も
「美味しいね~」
としきりに感心して,店の主人もこちらを見て喜んでいました。
でも半分ほどしか,食べず,僕の事を横から見ています。
「あまり,お腹減ってなかったんですか?」
「ううん‥太りやすいから,気をつけてるの。美味しそうに食べるね。見てて気持ち良い‥。悪いから,まだ食べれたら私のも。」
美優さまの残りも遠慮なく食べ始めると
「私も少し‥」
と一つのどんぶりを二人で笑いながら食べたのでした。
「どうする?」
帰る‥って言われるのが恐くて,
「一緒にいたいです。」
としか答えられませんでした。
「違くて,どこ行く?って意味。」
「はい‥」
思い付かなくて‥ただそばにいられたら‥それだけでした。
「誰かに会うと,困るし‥とりあえず行こうか。」
行き先を思い付かず,切符を買いホームに並んでいました。
「私の部屋行く?」
「でも‥良いんですか?」
「ただエッチはナシ。守れる?」
「はい。もちろん。」
二駅,電車に乗り,美優さまに案内されて歩きます。
「散らかってるからね。」
三階建ての綺麗なアパート‥美優さまの部屋に上がります。必要な物以外,何もないあまりにも,殺風景な部屋でした。
「座ってて,コーヒーで良い?」
「はい‥お構いなく‥」
テーブルの椅子に腰掛け,テーブルの上の郵便物を見て,
〇〇優子
と書いてあるのを,見てしまいました。「バレちゃったか‥はい。」
差し出されたコーヒーに口を付け,美優さまを見ました。
17
投稿者:アナスイ ◆8wjbpn0tYg
2008/05/15 10:56:34    (ALHJGDzE)
ハゲさんの心情の吐露、状況の描写。僕はMっ気は無いけれど、是非続きを。
16
投稿者:とし ◆nCmcDecEHI
2008/05/15 10:13:15    (WmoJWVfn)
いいねえ…
続きをよろしく~
15
投稿者:ハゲ
2008/05/15 09:51:19    (RcaIsLZ9)
その日のプレイは,美優さまも僕も,どこか熱の入らないものを時間を潰す様に行い,店を出たのでした。
まだ,夕方と呼べる時間‥深夜まで一度帰ろうかと駅へ向かったのですが,途中の公園に寄り,ベンチに腰掛けました。美優さまの,怒った顔,淫靡な顔,笑った顔‥全てが魅力的なのでした。
こうしている時間も,他の客の相手をしているのかと考えても嫉妬心とか複雑な気持ちにはなりませんでした。
それよりも,美優さまのそばにいたい‥ただそれだけでした。
コンビニで弁当を買ってきて,ベンチで食べて‥
色んな事を考えていると瞬く間に時間は過ぎたのでした。
時計を見ると,八時を過ぎた頃でした。もう,ここで時間を潰して待とう‥
そう決めた時,携帯が鳴ったのでした。
「私。わかる?」
「はい。もちろん。」
「何してるの?」
「いえ,特別‥」
「家?」
「違います。」
「どこ?」
「その‥お店の近くです。」
「え~!だってまだ八時半だよ。」
「はい。」
「そう‥また電話する。」
「わかりました。」
二回目の電話があったのは,30分と経たない九時を少し過ぎた頃でした。
「今,どこにいるの?」
「公園です。」
「駅の近くの?」
「はい。」
「わかった。」
電話が切られると,5分ほどして,美優さまが公園に来てくれました。
黒いジャケットにデニムのピッタリとしたパンツ姿で,店での化粧を落とした姿にどこから見ても,普通のOLの様にしか見えず,親近感を感じてしまいました。
「寒かったでしょ?お腹減ってる?」
待っていた事を,店を早上がりさせてしまった事を怒られると思っていたので拍子抜けした気分でした。
「いえ,大丈夫です。すみません‥」
「なんで謝るの?」
「美優さまに早上がりさせてしまって‥」
「良いのよ。それよりなんか美味しい物食べに行こうよ。何,食べたい?」
「なんでも‥」
「なんでも‥はダメよ。何が良い?温かいのが良いわね‥歩きながら考えようか‥」
自然に美優さまが,腕を組んできたのでした。
年上のはずの,美優さまが化粧を落としたせいか,幼く見えて‥
「何が好き?焼き肉とか?今日は私が奢ってあげるから。」
「いえ,とんでもない‥僕が出します。」
「良いのよ。フリーターなんて,いくらも稼いでないんでしょ。ただでさえ,無理して高いお店に通ってくれたんだからそのお礼。」
こうして会ってくれてるのも,ただのお礼の気持ちなのかと‥少し寂しく感じたのでした。
14
投稿者:ひみつ ◆K3l2ANxdgE   himitsu Mail
2008/05/14 22:40:44    (VAA4xEwk)
いいです。とても。バッドエンドでもグットエンドでも期待してます。
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