「メイサ様…お加減はいいがですか?サリーナ様も大変心配しておられましたよ…」サリーナとの夜を十二分に楽しんだアレクは、翌日の午後、メイサの部屋を訪ねた。「それにしても驚きました…まさか宴の席でとは…でも残念でしたね…もう少しの辛抱だったのに…私も残念でなりません…」いかにもメイサとの一夜を楽しみにしていたかの(うな言い回しであったが、アレクの顔を見てメイサはすぐに気づいた。元々、メイサと一夜を過ごすつもりもなく、初めからサリーナを選んでいたことを…これまでのアレクの事を思えば、ひとつだと言ったローターのスイッチも嘘だった事も十分に考えられるのだ。あの純真なサリーナが自分と同じ刺激を受け続けて平気でいられるはずはない…今さらながらアレクに弄ばれただけと知りメイサは唇を噛み締めた。「お前という男は…」アレクに溺れる反面、すっかりアレクに嵌ってしまった自分自身に腹が立ち、その怒りをアレクにぶつけようと恨めし気な目を向けた。「そんな怖い目で見ないでください…サリーナ様は私にそんな目を向けたことなど一度もありませんよ?私の言う事を何でも素直に受け入れてくれますし…私は、そういう素直なサリーナ様が…女性が好きなんです。素直に自分の気持ちを伝えてくださり、お願いされたら断れないでしょう?そうは思いませんか?」メイサと一夜を共にしなかったのは、いかにもメイサのせいとでも言いたげな言い草だった。メイサはギュっと唇を噛み締めた…確かにアレクに言うようにアレクのペニスとテクニックに完全に堕ちながらも「抱いて欲しい…」と素直に言えずにいたのは、公爵夫人としてのプライドだ。没落しかけた実家の伯爵家から、この国で皇族に次ぐ権力を持っレイウスに見初められ、これまで公爵夫人ときて恥じないようにと努力し、臣下からも領民からも慕われ尊敬される立場になるためにどれ程の研鑽を積み重ねてきたことか…そんな自分が庭師の…そこらのゴロツキのような男に平伏すなどできなかったのだ。アレクにとってもメイサのそんな気持ちは分かっていたことで、ある意味、メイサの反抗的な態度もいたぶるための材料ともなり、サリーナとは違う面白味があったのも事実だったが…「そこで…メイサ様にはひとつお願いがあるのですが…メイサ様のご実家のバレンシュタイン家には、母から娘に代々受け継がれる技があるそうですね…サリーナ様は若くして病に倒れ、それすらまだ伝えてないはず…それを今、結婚前に果してもらえないかと…」メイサもレイウスとの成婚前に母親から教えられた技…口淫での舌の使い方や乳房による奉仕に交わる際の腰の使い方…ありとあらゆる性技…それをサリーナに伝えろというアレクの言葉に、アレクが何を考えているのか分からずジッと目を見つめた。「いかがです?私が身体を提供しますので…」かねがねサリーナとメイサ…3Pを計画していたアレク…サリーナもメイサからの教えとなれば承諾もするだろうし、メイサにとっても教育として名分もたつ…サリーナとメイサ…絶世の美女2人が取り合うようにペニスに舌を這わせ、自分が先にと股を開く姿を想像してニヤリと笑った…(クククッ…楽しみだぜ…あれだけ俺に抱かれるために我慢したメイサだ…何とかしてサリーナを言い包めるはず…上手く話を進めたら褒美をやらないとな…)「それでは…良い返事が聞ける事を楽しみにしています…あっ…それからお身体を大事になさってください…レイウス様に心配をかけないように…」ローターを仕込んだ張本人がレイウスの名まで出し皮肉に満ちた言葉を吐き薄ら笑いを浮かべる様子に悔しさを感じながも、サリーナにどう話を切り出せばいいのか考えるように床を見つめるメイサを残しアレクは部屋を出た…
...省略されました。
