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時のうつろい

投稿者:恭子 ◆vA7figsdCM   berrywine1984
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2018/08/19 11:30:36 (f4ptQd8m)
恭子と申します。
だいぶん以前に、何度となくこちらに体験談の投稿をしていた者です。
先日、久しぶりにかつてのようなことをしてしまいました。

本文はレスの中に書き入れていきます。
かなり長くなると思いますので、読まれる方はそのつもりでお願いします。
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22
投稿者:白玉 ◆Sgl6gmh4c
2018/08/19 13:46:32    (ulkZFuFy)
おかえりなさい。
相変わらずの恭子さんが健在でうれしいです。

自分も病気長期療養で失業したことがあります。
その時は社会の構成員から外れたような何とも
言えない気持ちになったものでした。

容姿端麗の恭子さんなら再就職も難しくないと
思います。

この後の体験談楽しみにしています。
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投稿者:恭子 ◆vA7figsdCM   berrywine1984
2018/08/19 13:58:28    (f4ptQd8m)
少し不安そうな表情で、
「まさか、○○の湯って混浴とかじゃないですよね?」
わざと、そんな男性の下心を刺激しそうなことを聞いてみました。
もちろん、実際には違うと私は知っています。

「あはは・・・ちがうちがう」
「残念ながら、男女別ですよ」

ビールで顔が真っ赤になっている鷲鼻さんが、陽気に答えてくれました。

ちょっとあからさまなぐらいに、
「いっしょなのは、お風呂に入る前までですよね?」
自分が身持ちの堅い女であることを、しっかりとアピールしておきます。

(だいじょうぶだ)

だんだんと確信を得ていました。
これこれで、こんなふうになっている野天風呂ですよ・・・
まゆげさんが〇〇湯の概況について丁寧に説明してくれます。

(悪い人たちじゃない)

しかも・・・
この流れなら、
(もしかしたら)
それこそ私に都合のいい展開にも持ち込むことができるかもしれません。

「じゃあ一緒に行きます」
「連れていってください」

おそばを食べ終えるのに合わせて、OKしてみせました。

「よっしゃ」
「そうこなくっちゃ」

おじさんたちは、この旅館の宿泊客とのことでした。
いちど荷物を取りに部屋に戻ると言っています。
現地の駐車場で待ち合わせることにして、私は先にお店を出ました。

(いい流れかもしれないな)

車に乗りこみます。
エンジンをかけてスタートさせました。
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投稿者:恭子 ◆vA7figsdCM
2018/08/19 14:10:51    (f4ptQd8m)
ものの数百メートル走ったところで、その目立たない駐車場が見えてきます。
いちばん奥の位置にとめました。
後部座席からトートバッグを出して、車から降ります。

(この場所・・・懐かしい・・・)
(この土の匂い・・・)

サイドミラーに近づいて、自分の顔を映しました。

(だいじょうぶ)
(私には、この『見た目』がある)

このあいだの帽子を拾ってくれた高校生にとっては、おばさんかもしれないけど・・・
あの人たちにとっては、まだまだ若くて『美人』なこの女・・・

不思議なもので、みるみる自信がわきあがってきます。

うまく説明できないけれど・・・
晴れ晴れしい気持ちでした。
会社勤めをしていたころの、毎日頑張っていたあの頃の自分を思い出します。

(きっとチャンスはある)
(私なら、なんとかできるはず)

昔の感覚が『ぱあっ』とよみがえってきているのを感じました。
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投稿者:恭子 ◆vA7figsdCM   berrywine1984
2018/08/19 14:23:08    (f4ptQd8m)
おじさんたちが来るのを待ちながら、頭をフル回転させて考えます。
さりげなく誘導する必要がありました。
決して怪しまれないように、私の思うような展開に持っていかなければなりません。

(まずは、演技だ)
(真面目なタイプを演じよう。。。)

やがて、向こうからおじさんたちの姿が現れました。
ふたりとも中年太りのからだを揺するようにしながら、こっちに歩いてきます。
私はにっこりと手を振ってあげました。

「お待たせしましたー」
「いえ、ぜんぜんです」

駐車場の奥のところから、森の歩道がはじまります。
鷲鼻さんを先頭に、
「こっちですよ」
3人で野天温泉に向かって歩きだしました。

「混んでますかねえ?」

「いやあ、そんなことないと思いますよ」
「たぶん貸し切り状態じゃないかなあ」

もう、お互いにすっかり打ち解けた雰囲気です。
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2018/08/19 14:28:20    (4NiaJpQy)
本当にドキドキさせていただいてます。恭子さんの丁寧な描写のおかげで、臨場感抜群です!
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投稿者:恭子 ◆vA7figsdCM   berrywine1984
2018/08/19 14:33:25    (f4ptQd8m)
いろいろ世間話をしながら、森の歩道を進んでいきました。

