イメプレ
1:堕ちる憧れ
投稿者:
松井翔平
◆vVgtI4rckc
2025/07/06 17:34:04(lr8T.XNS)
(大事なのは、おしりと太もも…マッサージでたなことは…毎日続けること…直接筋肉に触れること…あとなんだっけ…あっ…そうか信頼できる人から…松井選手だ…でももうだめだ…えっ?な、なんで?なんでだめなの?あ〜私…やっちゃったんた…お漏らし…)
『……ちゃん…栞ちゃん…』
(誰?ママ?今日は友達の家に行くって言ったじゃない…うるさいなぉ…)
何度名前を呼ばれたのだろう…栞の耳にハッキリと聞こえたのは目の前で両肩に手をかける松井選手だった。
「えっ…?れ、連絡先?都合が悪くなったらって…もうここへはこれないのに……えっ…?わ、私に…松井選手が…アドバイス?」
混乱する頭の中に響くのへ紛れもなく松井選手の声…直接、お漏らしをしたことに対して云々言うわけでもなく、それでいて元気を出せと言わんばかりに優しく温かい響き…
顔を上げると栞を真っ直ぐに見つめる松井選手と目が合う…真剣な眼差しに思わず目を逸らしてしまう。
(同情してくれてるんだ…連絡先を交換すれば私か元気になるかもって…)
連絡先を交換しても松井選手から連絡が入ることはないだろう…私からも連絡なんて…)
一刻ても早くこの場から立ち去りたかった…親に嘘をついてまで指導を仰ぎに来たはずの場所から…
「……これ…私の……LINEの……ID…です…」
べの近く置いてあったバックからスマホを取り出し画面を松井選手に向けた。
(……帰ろう…)
着替えを促され栞は小さく頷くと、せなかに貼りつくユニホームとアンダーシャツを脱ぎ捨てた。
濡れた衣服がこれほど脱ぎにくいものかと思った。
松井選手の前だからといって初めにゆに着替えた時のような恥ずかしさはなかった。
何もかもがとうでもよくなっていた…
目の前に松井選手がいるのに下着だけになり、来た時に着てきたTシャツを被り、その後でオシッコで重くなったパンツに手をかけた…
「……今日は…ありがとう…ございました…」
頭を一度下げた栞は、飛び跳ねるように来た道をトボトボと下を向いて歩き出した…
25/07/12 11:56
(/X9TG.ju)
投稿した後で読み返してみたら…変換ミスがたくさん…すいません…
25/07/12 11:58
(/X9TG.ju)
「気をつけて帰るんだよ…?」
もはや男の視線すら気にする様子を見せず着替えを終えてしまう栞。
羞恥などと言う感情は今は皆無。
やらかし、大失態を犯したことだけが栞の脳裏に焼き付いているのだろうか。
「…。」
気をつけて…、その言葉に対する返事はなかった。
感謝の言葉を述べはするものの、出逢った頃のような視線、あのキラキラした眼差しを向けてくれることはなかった。
それほどの出来事だったのかもしれない。
連絡先の交換提案にすら反応は薄い、社交辞令的な申し出だと思ったのだろうか。
聞くだけ聞いて、連絡なんて無いだろう、と。
(大丈夫さ…、楽しいのはこれから…なんだから…。)
栞がどこに住んでいるかは知らない。
とはいえ、地元だと言うことだけ聞いていれば、そう遅くなることないだろう。
始めたのが昼前。
多少時間がかかっても夕方過ぎには着くはず。
手元で一応時間を確認し、次を企てる。
すぐに連絡はしない、しばしの喪失感を身体に染み込ませ、そこへ手を差し伸べなければ、最大限の効果は得られない。
「お帰り、早かったのね?
自主練はどうだったの?」
迎え入れるのは栞の母親。
普段は夕暮れをすぎ、暗くなるくらいまで没頭する栞を心配するほど。
にも関わらず、まだ日もある明るい時間帯に帰ってくる栞にいつもと違う心配の言葉を投げかける。
そして、夜半。
その日の出来事を振り返っているかというような時間帯を見計らい、男はメッセージを送る。
『今日はわざわざ会いに来てくれてありがとう。
栞ちゃんの前向きな姿に俺も若い時のがむしゃらな気持ちを思い出すことが出来たよ。
明日は練習の後かな?会えるのは。
待ってるから来る前に連絡をくれるかい?