「ぁんっ、ぁあんっ❤︎アレクぅっ、もっと激しくしてぇっ!!」そのままサリーナの私室に入るや否や、長く濃厚なキスを交わしながら、慌てたようにショーツを脱ぎ捨てた。我慢できる範囲の微弱な振動とはいえ、ローターで一日中焦らされていた秘部はトロトロに蕩け、引っこ抜いたローターにはべったりと愛液が纏わりついている。ペニスを挿入すると、待っていたかのように膣壁は絡みつき、アレクの精を貪る。最初こそ、「お母様は大丈夫でしょうか…。」「もし、私みたいな病気だとしたら…」とSEX中も不安がっていたが、次第に喘ぎ声にかき消され、快楽のことしか考えられなくなり、朝日が昇るまで繋がりあったのだった。絶世の美女であることは間違いないが、やはりフェラや手コキといった奉仕面は拙く、それだけに歯がゆい。サリーナも一生懸命にやっているものの、テクニックはやはりメイサの方が数枚も上手であった。ーーーーーーーーーーーーーーーーー「…何よ。また、私のことを馬鹿にしに来たわけ?さっさと出ていってちょうだい…」あんな大勢の前で、たかだか道具にイかされ、周りにばれていないとしても大恥をかいたメイサ。騙された怒りも相待って、今にもナイフで刺しそうなほどの鋭い眼光を見せる。アレクに対する苛立ちもあるが、自分自身についても激しく怒りを感じてしまう。絶頂して机に突っ伏し、レイウスがメイサを抱き抱えた時、「余計なことをしないで」と思ってしまった。そんな自分に対し自己嫌悪に陥った昨夜だった。(…、確かに、こんな男に頭を垂れるなど、想像もしたくないわ…。最低で下劣な…、ただちょっとエッチが上手なだけの下衆…。だけど、でも…、どうしても…。)もう何ヶ月も手をつけられていない。知らない男に抱かれ、道具でイかされ。しかし、アレクには抱かれていない。アレクの言う通り、ヴァレンシュタイン家の女系には、代々伝わる性奉仕の秘伝がある。山岳地帯で、年の半分は寒風や豪雪によって作物が育たず、貧しい北方貴族。唯一のアドバンテージがあるとすれば、伝説的なエルフ族の末裔であること。生まれる娘は基本的に美形であり、貢物に向いていた。そのため代々娘には、性奉仕の技を仕込まれてきた。しかし、それはサリーナに教える気などなかった。メイサにとっては天使そのものであり、汚れさせたくなどない。(でも、そうしないと、私は…)アレクが去った後も悩みに悩み、時刻は夕方ごろ。立場やプライドから、もはや大義名分がないと、アレクに抱いてほしいなど言えない。(サリーナはきっと、アレクのことが本当に好きなのだし…、これはサリーナのためにもなるし…)自分に言い聞かせるようにして決断し、メイドに伝えて、サリーナを呼び出したのだった。「お母様っ、お身体の具合は大丈なのですか?診察されたお医者様は問題ないと仰っていたと聞きましたが…」「え、ええ…。少し疲れていたみたい。心配をかけたわね。」純粋にまっすぐな瞳で心配を告げられると、少し心が痛む。長く話すとボロが出そうで、早速本題を切り出した。「サリーナ…、アレクとの結婚も近いでしょう…。夫婦になるということは、生涯夫に尽くすことになるの。私がレイウス様にそうしてきたように。」「はい、心得ています。アレクのためなら、私は何でもする覚悟でいます。」「たとえば、身の回りの世話をするとなれば、従者がすればいいこと。そうではなく、その…、欲の発散というか…、ええっと…、要は夜伽は女中ではできず、明確な妻の仕事なの。ヴァレンシュタイン家に古くから伝わる作法や技は、レイウス様には大層喜んでいただけたわ。その、もし、サリーナさえよかったら何だけど…」内心、サリーナに「断ってほしい」と思いつつ、言葉を紡いだ。最もらしいようなそれっぽいことを口にしているが、
...省略されました。