いえいえ。

あたしだって毎日、一日中ムラムラしてるわけじゃないですから！

でも、何かこう・・。

新しい自分を発見しちゃったっていうか。


びしょ濡れの身体に濡れたロンＴを身に付けると、これも足元に落ちていたキャップを目深に被りました。
何故かマスクは付けたままだったのが奇妙です。
水気を切ったとはいえ、やはり生地は身体に貼り付きますが、幸いにして生地の皺のお陰で乳首は目立ちません。

コソコソと周囲の様子を伺いながら、挙動不審者はマックの駐車場まで戻ります。
駐車されている車は数台ですが、他に人影は見当たりません。
チャンス、とばかり自分の車に駆け寄りながら、後生大事に握りしめていたスマートキーで解錠すると、洗濯物の中からバスタオルを二枚取り出します。

そうです。
シートが汚れないようにするためです。
一枚は背もたれに垂れ下がるように。
もう一枚はあたし自身の腰に巻き付けます。

そんな場合じゃないんじゃないの？

確かに。
ツッコミ、ごもっともです。
でも、後日、シートから仄かにエッチなお汁の匂いがしたら恥ずかしいじゃないですか。。。
知り合いとか乗せられない。。。。

あら、これは失礼いたしました！

でも事後処理をきちんと行うところがまた真面目ですねぇ笑

今後はもっと入念に計画して実行されるかな？

でも今回雨が降っていたという状況が良かったのかもしれませんねー
何もないと静かでしょうから…

静寂の中いやらしい音だけ響かせる、というのも悪くはないでしょうけどね

次はいつ行う予定ですかね？

遠くの物陰からこっそり覗き見させていただきますね♪

全部、無かったことにしよう。
忘れよう。
あれは夢。
あんなことしてたら、いつか絶対にヤバいコトになるのは間違いないのは分かってる。

でも・・夢じゃないことも分かっていました。
じっとりと濡れた服の生地が肌に貼り付く不愉快な感触。
不愉快ながら、火照った肌を優しく宥めてくれる湿り気。
首筋を、額を、頬を流れる雨の雫。

何よりも、あの興奮。
身体の芯が震えるような、痺れるような。
彼氏、、、いないけど（涙）、、では与えて貰えそうにないな、なんて。

（かれこれ・・どれくらい？）

う。。
言えない。。
少なくとも年単位でしてないし。
でも別に飢えてるわけじゃないし。

え？
ひょっとして気付いてないだけで飢えてたの？
だから？
あんなコトしちゃったの？
あんな風になっちゃったの？

（あーん、もう。）

いずれにせよ。
虎穴に入らずんば虎子を得ず、だ。
リスクヘッジは重要だけど回避しつつテイクすることは更に重要だって、、会社の偉いヒトも言ってたじゃん。

考えよーっと。
でも今日はもう寝よーっと。

未だ混乱があるかもしれませんが現実と向き合いましょう！

一度身体に刻み込まれたその感覚はそう易々と葬り去る事はできませんよ

それこそ今後の性癖を左右する原体験になってしまったかも！？

素直になりましょうか？
人の生理的三大欲求には抗えません
身体は飢えていたんですよ

ギブ…与える事は決して難しいことでありません
ただ、まだ時期尚早かもしれませんね
これ以上なく我慢の限界が来たらその折には…
あ、直ぐにでも限界突破してしまいそう！？笑

ちょっと過激な物言いになりますが、多少のリスクを負うことが更なるスパイスになる場合もありますからね
まぁその言いかただと覚悟は出来ているような…

決行は金ですか土ですか？
そしてやはり丑三つ時から、になるのでしょうか？