練習後の身体のケアが中心になると思うけど、しっかり解していこうね。』
忘れたい失態、だが忘れられない出来事。
そしてそれはまだ終わらないことを改めて感じさせる、期待させるメッセージ。
失態をさらしても優しく受け入れるような言葉が、揺れる少女の心を更には鷲掴みにし飼い慣らしていくように。
【誤字は私もよくありますのでお気になさらず。
あまりにも意味のわからない表現があれば教えてくださいね。】
25/07/12 13:31
(r9EjOpMW)
「自主練?あっ…体調か悪いから帰ってきちゃった…だから今日は晩御飯いらない…」
家にたどりついたのは、日が傾いた夕暮れ時…どの道さをどうやって帰ってきたのかさえ覚えがない。
リビングを抜けようとした時、夕飯の支度をする母親から声をかけられた。
普段は外が暗くなるまで帰らず母親が心配するほど…それが日のあるうちに戻れば不思議に思って当然だ。
「シャワー浴びたら寝るから…」
「大丈夫なの?」と近寄りかけた母親から逃げるように浴室へと向かった。
オシッコて濡れたユニホームは脱いだとはいえ、近くに来られたら匂いに気づかれるかもしれない…根掘り葉掘り聞かれても答えることもできない…何より今はひとりになりたかった。
熱いシャワーを浴び、その音に紛れ栞は大きな声で泣きじゃくった…
ひとしきり泣きじゃくった後、二階の自分の部屋に入るとエアコンのスイッチを入れベッドに倒れ込む…むせ返るような暑さも次第にエアコンの冷気が抑え込んでいった。
(あ〜寝ちゃってたんだ…)
ふと気づけば電気もつけていない部屋は真っ暗…今は何時だろうと放り投げたスマホを手に取るとLINEの知らせが…
誰からだろう…ベッドに伏せたまま画面を見る…栞はその送り主を確認し、ガバっと身体を起こした。
スマホに目を落とした栞の目からは大粒の涙が溢れた…浴室でこぼした涙とは違うもの…
そこには今日の栞の失態には触れず…それどころか栞に会えた事で若い頃の気持ちを思い出すことができたと松井選手の言葉…加えて明日も待っていると…
(私…行ってもいいの?あんなことしたのに…)
何度も何度もメッセージを読み返した栞はギュッとスマホを胸に抱きしめた。
「行ってきま~す。今日はもしかしたら遅くなるかも…」
日曜日の朝、何時も出かける時間より早く家を出る…もう2度とあのグラウンドに行くことはないだろうと思って帰宅したときとはまるで別人の顔で母親に告げた。
グラウンドには小走りで向かった…松井選手にはLINEて行く事は知らせてある。
『まってるよ…』と返事は貰ったものの、グラウンドが近づくと足取りは重くなり、木々の間を抜けグラウンドの前までくると、とうとう足は止まってしまう。
朝から強い日差しご差し込むグラウンドでひとりランニングをする人がけがあった…松井選手だ。
このままグラウンドに足を踏み入れていいものか…声もかけられず立ち尽くしていた栞…そんな栞を見つけたようで、松井選手は真っ直ぐ栞に向かい走ってくる…
「あ、あの…私…」
なんと言えばいいのだろう…昨日の事を謝るべきか…下を向いたままの栞の頭上から「おはよう」の声が響いた…
「お、おはよう…ございます…」
恐る恐る上げた目に映ったのは、黒く日焼けした顔から見える白い歯…照りつける日差しよりも眩しく見えた…
25/07/12 14:38
(WJt3AZzy)
「おはよう。来てくれてんだね。
来る前に連絡してねって言ったのに…。」
今日も今日とてグラウンドで自主練に精を伸ばしていた。
少女に対する邪な感情とともにあるのは、本来の自主練の必要性。
野球界の中核を担っていることは言うまでもないこと。
少女で遊ぶのは、気分転換、或いは片手間程度にしておかなければ行けないのは事実。
結局送ったLINEに既読は付くが返事はなく、昨日の出来事は男が想像していた以上にショックだったのかもしれないと僅かながら諦める気持ちも浮かび上がると共に、本来の目的に集中するべきなのかと少し肩を落としていた時、何気なく向けた視線の先に見覚えのある少女を見つければ、思わず足早になり駆け寄ってしまった。
「でも、また来てくれてよかった。もう俺の指導なんて、って思われたらどうしようかって、ちょっと心配だったんだよね…。」
(せっかくの獲物を取り逃したとなれば、ショックなんて言葉じゃ収まらない。
ほんと、よく来てくれたよ…。)
「今日は部活?はなかったのかい?
こんなに早くから来てくれるとは思ってなかったから少し驚いたよ。
でも、ちゃんと約束通りユニフォームは荷物の中にしまって私服で来てくれてるね。
約束を守ってくれてありがとう。
早速始めていくかい?
それとも少し話そうか?」
思い出したくないかもしれない昨日のことには触れず、また会えたことを嬉しそうな顔で話す男。
失敗を笑っていじって来るような同級生とは当然違う大人の対応は、少しずつ、しかし確実に栞の心を囚え、羞恥快楽の沼へと引きずり込んでいく。
すぐに練習、と言い出さないのは栞の心の整理がついているかの確認。
改めて委ねていい、縋っていい。
従えばいいと思えなければ躾に意味など無いのだ。
25/07/12 15:09
(lk8WzrGP)
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