(重い!臭い!動きづらい!)
世の中は三連休とお休みを謳歌している真っ最中なのに私は休日返上で働いている。
いい加減、振休消化をさせて貰わないと割に合わないと思いながら、イベントに参加し私は動きづらい着ぐるみを着て歩いて来た。
私は今日、誰がデザインしたのか解らない奇妙なウサギの着ぐるみの中に入っているのだ。
年季の入った兎の着ぐるみに入って家族連れの子供に風船を配るのが今日の仕事なのです。
本来ならば兎役の女性社員が居たのだが、イベント直前に高熱を出してダウンしてしまった。。
最近のコンプライアンスでは社員の体調管理も考えねばならず、ダウンした社員を誰も攻める事は出来ない。
そして急遽代役を探した結果、兎の中に入れる小柄な人が欲しかったため、私にその代役が廻って来たのです。
否、来たのでは無い。私の名前を出した者が居るのです。
(けんじの奴!絶対許さん!!)
けんじ(20代♂)は私の後輩では一番プライベートな事柄を話す間柄です。
そして同僚には公表していない秘密の関係でもあった。
そのけんじが今日のイベントに参加しているのだが、彼が私を巻き込んだのです。
一応仕事なので私は家族連れを見かけると子供に風船を渡すために足止めをする。
私が足止めした家族連れに他の者が声を掛けてアンケートと称して個人情報を聞き出す。
そうして風船を配り終えると、一度会場から捌けて休憩室に戻る。
物陰に入ってすぐ着ぐるみを脱げれば良いのですが、奇妙なデザインのせいで、自力で頭を外す事が出来ません。
着替えを手伝ってくれる同僚が居なければ、着替えも出来ず私は休憩所で一人ポツンと待っているしかないのです。
兎の着ぐるみは頭部、上半身、下半身の三つのパーツで構成されていた。
下半身はズボン型なので自分で簡単に脱ぐことが出来たが、上半身は背中のファスナーを開かないと脱ぐことが出来ない。
そして頭は上半身を脱がないと外せないのです。
休憩室のソファーに腰掛け上半身と頭を外そうと一人藻搔いていたが失敗だった。
バランスを崩し前のめりに倒れてしまった。
(これから、どうするべか?)
視界は真っ暗、着ぐるみの中だから当然です。
取り敢えず動こうとするが、頭が何かに挟まって少し動かせるだけ。
身体が硬いせいか腕は背中のファスナーには届かない。
足に至ってはバタバタと空を蹴るだけです。
周りに人の気配は無いが、このまま黙っていてもどうにもならない。
「誰か~、誰か~来てぇ~」
叫んではみたが、着ぐるみの頭の中に籠もるだけで休憩室の外に伝わっている気がしない。
それでも誰か来てくれないかと望みを持って叫んでみた。
「だぁ~れ~かぁ~、たぁ~すけてぇ~」
グラグラと頭を揺らして起き上がれないかと悪足搔きをしていると休憩室のドアが開く音と人の声が聞こえた。
(ああ、良かった。誰か居たのね)
「ごめ〜ん、転んじゃった。起こしてちょうだい」
人が来たことで安堵した私は、全身を揺すって起きられないとアピールした。
「あ?姉さん何遊んでるんですか?」
「その声はけんじね!ちょっと御免、起こしてくれない。転んじゃった」
と声をかけるが「大チャンス!」と喜ぶけんじの声が聞こえてくる。
そして短パンしか履いていない、股間をいきなり触られた。
「こらこら、あんた何処触ってるのよ!!」
「いやっ、今なら触り放題かな?と思って」
けんじの手が私の身体を弄る様に触り続ける。
股間だけなくお尻や胸も遠慮なく触るのです。私は身体を揺すって抵抗するが彼はお構いなしに触るのです。
ドンっ!ガタンッ!
