事の始まりは何年も前にさかのぼるのだろうが、それでも最近の出来事の中から切掛を探すなら7月の終わりの電話だった。叔父から掛かって来た電話の内容はごく簡単なもので、叔父の娘が何かのイベントに泊りがけで行くので泊めてやって欲しいとの事だった。私と叔父はたいして年齢が違わず、その娘と言えば一つ間違えば自分の娘であってもおかしくない年齢だ。そんな子供を預かるのに、正直に言えば面倒な思いもあったが親類の頼みを無碍に断る事も出来ず、仕方なく了承したのだった。8月になり従兄妹(仮に楓としておこう)が泊まりに来る事となり駅まで車で迎えに行った。楓の顔は知っている。今年の正月にもお年玉をせびられたし、法事の度に顔を合わせている。しかし、駅で出会った少女は私の知っている田舎臭い子供ではなく都会に出てくるのに精一杯のおしゃれをし過ぎ、どちらかといえばビッチ臭すらするほどで垢抜けていた。驚く私に照れながら挨拶をする楓。去年、彼女と別れてから女旱が続いたせいか興奮を覚えた。車の中という閉鎖空間に入ると微かに香りが漂ってくる。香水までつけてるのか……最近のJSは色々とすごいな。「えらく気合入ってるね、服」「可愛いと思うよ? JSの流行はわからないけど」その興奮を隠すように口数が多くなってしまう。自宅マンションに連れ帰り、まだ緊張の取れない楓にくつろぐよう促しつつ紅茶を用意する。濃い目に煎れた紅茶を氷で埋めてアイスティーにして出してやると喉渇いてたんです、と一気に飲み干した。二杯目を用意しつつ楓と会話を続ける。「イベントは明日?」「何時?」「何処であるイベント?」ほとんど一方的に問いかけ、それに楓が答えるだけの会話だがそれでもふと気づく事が有り、私は思い切って聞いてみた。「もしかして、イベントってSCC?」瞬間、目を輝かせ始める楓。私は畳み掛けるように言う。「それだったら東京まで出たらイイのに」その私の一言で楓は同好の士と判断したのだろう一気に言葉はくだけた物になり、口数も増えた。もう、緊張は見られない。晩飯は楓のリクエストで私の手料理となった。いくつかの買い物の為に外出する事となったが楓は残るという。あまり家探ししないように言い、暇つぶしにPSPを与えて一抹の不安とともに家を出た。……が、それが失敗だった。帰ってくると見事に荒らされていた。クローゼットの奥に隠してあった薄い本はもちろん。よくもまあ見つけたものだ、去年まで彼女に着せていたコスプレ衣装まで見つけ出していた。タンスの引き出しを外した、その下のスペースに隠してあったのだが……私は確かにロリ好きだが、それは二次に限っての事だ。三次になんて興味はなかったハズなのだが少し魔がさした。「それ、着てみる?」勝手に薄い本を読んでいた後ろめたさと羞恥で真っ赤になっている楓の様子にオンナを感じたなどと言うのは言い訳にしかならない。叔父に告げ口される恐怖感より共犯者としての共感を選ぶと断れないと知っていて提案したのだ。脅迫と変わらない……風呂場の脱衣所で楓が着替えてる間にビデオカメラを用意した。楓は不安そうにしていたので「記念と楓が自分でも見れるようにだよ」と安心させる。この時は本心からそう思っていた。本気で手を出すなど許されない事だと理性が確かにあった。B★RSのコスプレをした楓を撮り始める。引いて全身を。少し寄って、バストアップ。もっと寄って、足元からゆっくりと太もも、つやつやしたエナメルのホットパンツに包まれた股間、後ろに回ってホットパンツをはちきれさせそうなお尻。もう一度前に回って腰のくびれとヘソ、ほとんど膨らみのない胸、くっきり浮き出た鎖骨。少し大きめの衣装が、彼女の時よりB★RSっぽく興奮が抑えられない。色々なポーズをしていして、色々なアングルから撮影した。ブラ部分のカップの隙間に鼓動が跳ね上がる。M字開脚したホットパンツからはみ出るVラインに勃起が抑えられない。もう、楓に夢中だった。
