イメプレ

こんにちは。まだ見てますか？

面白そうなお話なんですが、どんな感じに進みますか？

知り合いに愚痴をこぼしたつもりが、他人にメールを送ってしまい…。

そのあとは、私は間違いを気づかぬまま、貴方は私の知り合いになりすまし…みたいな感じでしょうか？

遅くなってすみません。

知り合いに愚痴をこぼしたつもりが、他人にメールを送ってしまい…。感じで大丈夫です

「もぉ…ストレスが溜まる…。」

職場では若い社員をチヤホヤする男性社員にお局様扱いされ

「オバサンは黙ってろ」

みたいな目で見る

そんな雰囲気に同調していた上司はと言えば、陰でコソコソとセクハラ三昧

「オバサンには興味ないんでしょうが…！
だったらなんで私のお尻を撫でたりするのよ…！」

と、愚痴をこぼそうにも夫は今日も残業と言う名の飲み会…。
きっと今日も日付が変わってから帰ってくるんだろう…。

職場でも家庭でもうまく言っていない私はストレスを溜め込んでいた。

「なんで私ばっかり…。」

そんな愚痴を毎日くりかえしている。

「もう我慢ならないんだから…。久美子に聞いてもらおう…。」


夫が帰宅していない夜、我慢できずに知り合いにメールを打ち始める。

《ねぇ久美子…ちょっと聞いて！
私をオバサンだって言って冷たい目で見る上司なんだけどさ…陰ではコソコソと私のお尻撫でたりするんだけどどう思う!?
旦那に愚痴をこぼしたくても毎日帰りは深夜だしさ…。
いつも愚痴に付き合わせちゃってゴメンね…。》

久美子に送った…つもりのメール。
いつもなら暫く返信はないまま時間が過ぎるのに、今日は早めに返信が届く…。


【こんな感じで大丈夫でしょうか？】

「なんで毎日、知らない人からメールが来るんだよ。久美子って誰だよ。でも仕事をしている人からはこんな愚痴や夫婦でたまるんだな。」

そんな事はないよ。私の所も同じだよ。主人もあまりいいようにみてくれないから本当に嫌になるよ。響子もまだまだ若いから触られるんじゃないの？私なんて全然、触れたことはないよ。とメールをしていた。

（男、文章なんてしたらすぐにバレるからな。まぁ俺とメールをして少しでも鬱憤が晴れるならそれでもいいかな。でもこの人は職場でお尻とか触れているだな。俺も少しは触ってみたいよな。）

NGとかはありますか

いつもなら暫く経たないと返信が来ないはずなのに、今日は何故か早くメールの着信音が鳴った。

「えっ…!?早っ…!?」

いつもの愚痴メールは、返事を待つ間に少し落ち着いてしまう為に、メールのやり取りは長くは続かない。

それなのに今日は…ストレスが膨らんだままにメールを続けてしまう…。

《若いからって…私、40だよ？周りでチヤホヤされてる女の子なんて20歳そこそこだし…。それに比べれば私なんてオバサン扱いだしさ…。》

そうメールを送るとすぐさま久美子からのメールの言葉が気になった。

「久美子はセクハラとか無いんだ…。」

知り合いが触られていないにもかかわらず私は触られている…。

まるで触られている事を羨ましく思っているような文面に、ほんの少しだけ優越感みたいなものを感じてしまい…。

《いやいや…触られたって嬉しくもなんともないよ…？
脂ぎったオジサン上司にネチッこくお尻撫でられたってねぇ…。キモチ悪いだけだよ…。
久美子は触られてないなんて幸せだよね…。いい職場で羨ましいよ…。》

そんなメールを送りながら、今日もお尻を撫でられた光景を思い出す。
ゾクッとするような嫌悪感と共に、知り合いに対する優越感が何故かドキドキし始めてしまう…。

【NGは…特にはありませんが、あまり高圧的な言葉は苦手かもです。】