2012/04/27 23:36:58
(M.q1d70n)
由香は風呂から、パジャマ姿で出て来た。
頭にはタオルが巻かれている。
お肌のお手入れとか言って、テーブルの上に大量のコスメを並べ始めた。
その間に私も風呂に入る事にした。
「ゆっくりね、女の子は時間かかるから」と、念を押される。
体を洗い終る頃、洗面所で由香がドライアーを使う音が聞こえた。
浴槽に長めに浸かり、風呂を出た。
私はパンツ一枚に、バスタオル姿だ。
パジャマ代わりのスエットは寝室にある。
居間にはすでに、由香の姿はなかった。
寝室を覗くと顔半分まで掛布団をかぶった由香が、ベッドに入っていた。
掛布団を持ち上げ、無言で横に滑り込む。
いつの間にか、パジャマから淡いイエローの透けたキャミソールとパンティに変わっている。
「買う時勇気いっちゃった」
由香が恥ずかしそうに言う。
「似合ってる、とても可愛いよ」
目を閉じて唇を重ねる。
今は私の掌から溢れんばかりの乳房を、優しく触る。
耳、首筋、胸…下へと向かいキスを繰り返す。
由香の息遣いが荒くなる。
指で秘裂をなぞると、もうかなり濡れていた。
隠核を刺激する。
その都度由香の体が、ピクッと反応する。
もう我慢できなかった、由香の両足の間に体を入れた。
由香の膝を立て、前方に少し押し出す。
腰を由香の秘部に近づけ、男根で上下になぞる。
蜜壷に狙いを定めゆっくりと、亀頭を押し込んだ。
ほんの少し抵抗がある。
由香の顔が一瞬歪んだ。
「大丈夫、平気。来て」
再びゆっくりと腰を押し付ける。
少し抵抗が弱まったと感じた瞬間、するりと男根が飲み込まれた。
「ア~ッ」、由香が呻く。
私は体を被せ、由香に唇づけした。
由香は両手を私の背に回し、強く抱きしめる。
「嬉しい、隆弘さん愛してる」
初めて由香が私の名を口にした。
「愛してるよ、由香」
由香の中は温かった。
初めて異物を受け入れた膣は、男根をグイグイと締め付ける。
暫く動かずその感覚を味わった。
「大丈夫かい、動くよ」
由香が頷く。
ゆっくりと律動する。
由香の反応を見ながら、少しづつ速さを増した。
由香の喘ぎ声も大きくなる。
絶え間無く呻き喘ぐ。
「駄目、変おかしくなっちゃう」
私もすぐに限界がきた。
「一緒に、一緒にお願い…イクイク」
由香の爪が私の背にくい込む。
強く二、三度腰を打ち付け私も果てた。
由香に体をあずけ、互いの鼓動を確かめ合う。
由香の閉じられた眦から、一筋の涙が零れた。
私は体を起こし、由香の横で仰向けになり、天井を見上げたまま手を握った。
「ねぇ隆弘さん、由香をお嫁さんにしてくれる?」
私は何も答えず、由香を引き寄せ唇を塞いだ。
その後由香は何も言わなかった。
口づけの意味をイエスと受け取ったのだろうか。
その夜三度交わり、二人共深い眠りについた。