イメプレ
1:動き出した二人の時間<2>
投稿者:
鈴香
◆NZJg9s3.DU
2018/07/17 20:45:59(Crx2scHw)
<本当あっという間ですね。サンタさんくるかなぁ>
「んっ」
口元の生クリームを拭われながら、見つめる。
「恭のとこにはいっぱいお菓子持って来る女の子いたよね」
揶揄われた反撃なのか、よく女の子が家で作った、
家庭科でつくったと持って来るお菓子の話をする。
「鈴もお菓子もらいたかったなぁ」
男子生徒におねだりすればもらえただろうが、
人見知りな鈴香は貴方の後ろに隠れるばかり。
貴方の部活がない学校帰りにはよくアイスやクレープを
食べに行ったことを思い出しながら。
そんな鈴香の顔色が良くなってきていた。
18/12/10 11:25
(QLaZjGeF)
《鈴は良い子だからサンタさん来るんじゃないかな?どんな物が欲しいのかな?可愛いアクセサリー?ぬいぐるみかな?》
『あれ以上食べたら鈴には多過ぎだから貰っても食べられないんじゃない?だいたい何品かお店で頼んで残りは俺が食べていたし。』
唇の端に付いたクリームをペロッと舐めて見せて、残りはいつも食べてたとからかい返し。ただし、他の女子からの話は流して。
『次は桃だね。クリームいっぱい付けたから大きな口を開けないとクリームは俺が舐めちゃうよ。』
もちろん一口サイズだから今度は付くことなく食べさせながら顔色を見ると赤みが戻ってきていて。
『次はホットケーキ?それともコーンスープを飲むかな?』
18/12/10 14:16
(LbpCdu/h)
<本当?鈴は・・・可愛いコートが欲しいかな。
寒がりなのでぬくぬくしたい。
恭平さんはサンタさんに何もらいたいんですか?>
「ホットケーキ食べるっ」
コーンスープかホットケーキか問われて、元気に答える。
貴方がいると落ち着いていく。
体調が悪い時もまるで魔法の様にそうだった。
「恭は今も身体鍛えてるの?」
自分と違って身体が強い貴方に、心配そうに頬に手を這わせる。
ずっと一緒にいたかった。
それでも離れていた時間は確かに存在し、その間のことはまだ聞けていない。
本当に聞きたいのは別のこと。
18/12/10 20:31
(QLaZjGeF)
《こんばんは。関東は平野部でも雪が降るかもと予報が出てます。寒い寒い。鈴はコートが欲しいんだ?何色だろう?イメージとしては赤かな。鈴が寒がりなのは良く知ってる(笑)恭は傘が傷んできたから新しい傘かな(笑)》
『ホットケーキが先だね。よーし、少しだけ大きいやつだから、鈴も口をいっぱい開かないと入らないかも知れないよ。』
もちろん大きさは鈴香の一口サイズ。それでも昔から食の細かった鈴に食べさせるために工夫をしながらなだめたりしながら食べさせた名残り。
『どう?ホットケーキにはバターを塗ってメイプルシロップいっぱいだから美味しいでしょ?
ん?身体はスポーツジムに時間がある時に行ったりして程ほどには鍛えてるよ。』
今回も鍛えていたお陰で陰湿で粗暴なホスト崩れから鈴香を難なく奪還出来たのも学生時代から身体を鍛錬していたお陰だった。
『じゃあ、次はスープだよ。スプーンで飲ませて上げるから、あーんして。』
少し時間が過ぎたのでコーンスープは適度で熱くもぬるくもない温度になっていたので、何回かに分けて鈴香に飲ませた。
18/12/11 20:05
(LIDbvcBS)
<鈴香はあんまりテレビをみないのですが、結局関東には雪は降りましたか?
コートより雪だるまみたいかもです。
そして鈴香の傘は赤色笑>
「ホットケーキ美味しいよ。恭が小学生の時からかな。
よく作ってくれたよね」
今よりも男性が料理をすることは珍しい頃。
しかもまだ貴方は小学生だったが、鈴香を喜ばせたくて
一番初めに覚えた料理。
勿論そんなことは知らないが、鈴香にも思い出の味。
「あーん」
今度は口を躊躇いなく開き、コーンスープを受け入れる。
コーンの甘みを感じながら、飲み込む鈴香。
「あのね・・・恭、鈴が聞いちゃいけないことある?
恭が聞かれてやなこと・・・」
18/12/13 22:40
(BZTlvQgp)
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