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夏休みも終わり楓からの電話も減った9月のある日。それでも夜になれば毎晩必ずかかってくる電話は蜜月の時に浸るように甘く、私の内心の不安や悩みなど全く意に介する素振りすらない。それに多少の苛立ちを覚えないでも無いが楓の嬉しそうな声を聞いてしまえば、それを壊してまで内心の吐露を行おうという気はおきなかった。そんな優柔不断な日々。その日も答えの無い問題を抱えながらも楓からの電話を待っていた。――という訳で前回「JS5をなめてた」の続きとなります。よろしければ先にそちらをご覧頂ければ幸いです――楓からの電話がかかってくるのは大体は22時以降。自室から一人でかけてくる。他愛ない会話。アニメや漫画の話題からオタク的な声優や同人誌の話し。学校や家庭の愚痴を聞かされる事も多い。そして、エロの会話。エロ漫画、エロ同人誌、エロサイト。「そんなヤラしいのが好きなんですか? 楓さまもしたい、されたいって思います?」そんな台詞からオナニーさせ、その声を聞きながら自らもオナニーするのが、ほぼ日課になっていた。しかしその日は違っていた。電話がかかってきたのは、まだ19時になったばかりだったろうか。後ろから聞こえてくる音が少し騒がしく、その電話が家族の前でリビングからかけられていると察せられた。真っ先に思い浮かんだのは楓との関係が露見したのかとの不安だった。しかし、それにしては後ろからの声は和気藹々すぎる。はしゃぐ楓の弟の声と叔父の声は絵に書いたような、虫唾が走る程の家族団欒……不安から一転、苛立ちを隠せないでいると叔母に促されながら恥ずかしそうに楓が話しだした。「今度、15日からの連休……泊めて欲しいんですけど」「ッはぁ!?」15日の朝。楓を迎えに再び車を出す。お互い初めて迎えに行った時よりも緊張している風なのは今回、楓が来た理由による。叔父達には前回と同じくイベントの為として来ているが本当は、単に泊まりに来たのだ。一度ならず肉体関係を持って、毎日のように電話でもそういう行為をしている男女が泊まるという事はそういう事をするという事だ。つまり楓は今回、私とJSらしからぬ性行為をする為に親に嘘をついてまでやって来たのだ。自惚れでなく楓は私に対して好意を持っていると思う。もちろん性への興味も大きいだろうがそれでも性行為をする為だけだったら同級生でも良いはずだ。なのに態々私を選ぶというのはそういう事なのだろう。そう思えばまるで童貞の少年のように緊張せずには居られない。「じゃあ、どこか遊びに行こうか?」緊張をほぐす為にと提案するが、楓は余計に緊張したように俯いて黙りこんでしまった。「いや、普通に! ホテルとかじゃなくて」大体、JSを連れてホテルなど入れる筈もない。自分の勘違いに気づいて照れ隠しに怒る楓をなだめ、オタ系ショップの並ぶ電気街へ向かった。しばらくアニメショップなどを廻っている内に緊張も解れたようで、楓は本来の明るい子に戻っていた。そのJSらしい無遠慮なはしゃぎ様につい油断した。私のアニメキャラへの愛情を垣間見た楓の機嫌が悪くなる。傍から見れば仲の良い親子だったろうし私もヲタの同類的に会話していたのだが、楓は私を彼氏として見ていたのだろう。「浮気じゃないのは分かってるけど、なんか腹たつ」そう言ってムクれる姿も可愛く、あの夜の事を思い出し性欲がむくむくと湧き上がってしまった。もう、我慢出来ない。そっとビルの非常階段へ誘導し、楓の唇を奪う。「そ、そんなんで誤魔化されないから!」照れながらも怒って見せる楓。「大丈夫ですよ、楓さま。私がリアルで好きなのは楓さまだけです」その照れた顔が見たくて、普段なら絶対言えない事を言う。驚いて、照れて、だが怒っている最中だから怒っていなくてはいけなくて。そんな複雑な表情を浮かべて慌てている。ああ、楽しい。せめて楓と居る間は将来の不安を忘れていよう。今、この一瞬だけを大切に。夜まで遊び、電気街近くの美味しいと評判のモツ鍋屋で食事してから帰宅した。帰宅後は電気街での戦利品の見分から私のPCの中身の話しになった。「DドライブとEドライブは聖域なので見ないで下さい」「そう言われると暴きたくなっちゃうなw」
