「〇〇〇にアカチャンできてたらパパ、どうしてた?」
コレは究極の質問だった。
正直に言えば俺と〇〇〇の間に生まれてくる子の顔が見たい。ダッコしてみたい。
でも先ず姪っ子の体がまだ出産に耐えられるほど熟成していない。危険だ。
そしてこの国は小学生の母親が幸せに生きていける社会ではない。
様々な事を今までもずっと考えてきたが未だに答えは出ていない。
だけど〇〇〇の俺を見詰める目は俺の真実の回答を求めていた。
「産んで、俺のアカチャンをダッコしたかった」
そう言ったあと、その結果に考えられる数えきれないほどの障害を話した。12歳の母体への危険も。
「〇〇〇の命は何よりもだいじだから、取り返しがつかないのは絶対にイヤだ」
無言て俺を見つめて聞いていた姪っ子がようやく微笑んでくれた。そして言った。
「わかった……」
12歳の子供のその言葉の重さに返す言葉を俺は見つけることができなかった。
「中絶」という覚悟を背後に隠した〇〇〇の「わかった」に聞こえたから。
記念日などとほざいてる場合じゃなかったんだ。
もう二度と姪っ子にそんな想いはさせないと心に固く誓った。
今後、姪っ子の中に挿れる時はタイミングに関わらず最初から必ず避妊具を使うと誓った。
そんなアホな想いを巡らせていた俺を宥めるように姪っ子が言ってくれた。
「いつかパパのアカチャン、〇〇〇がウンであげるからね?、そしたらさウンとかわいがってね?」
その言葉を聞いて背中を何度叩かれてもギュッと抱きしめる力を緩めることができなかった。
「あははっ、パパぁ、どーした?、クルシーよお〜」笑いながら何度もギブアップの背中を叩いた姪っ子だったが、最後の方は俺の背中を優しく撫でていた。そしていつもの言葉。
「パパ、〇〇〇のこと、スキ?」と………
今夜はそんなエッチ無しの夜だった。
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