2016/12/13 07:13:44
(74BnRZg9)
そんな僕にも、好きな女の子がいました。片想いだったけど。
僕たちの学校には中等部があり、バカ高で有名な高等部と違い、それなりにまともな子達が通って来てました。
同じ敷地にあっても普段は交流などなかったけど、どっちも小規模なので、体育館やプールは共同使用でした。
僕たちの溜まり場の、体育館二階の用具置き場。
放課後になると、女子バスケット部やバレー部の練習が見えました。
僕たちはそれを見下ろしながら、どの子がかわいいだの、オッパイの形がどうだのと、品定めして楽しんでたのですが、僕は初めてその子をみたトタン、目が離せなくなってしまいました。
中等部バスケ部の3年生、ミズキちゃん。
身体つきはまだ幼く、少年のようでしたが、ボールを追う真剣な眼、シュートが決まった時に見せる無邪気な笑顔。
夢にまで見るようになりました。
『来年になれば、あの子も高等部にくるのかな…』
『そしたら知り合いになれるチャンスが…』
『でも不良グループのミソッカスなんか、相手にもされないだろうな…』
そんなことを繰り返し考えていたある日、女の不良グループのリーダーのアヤが、僕たちの溜まり場に来ました。
レイプを頼みたい子がいる時はいつも、サトシちゃんだけが呼び出されるのに、珍しいなと思いました。
アヤはひどく不機嫌でした。
彼女が差し出した、隠し撮りした写メの画像を見せられ、僕は愕然としました。
写っていたのは間違いない。ミズキちゃんだったのです。
「この女のせいで、弟が不登校になっちまって…」
アヤの説明によると、彼女の弟が中等部にいて、ミズキと同じグラス。
それが、ミズキに惚れて、告白したけどフラれ、ショックで不登校になったというのです。
「かわいい顔して、男を選り好みしやがって…許せねぇ!こいつも学校に来られねぇようにしてやってくれ。」
僕は正直、ひどい言い掛かりだと思いました。今なら、引きこもりの辛さも分かるけど、その時は不登校はアヤの弟が弱いだけのことで、ミズキちゃんはなんの罪もないのに…と、腹立たしく思いました。
そんな下らない理由で、真面目に部活や勉強に打ち込んでいる清純な少女を、僕たちのような汚い男達の性欲まみれにしてやろうとするなんて…
僕はアヤという女の身勝手な残忍さに、ゾッとしました。
けど、そこまで分かっていても、その時僕は仲間達を止めることができませんでした。
アヤが帰ったあと、仲間達は、アヤが携帯に送ってくれたミズキちゃんの画像を見て、盛り上がっています。
「この子、かわいいなぁ」
「中坊ってことは、処女かもな」
「マジかよ!処女に当たったら初めてじゃね?」
「誰が最初に突っ込む?」
「そりゃ、サトシさんだろ?」
「だよなぁ うらやまし~」
口々に勝手なことを言って騒ぐみんなの中で、僕はヘラヘラ笑って調子を合わせることしかできませんでした。
それでも、いままでやったヤンキーJKと違い、普通のまじめなJC相手ということで、
『下手を打つとパクられるかも』
頭の悪い僕たちでも、そのことは想像が着きました。
僕としては、話の流れが
『やめておこう』
という方向へ向かないか期待していたのですが、逆に、どうしたら確実に捕獲でき、効果的に口止めができるか?について、集まっては熱心な議論が交わされました。
アヤの執念深さも相当なもので、仲間を使ってミズキちゃんの通学路、行動パターンを調べ上げ、情報提供してきました。
いつものレイプでは、割と行き当たりバッタリで、アヤ達がケンカの延長で、ターゲットを僕たちのいる所へ連れてきてくれたり、ゲーセンとかに相手がいるとき電話をもらい、出口で待ち構えてラチったり。
でもミズキの場合はどちらも難しいということで、彼女が学校から家に帰る途中で襲うことになりました。
街中にある学校から、郊外のミズキの家に行く途中に、里山の裾を通る所がありました。
向かって左が里山で、鬱蒼とした杉林。右は田畑が広がっています。
アヤは、ミズキがここを通る時がチャンスだから、木の陰に隠れて待ち伏せし、林の奥に引っ張り込んでアオカンすればいい、と提案しました。
けど、やる側からすれば、アオカンはリスクが高い。
襲うのに夢中になって、農家の人とかが近づいてきても気づかないかもしれません。
どこかもっと、人目に付かない所に連れ込めないか?
僕たちはその場所まで下見に行き、そこで、道から少し奥に入った所に、小さな古い神社があるのを見つけました。