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母の携帯から

投稿者:あーにゃ ◆K5bB.nSKTk   omizunomitai
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2025/02/21 21:22:43 (UFxoXMWK)
文章すごく下手なので読みにくかったらごめんなさい。
高校受験を間近に控えた頃の話です。

母の三回忌を終えて、その日は勉強も忘れて色々と母のことを思い出していました。
優しくて、頭も良くて美人な、自慢の母でした。
その日はふと、久しぶりに母の形見の携帯に電源を通してみました。
母が亡くなったとき用に、私が使えるようにロックも外してくれていたけど、私は母が遺してくれたままとってあって、たまに思い出したときに少し充電して起動したりしてました。

いつもは写真や私とのメールとかを眺めるだけでしたけど、自分の携帯を触ってる感覚で、Safariを開いちゃいました。
ブックマークがいつもと違うことで、これお母さんのだったって思い出したときに、nanというフォルダが気になりました。

そこには4つほどブックマークが残っていました。見てはいけないもののような気がしながらも、私は興味本位で開いてしまいました。

それは、ずっと昔のナンネット掲示板の男性の書き込みで、ネカフェで女子大生に痴漢みたいなことをしたという体験談でした。
気持ち悪い…何これ…
そこに書いてある内容も書いている人も、正直気持ち悪すぎて、途中までしか読めませんでした。

ただ、女子大生の名前を見た瞬間、愕然としました。
もしかして、これって母のことじゃないか…
 
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5
投稿者:たけ   tomo202003
2025/02/21 22:03:26    (9Md.fflr)
とても読みやすいですよ。続きを楽しみにしてますね。
4
投稿者:あーにゃ ◆K5bB.nSKTk   omizunomitai
2025/02/21 21:24:46    (UFxoXMWK)
続きはまた書きますね
3
投稿者:あーにゃ ◆K5bB.nSKTk   omizunomitai
2025/02/21 21:24:26    (UFxoXMWK)
その週末、私は電車で少し離れた都会に行きました。
そこで会員カードを作った同じ店に入りました。最初は飲み物のもらいかたもわからなかったけど、人がやってるのを見て、同じように飲み物をもらってみました。

飲み物を選ぶのも迷って時間がかかっていたので、あとから飲み物を取りに来たらしい男の人に声をかけられました。
「大丈夫?こういうとこ初めて?使い方分かる?」
親切な人かなと思ったけど、大人の男の人だったので、私は
「はい、大丈夫です…」
と言って逃げるように自分の部屋に行きました。

私の部屋は、扉のある個室でした。家の近くのお店では中学生はこの部屋は使えないと言われたけど、ここのお店ではその部屋に案内されました。
10分ぐらいしたら、扉をノックされました。
私は、誰か確認もせずに、扉を開いてしまいました。さっきの男の人でした。
「パソコンの使い方とかわかる?困ってないかなって思って」
え、何で部屋知ってるの? 何でノックまでして話しかけてくるの?
そんなことが頭を駆けめぐり、私はなんて答えたらいいか分からず無言のまま固まってると、男の人が部屋に入ってきました。
2
投稿者:あーにゃ ◆K5bB.nSKTk   omizunomitai
2025/02/21 21:23:45    (UFxoXMWK)
私の中の母のイメージが、音を立てて崩れていきました。

小柄だけど優しくて美人、いつも笑顔で私の味方で、学生時代にはアナウンサーになりたかったと話していた母は、その掲示板に書かれた女子大生と名前も特徴も一致します。
その母が、個室で二人きりになり、痴漢行為をされるための男性を募集していた…
それも、地元から東京に行くときだけを狙って。
そこには母らしき人のコメントもありました。

私はその事実を受け止められませんでした。

私にとって女性としての理想像であった母。

これが本当だとしたら、なぜ母はそのようなことをする必要があったのか。
なぜ母はそんなページのブックマークを残していたのか。

私立入試が目前でしたが、私はそれから数日間、学校でも家でも勉強が手につきませんでした。

実はページを見たときは、ネカフェってなんだろう?と思ったのですが、調べたらネットカフェのことだとわかりました。
行ったことはなかったですが、漫画とかが置いてあって、自由に読めてパソコンも使えるところ、というのは何となく知っていました。

ある日、私は気になって、家の近くのネットカフェに行ってみることにしました。
学校の帰りに、彼氏と帰り道が分かれるところまで帰り、そのあと私は家に向かうふりをしてネットカフェに向かいました。

会員カードを作って、読みたかった漫画を取って、案内された部屋に入ると、そこは仕切りがあるだけとはいえ個室で、知らない男の人と二人で過ごすなんて想像するだけで怖くなり、漫画の内容も頭に入りませんでした。
30分ぐらいでお店を出ました。

たまにしか開いていなかった母の携帯を、毎日開くようになっていました。どんな気持ちで母がその空間にいたのかが、気になって仕方ありませんでした。
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