もう10年位前の話です。
当時は彼女と別れ、久々の自由を謳歌していた。
友達と週末ともなれば出掛け、そんな遊びにテレクラがあった。
当時は勘が冴えてるというか、今日は誰かと会えると感じた日は必ず誰かと遊ぶ事が出来て、何も感じないのに友達に連れて行かれた日はやっぱり援助でしか会えない、そんな状態だ。
その日は今日は会えると感じた日、迷わず友達を誘った。
「テレクラ行かない?」
「今日はピンと来た!?」
「多分会えるな…」
俺達は基本的に援助はパスだ。
溜まりに溜まったらするかも…って程度だ。
受け付けで会計し部屋へと案内された。
するとその日は電話が多い、もちろん援助が圧倒的だが、普通の会話をしてくれる女性も多かった。
何本目かは忘れたが出掛ける事になるルミに繋がった。
まだ遊び足りない、どこかドライブに行きたいけど車もない、だから掛けてみたらしい。
それまでの会話から俺と出掛けても良いかな、となったらしかった。
「迎えに行くよ、何処にいるの?」
「近くにいるからそっちに行くよ」
ちょっとだけこちらに来るという言葉に引っ掛かった。
そんな人は今までいなかったし、普通ならテレクラの前で待つのは恐くないか!?と感じたからだ。
ヤバそうだったら店に戻るか…と考えて階段を降りて通りに出た。
目の前に女性がいる、がしかしこの人だとは思わなかった。
18と聞いたがどう見てもJC 、可愛いけど今は夜中だ。
(10年位前は地元の店は午前4時までやってた…潰れたけど)
「あれ!?え~と…ルミさん、じゃないよね?」
「たけさん?アタシがルミだよ」
え~!?って感じ。
聞いた歳を信じられず再び聞いてみた。
「あ、ゴメン歳いくつだっけ?何人かと話したからゴッチャになった」
「アタシ18だよ、下に見られるけどさ~18なんだよ」
まぁ半信半疑、ホントだったら失礼かなとそれ以上は聞かなかった。
駐車場から車を出し助手席に乗せた。
目的地は無いが夜景を見てちょっと話の流れで心霊スポットへ寄り結構いい時間だ。
普通ならとっくに入るホテルも歳が気になり、今回はドライブと割り切ろうと半分決めていた。
誘わなければホテルなんて寄ることは無いだろう。
しかしそれは向こうからやって来た。
「たけさんホテル行かないの?」
「え?いや~電話でもそういう話ししてなかったから今回は諦めた(笑)」
そう笑いながら話した。
「寄ろうよ!」
ルミが提案してきた。
「朝になるよ?俺は嬉しいけど、メシ食って帰った方が良いんじゃない?」
「散々付き合わせて悪いから、行こうよ」
結局ホテルに入った。
聞けばいつ誘われるのか、全然誘わないから変わった人だなと思われたらしい。
ホテルに入ると上着とスカートを脱ぎ出した。
見えたのは普通の水色のパンティ、しかも服に似合わず子供クサイ…
俺は思いきって再び聞いてみた。
「ねぇ、最後にもう一度聞くけど本当に18?気にしないから言ってみて」
「え~!?逃げない?」
「て事はヤッパ違うんじゃん!」
「アハハ…ホントは15だよ、嫌になった?」
「ヤッパな~!そん位だと思ったよ…家に帰んないとマズイじゃん」
「アタシさー家出中なんだよね、休み明けたら帰るよ」
今は冬休み中で親と喧嘩して彼氏の家に行ったらしい。
しかし彼氏とやらも本気じゃなかったんだろう、上手いこと言われてその日のうちに追い出されたようだ。
「たけさん良い人だから、Hしても良いかな~と思ったんだけど誘わないんだもん」
「あ~…ゴメンね」
何故か謝る俺。
「ヤッパ顔が子供ッポイ?」
「顔だけだと何とも言えなかったけど、気を悪くしないでね?パンツが子供っぽくてヤッパそうなんじゃね~かな?って思った」
「パンツ?そうか~これでバレたか(笑)」
「どういうのが大人ッポイ?レースとか黒とか?」
「何とも言えないけどね~」
するとルミはホテル備え付けのメニュー表にに目をつけた。
「こういうの?」
そこには玩具から下着まで載っている。
「これは…普通に着てたら頭おかしいべ?」
写真に載ってるのは透け過ぎた、しかも穴あきパンティだ。
「アハハ!!ホントだ、これは着ないわ」
「ホテルとかする時に履くやつだろ」
「え~?超興奮しそう…履いてみたいな~」
「履いてみる?」
「マジで?良いの?」
「高くないし良いよ」
早速フロントに連絡すると数分で小さな荷物が届いた。
色は紫で面積は小さく透けている。
アソコとバックには穴が開いている。
「ヤバイ♪これ履いて早くしてみたい!」
ルミも興奮していたが、俺もちょっと興奮していた(笑)
「早くお風呂入ろ!」
ルミに手を引かれて俺は風呂場へ向かった。