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目を覚ませば天使が居た。陳腐な表現だが、そうとしか言いようの無い寝顔で静かに寝息を立てる楓は無垢な天使のようで……昨晩は年齢に見合わない痴態を魅せてくれた淫魔と同一人物などとは思えないほどだ。しかし、この寝顔は確かに快楽に歪み澄んだ寝息は確かに喘ぎ声だった。そのギャップがあまりにも愛らしく、私は寝顔にキスをした。――という訳で「JS5のをなめまくってた」の 続きとなります。よろしければ前回、 前々回とも合わせてお読み頂ければ幸いです――楓を起こさないように、そっとベッドを出る。洗顔、歯磨きを終えてインスタントのコーヒーを飲みほっと一息つくと、昨晩の事が思いだされた。いわゆるアヘ顔を曝すまで楓をイカせた事……気を失うまで絶頂させ続けるなどやりすぎたかも知れない。もう少し思い遣って、楓に合わせて気持ちよくさせなければ、がっつき過ぎだと反省する。せめて体力の回復にと朝食を作ってから楓を起こしに行った。眠い目をこすり寝惚けながら歯を磨く楓を促しテーブルにつくと、もぞもぞと食事を取り始める。そのあたりでやっと目が覚めたのか葱油とバターを効かせたプレーンオムレツを食べて「美味しい!美味しい!」を連発し始めた。こうも喜んで貰えると、また作ってやろうという気になる。食事を終えて後片付けをしながら、今日はどうしようかと考えていると、後ろから楓が抱きついてきた。振り返り、今考えていた事に関して楓の意見を聞こうとするより先に楓から問われた。「今日は、どうするの?」そうだな、USJか海遊館か、そっち方面へ遊びに行こうかと答えようとすると楓の右手が差し出された。「どっちが着けるの?」その手には首輪が握られていた。前日の雨も気温を下げる事無く、午前の陽射しは今日も暑くなる事が簡単に予想出来るほど眩しく。それはマンションのそれなりに高層階に位置し、涼しげな風が通り抜けるはずの私の部屋のベランダであっても同じだった。だからと言っても、それはあまりに薄着すぎる。楓が唯一身に着けている首輪を服として見るのならだが……陽の明かりの下で見る楓の肢体は本当に美しかった。今時の子供らしく細く長い手足。微かに膨らみ始めた胸。くびれ始めたばかりのウエストはイカ腹ほどで無いが少し丸いく肋骨や腰骨がうっすらと見て取れる程度。8月の時よりは薄くなった日焼け痕はほとんど分からない。性への興味の割には発育は悪いようで局部の発毛は無い。少しビデオをズームして確かめるが液晶画面では産毛の濃さは判別出来なかった。「……もう、良い?」ベランダとはいえ、室外で全裸で居る羞恥に耐えかねた楓が懇願するが無視する。「ねえ、もう入って良いよね?」今回、楓の首輪には南京錠が付けられている。それをバイク用の長いチェーンロックでベランダの手摺に繋いでいる為、勝手に入ってくる事は出来ない。「ねえってば! お願い、恥ずかしいよ」荒げた声が誰かに聞こえる高さでもないが隣りには聞こえるかも知れない。慌てて小声になりながら懇願を続けるが私は取り合わない。「お願い、お願いだから」これでは虐待しているようだ……SMプレイの機微による責めと虐待は違うのだが、楓にはまだ理解出来ないようだ。しかたない。「楓さま、今日は私がご主人様で楓さまが牝犬ですよ」助け舟を出してやる。楓は聡明な子だ。それだけで、ちゃんと私の意図を察してくれる。「ご主人さま、どうかお許しください。入らせて下さい」「残念ですがダメです。これはお仕置きではないので」許すも許さないも無いのだ。「言い損やー!」いや、そんな事はないんだが……そのままオナニーでもさせたい所だったが楓のメンタル的に無理だろうと判断しいくつかポーズをとらせた後で入れてやる事にした。まずは立ったままくぱぁ、次はM字開脚でくぱぁ。四つん這いで後ろを向いて片手でくぱぁ。両手でくぱぁ後ろを向いたまま立って、お尻を突き出して。そのまま足を開いて、その間からこちらを覗きこんで。そうこうしている内にくぱぁと割れ目を開く度に切なそうに顔を歪めるようになっていて液晶画面越しでも濡れ始めているのが分かった。「感じているんですか?」「……はい。ドキドキして感じて、ます」少しの逡巡のあと答える。正直、エロ同人誌の影響で性に興味があるだけで
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