その時のショックで少しの間散歩を止めて、その後また再開して警戒も薄れて
きた中学1年の夏休み、ついに親にばれました。その時も1時すぎ頃にブルマ姿
で外に出ていました。いつもの道を歩いていると、前からライトが見えまし
た。丁度隠れるところがなかったので、電信柱に隠れるように車から身を隠し
(でも丸見えですよね)ました。車はペースも変わらず通り過ぎた後、100m位
行った所で停止しました。停止したのをみて私はあわてて逃げて、近くにあっ
たアパートの駐輪場の奥のタンクの陰に隠れました。前の時のことを思い出
し、表に出るわけにも行かず恐怖で震えていました。タンクの陰からそっと伺
っていると、車は変わらず同じところにアイドリングしています。10分立って
もそのままです。その時、タクシーが私の隠れている近くに止まりました。隠
れて様子を伺っていると、男が二人降りました。別の仲間を呼んだのかもと思
うと、「私を捕まえる気なんだ」と血の気が引きました。さらに悪いことに、
タンクの陰から様子を伺う私の姿が見えてしまったのか、男の一人が駐輪場に
入ってきました。私はタンクの影の奥の壁際で、膝を抱えるようにしてちぢこ
まって、身動きせず息も殺して固まっていました。やはり見つかっていたよう
で、タンクの前に男は立つと「出てこいよ」と声をかけてきました。若い男の
声でした。素直に出ていってただで済むとは思えません。男は最低でも3人、
車の中にはもっといるかもしれませんし、つかまれば間違いなく犯されてしま
います。私はまだ処女でした。公園の時のことを思い出し、あの時つかまって
いたらと想像してオナニーはしていたものの、実際に犯されるのは怖いしいや
でした。でも退路もありません。後ろは私の背の1.5倍位ある塀ですし、駐輪
場の奥は隣の家の壁が見えて隙間もありません。
男に声をかけられてほんの数秒だったと思います。私はあることを思いつき、
音も気にせず立ち上がり壁の方に向き直って、タンクのふちに足をかけその反
動で壁の上に手をかけて「えいや」とよじ登ったのです。壁の上によじ登った
私は、その高さに頭がぐらつきました。こんなところから飛び降りて大丈夫だ
ろうか、頭の隅で疑問が出ます。タンクが大きく、男の姿はまだ目に入らない
ものの、異変に気づいて踏み込んでくるのも時間の問題です。ほんの少し逡巡
した私は、壁の上から反対側の団地の中へと飛び降りました。うまく足から降
りれたものの、あまりの衝撃を殺しきれず、足がじんじんとしびれます。「バ
ン!」という大きな音に気づいた男が踏み込むがさがさいう音と、「おい!」
という声を壁越しに聞きながら、私は団地の中をしびれる足で逃げました。そ
こは私の住む団地とは別のところで、家に戻るためには、車が止まっている道
を渡るしかありません。しかし、道は直線です。街灯はあまり多くないもの
の、駆け抜ければすぐ見つかってしまいます。団地の奥で身を隠し様子を伺っ
ていると、さらにバイクが数台来ました。仲間がどんどんと増えていきます。
窮地を脱したとはいえ、このままではつかまってしまいます。道を見ると、車
がいなくなっていました。団地の中に入ったのかもしれません。道からはぱっ
と見人がいなくなっていました。皆団地の中に入ってきてるのかもしれないと
思った私は、気を振り絞っていまだに痛い右足を引きずるようにして、団地の
外にでて、ガードレールをまたいで道をつっきり、反対側の団地の入り口まで
かけました。入り口まで少しあるため、もう姿が見られているかもしれませ
ん。私が必死に走り団地に入ると、その時後ろから声をかけられました。良く
知った声です。父でした。
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