私が暴れた際にそこら中に有った家具や物に手足が当たり、その拍子に何かが倒れる。
着ぐるみの頭部に外から何かがぶつかる衝撃があった。
「兎に角、これ脱ぐの手伝ってよ」
「じゃあ、後でご褒美くれるなら考えます」
「なんのご褒美よ!ふざけてないで手伝え!!!」
「ハイハイ、手伝いますよ」
言うなりゴソゴソと音がして、けんじが背中のファスナーを開けてくれた。
そして汗ばんだ背中が外気に触れて、何かから解放された様に楽になった。
「姉さん、腕ってどこから外すんですか?凄く面倒くさいんですけど」
「このまま置いてかないでよ、ちゃんと脱がせてよ」
「脱がせてって、子供じゃないんだから・・・」
外す順番が解らない彼は気だるそうに言いつつも、腕を抜いて肩をかわして上半身部分を引き抜いてくれた。
(ああ、暑かった、後は頭か)
着ぐるみの頭部は、私が動いている途中にズレないようにとタオルを頭に巻いて調整しており、簡単には脱げない。
頭部のパーツにもそれなりの重さが有って身体は床に転がったままだが、ここまで脱げた事に私は安堵する。
しかしこの時、お腹に風が当たり、Tシャツが上に捲れ上がっている事に気付く。
恐らくけんじにはその下のブラジャーまで丸見えでしょう。
傍目にはブラジャーに短パン姿の女体がうつ伏せで、汚れた兎の頭から生えている。
という、どう見てもシュールな姿だが、この姿を見られたのがけんじで良かったと自分に言い聞かせました。
「はぁぁっ、けんじ、ありがとう」
腕に力を入れて自力で立ち上がろうとした時、腰が浮き上がった。
私はバランスを崩し、再び前屈みに倒れ、着ぐるみの頭の中で顔をぶつけた。
そして腰を掴まれ、短パンがショーツごと脱がされていく。
(えっ!?何で?)
成す術もなく、あっと言う間に下半身が外気に晒されてしまった。
「姉さん見てたら、勃ってきちゃった。ちょっとだけ入れていい?」
「ちょっとでも、いっぱいでも駄目なものは駄目だから!」
カチャカチャとベルトを外す金属音が微かに聞こえてくる。
「やめてよ!!」
声が着ぐるみの中で反響して満足に抗議ができない。
背中に体重が掛かり、タイル貼りの床の上で力尽くに膝を曲げられ、股間が開かれるとお尻を突き出す形になり、どうぞ挿れて下さいと言わんばかりの姿勢になった。
そして視界が暗いまま、わけも解らず、前戯も無く、メリメリと裂ける様な音をたてながらけんじのおちんちんが私の中に割り入ってきた。
「いっ、たあぁぁ・・やだ、けんじ・・痛いって」
自分の声が着ぐるみの中でもわもわと反響する。
彼の侵入も拒もうと子宮を閉めるように力を入れたが、抵抗する肉癖を特に気にすることもなく、容赦なく奥まで侵入した。
男性器は子宮の入口を突き止めてグリグリとその場所を突き止めると躊躇う事なく前後に抽送を始めた。
「あぁ姉さんの中、マジできつくて気持ちいいっす」
ゆっさゆっさと身体全体が揺れる。
どうして私は、けんじと仕事中に交尾しているのだろうか?
硬いタイル張りの床に爪を立て、けんじが事を終えるのを待つしかないようだ・・・
肘と膝が硬い床に当たり痛い。床に擦れて皮が剥けかもしれない。
(ううう、嫌だ・・・早く終わって)
・・・ちゅ・・・・くちゅ・・・
(え?どうして?)
着ぐるみの外からは「ハァハァ」と聞こえるけんじの荒い息遣い。
それと一緒に私とけんじの結合部から聞こえるあの厭らしい音。
嫌、着ぐるみを被っているのだから聞こえるはずはなく、淫音は私の内臓を通して耳に届いているのです。
肉壁の抵抗感も減り、けんじの動きもスムーズになっている。
(嘘だ。嘘よ・・・)
「姉さんも気持ち良くなってんでしょ?本当はもっとしたいんでしょ?」
「けんじ・・後でちゃんとさせてあげるから、今は辞めよ、ね、誰か来ちゃうし」
「無理っすね」
グチョ・・グチュ・・・グチュ!
感覚の変化に戸惑っていると、Tシャツの中に潜り込んできた手がブラジャーをずらして私の乳房を丸出しにするとその先端を探る。
「ここも、こんなに固くなってますよ」
追い打ちをかけるように乳首を摘まれる。
指先が乳首を摘まむ度に、身体が勝手に反応してしまう。
突かれる度にお腹の奥から抗えない高まりを感じて、日頃のオナニーを後悔する。
胸に、あそこに、脳に望まない快感が蓄積されて限界が近くまできている。
このまま刺激を受け続けたら・・・それなのに今は明らかに、私がけんじの物を締め付けて離さない。
「姉さん、ヤバい、もう出そう」
けんじはそう言うと、カクカクと腰の動きを早め、トドメとばかりに腰を力強く打ち付ける。
それに呼応するように、私の身体が強張り、受け止めきれなくなった快感が全身を駆け抜ける。
「姉さん、出していい?」
私はこの問いかけに直接言葉を返さない。
私の反応を肯定と判断したけんじの腰の動きはより一層早くなる。
窮屈な着ぐるみに頭を包まれて、息をするのも精一杯なのに、身体が僅かな刺激も敏感に捉え、これでもかと快感を送り続ける。
奥に吐き出された絶望的に広がる熱さも、今の私には快感でしかない。
「あああ・・・ん」
ピク、ピクと不定期に震え続ける私の身体。
出す物を出したけんじは性器を抜き去ると無造作に腰を手離した。
前戯もなく理不尽に犯された身体は尻を上げたまま、その場で一番の痴態を晒している。
(終わった?)