「〇〇の〇〇温泉って知ってます?」
「あー、行ったことあるな」

「私、あそこの〇〇〇とか大好きなんですよ」

鷲鼻さんも、まゆげさんも・・・
屈託のない笑顔を振りまいてみせる私に、嬉しそうな顔をしています。
自意識過剰なんかじゃありません。
私には、ちゃんとわかるのです。

(ねえ、この私に・・・)
(ちょっと、ときめいてるんでしょ?)

同時に、すごく苦しくなりました。

(それなのにこの人たちに覗かれる??)
(恥ずかしすぎて、ぜったい無理だ)

親しげな雰囲気になればなるほど・・・
反比例するように、どんどんハードルが高くなっていくのを強く感じます。
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投稿者:**** 2018/08/19 14:57:14(****)
投稿削除済み
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投稿者:**** 2018/08/19 15:06:26(****)
投稿削除済み
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投稿者:恭子 ◆vA7figsdCM   berrywine1984
2018/08/19 15:14:58    (f4ptQd8m)
その後も、3人で歩きながら自然と会話が弾んでいました。

「俺、〇〇のとき〇〇〇だったんですよ」
「えー、そうなんですか?」

そのうちに仕事や生い立ちの話になってきます。

「えー、私ですか?」

ここからが私の真骨頂でした。
もちろん、本当のことなんて言うわけがありません。
CAだと嘘をつきました。

「CA?」
「スチュワーデスさんなの?」

食いつくように私の顔を覗きこんできたのは、まゆげさんです。
私をみつめて、
「すごいじゃないですか」
ますます興味津々の表情になっています。

「いえ、そんなことないんですけど」

照れたようにはにかんでみせると、鷲鼻さんも話に乗ってきました。

「〇〇〇?」

私は、本当に悪い女です。
軽くうなずきながら、
「でも・・・」
すらすらと嘘に嘘を重ねている自分がいました。

「もう29ですし」
「はやくいい人をみつけて、身を引きたいんですけどね」

さらっと年齢も偽りながら、
「あれっ、水の音がする」
急に立ち止まったりして、さりげなく話をそらしていきます。

「この下に、川が流れてるからね」
「もうすぐ着きますよ」

ふたりとも、

・・・へえー、CAさんか。
・・・どうりでキレイな顔してるわけだ。

露骨にそんな表情になっていました。
私は、まったく意に介していないふりをしています。

ときおり歩みをゆるめて、
「だいじょうぶですか?」
このふたりをやさしく気遣ってあげました。
肥満体のせいで、さっきから息が上がりかけているおじさんたち・・・
私だけが、ひょいひょいと歩けている感じです。

(もっと私の顔を見て)
(高嶺の花だと、もっと見惚れて)

「けっこう、でこぼこ道ですねえ」

なりきって演技をしている自分が快感でした。
良心の呵責を覚えながらも、
(べつに迷惑をかけてるわけじゃない)
人を騙していることの罪悪感に、どきどき興奮してしまいます。

「もうすぐですよ」

そう言いながら、先頭を歩く鷲鼻さんがこちらを振り向きました。
前髪の生え際のところに、枯れ葉のようなものがくっついています。

「あ、待って」

チャンスでした。
足をとめた相手に、『すっ』とにじり寄ります。
そして、
「葉っぱが・・・」
おもむろに鷲鼻さんの顔に手を伸ばしました。

一瞬、見つめ合うような距離感になりながら・・
そっとゴミを摘み取ってあげます。

「ありがとう」

このちょっとした振る舞いが、効果てきめんでした。
鷲鼻さんの表情が、でれっと弛んでいます。

「ごめんなさい、くっついてたから」

私は自然体を装いました。
その物腰は、あくまでも真面目な女そのものです。

(完全に、こっちのペースだ)

やがて『〇〇湯→』という朽ち果てた木の表示が見えてきました。
この歩道からそれるように、下へと降りていく階段道が続いています。
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投稿者:**** 2018/08/19 15:24:12(****)
投稿削除済み
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