2010/01/23 22:34:43
(DZQdBOur)
年末から年始にかけて、居候との出会い、続編です
両手・両足を拘束された女の子を前に、悪いことを考え無い男は居ない
彼女の開いてる足の間に入り、見上げる格好で跪づいた
ゆっくり太股を撫でながら、乳首に唇を近付ける
触るか?触らないか?の距離で息を吹き掛けながら、上目遣いで彼女の表情を見てみる
声は出さないが、左右に頭を振って、イヤイヤとしている
手の拘束をしたベルトを持ち、外そうと振っている
余りに強い抵抗に見えたので、立ち上がり顔を覗き込むと、うっすら涙を浮かべていた
慌てて、「どうした?」と聞くと「怖いし、嫌だ」と涙声で言った
手の拘束ベルトを慌てて外しながら、「嫌だったら、言えばいいのに!」と言うと、「だって、怖くて言えなくなったんだもん!」と泣き出してしまった
両手のベルトが取れると、腰に抱き付いてきた
頭を撫でながら、「もう終わったよ、足も外すから、ちょと放して?」と宥めたが、一向に抱き付いた手を放そうとしない
余程怖い思いをさせてしまったんだな?と反省した
暫く、頭を抱えて、肩を叩いていると、顔を上げて「もう、絶対嫌だ!」と言った
「分かった、分かった」と言って頭を叩いてやる
幾分落ち着いてきたので、「足も外すから、手を放して!」と言うと、やっと腰から手を放してくれた
足の間にしゃがみこみ、足のベルトを外していると「絶対に見ちゃ嫌だ!」と股間を押さえながら言ってきた
「ハイ・ハイ」と言うと、「その返事嫌い~!」と言われた
こうなったら、彼女の言いなりだ
足のベルトも取れたので、脇に手を入れて、立たせてあげた
まだ泣き顔の彼女を抱き締め、「怖い思いさせて、ゴメン」と謝った
体も冷えてしまったので、また湯船に戻った
体が温まるのと同じ様に、彼女の機嫌も直ってきた
いつも笑って接してくれる俺が、真剣な顔をして体を触ってるのを見て、違う人に触られてる気になってしまい、自由が利かない事の相乗効果で、声も出ない恐怖になった様だ
冗談で返してあげれば良かったかも?
風呂からあがると、入る前はあんなに興味津々だった小道具には目もくれず、いつもの甘えん坊になっていた
SMに対して、トラウマになってしまったかも知れない
髪も乾き、ベッドでイチャイチャしていると、やはり寝不足の影響か?眠たくなってきた
新年まで、2時間を切っていた
少しウトウトしていると、下半身に違和感を感じた
彼女が触っていたのだ
薄目を開けて、様子を伺うと、髪の毛しか見えない
「どうした?したくなったの?」と聞くと、ビクッとして、「起こしちゃった?」と聞くので、「そりゃ、触られたら分かるよ」と答えた
「だって、寝ちゃうんだもん」と甘えた声
オデコにキスをしてやると、笑顔になった
この睡眠不足の原因は?と、聞きたい気持ちを押さえた
ジッとしてると、睡魔に負けそうになるので、行動開始
腕枕をしているので、キスがし易い
胸を揉みながら、キスを続ける
段々、彼女もキスの仕方が分かってきたみたいだ
初めの頃は、唇も閉じたままだったが、今では積極的に舌を吸ってくるまでになった
体の反応も変わってきた
単なる受け身一辺倒だったが、こうして欲しいとか、そこが気持ちいいとか、自分でより快感を探す様になった
時間をかけて、探ってた甲斐がある
どんな事でも、反応があるのは楽しい
彼女の股間に手をやると、ちゃんと少し開く様になった
どうすれば、相手がやり易いのか?
どうすれば、より気持ち良くなれるのか?
