ゆきさんって、小籠包みたいだなぁと思いました。
最初は可愛らしくて、ふわっと柔らかそうなのに…
うっかり近づくと、中には熱々のスープがたっぷり詰まっていて。
「大丈夫そうだな」
なんて油断してかぶりついた人から順番に、その熱にやられてしまう。
しかも厄介なのは、ゆきさん自身がその破壊力を少ししか自覚していないところ。
恥じらいながら笑っているのに、その一方で相手の心をじわじわ満たしていく…
読んでいて感じるのは刺激よりも、中からあふれてくる濃厚な旨味です。
気づけば夢中になっていて、もう一つ、もう一つと手が伸びる。
そして最後に、「晩ご飯の支度しなきゃ」なんて言われると、
「ああ、この小籠包、反則だな。」
そう思って続きを待ちます。
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