依然、意識が朦朧とする。
膣口辺りの痙攣が治まらない。
甘い余韻に支配され、身体に力が入らない。
と、再び挿入される感触。
引き始めた熱が粘膜から再度焚き付けられる。
「え?まだするの?」
相変わらず響くのは着ぐるみの中だけで、男からすれば私の顔も声も必要のないただの穴だと認識させられる。
ゴンッゴンッと一定のリズムで着ぐるみが床のタイルに擦れる。
腕で身体を支え必死になって衝撃に耐えていると、乳首が時々床に当たり刺激された。
「あふ、んん、んあっ」
感触に飽きたのか、けんじは私の背中に覆い被さり、角度を変えて味わうようにゆっくりと中をかき混ぜた。
「あっ!ダメ!あ、あ、あ」
けんじの執拗な責めに私は軽く逝ってしまった。
私の変化に彼は気付いているのだろうか。
全身の痙攣が止められず、私は痴態を晒し続けるしかない。
ひとしきり膣壁が抉られ、再び抽送が始まる。無抵抗な乳房が空中で揺れる。
チャグ、チャグ、ブジュ・・・
強姦だろうが和姦だろうが相手が誰であれ、この音色は変わらない。
抽送が続く間、男性が快楽を求める間、私の事は構われない。
強姦で泣こうが和姦で逝こうが、ただ穴で有ることに変わりはなく、ただ使われるだけなのです。
それなのにどうして身体は反応してしまうのでしょう。
悔しい?嬉しい?悲しい?愉しい?数々の感情が心の中に沸き起こる。
そして波はまた来る・・・
「ああああ、あっ、あっ、」
「姉さん、そんな締め付けたら・・」
ハッ、ハッ、ハッ、と一定リズムで聞こえる、けんじの息遣いが急に止まる。
「姉さん、もう一回出していい?」
内心は「いやだ」と答えるが、私の口から出た言葉は違った。「いいよ」と・・・
私の言葉で彼は一層強く腰を打ち付ける。
また、身体が快感の波に吞まれていく。理性が決壊した身体は注がれた精液を嬉しそうに呑み込んでいる。
身を震わせて派手に悦んでいるのはけんじ以上に私だった。
私だけが静かな休憩室で身体は裸で四つん這い。嬌声をあげ完全に雌と化していた。
二回の結合で最後の一滴まで搾り出したであろう、けんじの性器が私の穴から離れていく。
私のあそこではドロドロと二回分の精液が流れ出ているでしょう。
腕の力が抜け乳房が床に押し付けられる。
へっぴり腰のまま、ヒク付いた秘部を先程まで「職場で入れていました」と情けなく晒している。
全身を一頻り支配していた快感の電流が弱くなり意識が戻って来た頃、気が付いた。
休憩室の外にも人の気配がする。
(そうだ、今日はまだ仕事中だったんだ)
うつ伏せのまま考えていると、急に上半身を持ち上げられ、身体を起こされた。
脇の下から抱えられよろよろと立ち上がるが、頭には相変わらず薄汚れた兎を被ったまま休憩室で佇んでいる。
しかし絶頂の余韻がフワフワして状況がよく摑めない。
「ねぇ、けんじ、これ(頭)外してよ」
私はけんじに手伝ってもらいようやく、着ぐるみを脱ぐ事が出来た。
力の入らない両手で彼に強引に脱がされた短パンとショーツを探し出し履き直す。
無理に引っ張ったせいかショーツのゴムは伸びきって履いた感触が気持ち悪い。
「ねえ、今日手伝ったんだから、お礼してよね」
「お礼・・・てっ?」
私は伸びたショーツを殊更、大袈裟に引っ張って「買ってこい」とジェスチャーで示した。
「いやぁ~それはちょっと、嫌かも・・です」
「じゃあ、西中洲の中華料理のコー・・・」
「次の休みに下着、買ってきます」
彼のセンスに任せて買いに行かせると、とんでもない物を買いそうで不安になります。
結局は次の休みに彼を連れてお買物に行くしかないのですが、そのお話は後日させて頂きます。
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