彼女の進歩を試したくなった
じっくり股間を撫でて、十分な潤いをもったので、クリを触らずに、挿入してみた
いつもなら、2回・3回と愛撫で逝かせた後に挿入するが、今回は1度も逝ってない
正常位でしていると、無意識に恥骨を押し当て、クリの刺激を求めてくる
速くすると、受け身にまわり、遅くすると、腰をくねらせ快感を探る
彼女は無意識にやっているのだろうが、この腰使いが絶妙である
まるで大蛇の如く、腰がうねる
このままだと、こちらが先に逝ってしまいそうなので、体位をバックに変えた
多分、彼女はバックが一番好きなのではないか?と思う
長い髪を振り乱して、感じている
突くのを止め、「自分で動いてごらん」と言って、初めは、手で動きを手伝ってやる
動きを覚えたら、手も離し彼女の意思に任せた
深く・浅く・速く・遅く・強く・弱く、円を描く様に動いたり、左右に振ったりと、気持ちいい所に当たる様に動いてる
自分の気持ちいい様にだけ動いてるので、快感も深そうだ
感じている顔を見たくなったので、正常位に戻した
足を抱えあげ、深く挿入する、初めの頃は痛がってたが、今では「気持ちいい~!」と言っている
ピストンを速めると、「逝きそう!」と言い出したので、こちらもラストスパート
頭を左右に降りながら、絶頂を迎える彼女を見ながら、腹の上に射精した
ティッシュで股間と精子を拭き取り、腕枕の体勢に戻った
彼女は、居心地がいいのか?この体勢が好きだ
年明けのタイミングを計るために、テレビを点けた
毎年恒例の番組を、見ていた
出てくる出演者の話をすると、流石に、年の差を感じる
会ってから、余り年の差を感じていなかったのは、テレビを見てなかったからだろう
彼女の話す出演者の話は、チンプンカンプンだった
多分、チンプンカンプンも死語扱いされそうだ
遂に、テレビで除夜の鐘が鳴り出した
彼女の提案で、年越しの瞬間は、彼女とキスをしながら迎えた
去年から、ず~と今年までキスを続けた事になるそうだ
足掛け2年と言う事か?
良く分からないが、彼女が楽しそうなので、良しとした
ゆく年は、最後に波乱があったが、それまでは平穏ないい年だった
くる年は、初めから波乱の幕開けになっているが、いい年にしたいと思った
108つの煩悩、いくつ制覇出来てるのか?
なんて感慨に浸っていると、彼女が「年越し蕎麦食べてない!」と言い出した
確かに、食べてない!
夕飯は食べずに、初詣の時に屋台で済まそうと話はしていたが、年越し蕎麦の事を忘れていた
年は明けてしまったが、ホテルのカップそばを見つけて、2人で1つを食べた
神田川の世界を、彼女は理解出来るだろうか?
お互い裸のまま、ベットの上で正座して、「明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします」と新年の挨拶をした
不謹慎だとは思ったが、なかなかバカップルも、板に付いてきた
その後もベッドでイチャイチャしていたが、寝てしまうと勿体無いので、メインイベントの初詣に行く事にした
服を着て、清算しようと電話をしたが、フロントが出てくれない
やっと出たと思ったら、寝起き声のオバチャン、何を思ったか「何番の子にしますか?」と聞いてくる
訳が分からなかったので、「出ようと思うので、清算してください」と言うと、「それなら入り口に機械が有りますから、表示金額を清算してくださいね」だって
機械で清算するシステム位は知ってたが、ここは連絡もしなくて良いんだな
しかし、何番の子って?、このホテルのシステムに興味津々になったが、彼女と一緒なので聞く事も出来ず、少し残念!
外に出ると、流石に寒い
部屋から、エンジンスターターで車を暖めてたので、車に逃げる様に入った
彼女は「エンジン掛かってるよ!」と不思議そうに聞いてきたが、説明するのが面倒なので、「ラッキー!」と言っておいた
彼女は、この車を気に入ったらしく(ロクちゃん)と命名していた
本来の目的地の、有名な神社は、近付くにつれて、人も車も多くなってきて、夜中とは思えない程、明るかった
駐車場は既に満車で、路上駐車も多く走り難かった
観光地にありがちな、にわか駐車場のオバチャンに、彼女が話し掛けられ、「一台空いたから、入れるよ」との言葉に騙された
この駐車場から、神社の鳥居までで、30分は歩いた
因みに、公営駐車場は鳥居の目の前
入場渋滞を考えれば、早かったのかも知れないが、金額も3倍、新年早々後味が悪い
隣では、そんな事関係なく、屋台の品定めに忙しそうな彼女が、目をランランに輝かせていた
本殿?の前に着き、(1年の安泰と、彼女の幸せ)を祈った
彼女に「何、祈ったの?」と聞くと、「ないしょ!」だそうだ
無事?お参りも済ませ、彼女にとってのメインイベント、屋台詣でが始まった
いつもニコニコ顔だからか?、彼女は誰にでもよく話し掛けられる
道を尋ねられたり、写真を撮らされたり、なぜか散歩中の犬を持たされた事もあった
隣を歩いてると思っていると、居なくなるので、目が離せない
彼女が、腕を組んでくるのは、迷子予防にも役に立っている
寒空の下で、着物姿の次にミニスカート姿の彼女は目立っていた
テキヤの兄ちゃんに、ことごとく声を掛けられ、たまにたこ焼きや、フランクフルトなんかを貰ってくる
「お金は?」と聞くと、「あげる!ってくれた!」と嬉しそうに話す彼女を見ると、この笑顔の有効範囲はおやじだけに留まらないと確信した
つづく