2017/09/14 20:01:57
(Od4L1Gj3)
実は昨日のハプニングはこんな内容でした(汗)
昨日はきちんとスーツで出掛けました。
渋い色のスーツで膝上丈のスカート…。
もちろん、下着もブラ、キャミ、ガーターに総レースのTバックとストッキング。
すべて、黒づくめの下着。つまり、私の正装です。
エステは予約なので、到着するとすぐにいつもの女性エステティシャンが出迎えてくれ、全裸(もちろん施術中はバスタオル)で至福の時間でした。
オイルを使って全身のマッサージから、アンダーヘアのカットまで、時間をかけてしてくれます。
料金の支払いは主人の口座からだから、はっきりはわかりませんがそこそこすると思いますが、主人の毎月のプレゼントだから…(笑)
ま、余談はさておき、エステが終わったのはお昼少し前。
私はいつものラウンジでコーヒーを飲み、一時間ほどして、駐車場へのエレベーターを待っていたときでした。
「すみません、お昼(昼食)はお済みですか?」
スーツがとても似合う紳士(50代後半?)が声を掛けてきたのです。
(少し関西なまりです)
「い、いえ、まだ…」
私がそう答えると、彼は「それじゃ、私にご馳走させてくれませんか?」
と、明るい笑顔でそう言いました。
(悪そうな人じゃないからいいか!)
私は咄嗟にそう思いました。
「はい、少しの時間なら…」
それに、ここは有名なホテルだし、それなりに人目もあるでしょうから…。
彼はこのホテルに精通しているらしく、すぐに二人の乗ったエレベーターは階上にある和食のレストランに向かっていました。
案内された窓際の席は、天気もよく大きな窓からの眺望がとても素敵でした。
「お嫌いなものはありませんか?」
「はい…」
彼はそこでもなかなかの紳士です。
「実は…」
聞けば、関西で事業をしているという彼は、仕事てほぼ毎月東京に来ているらしく、今回は夜に会合があって、このホテルの部屋で時間を潰していたのだそうです。
「ご免なさいね、いきなり声を掛けたりして…」
「いえ、こちらこそ…」
こんな会話をしていたとき着物姿の女性が運んできたのは、昼食には勿体ないほど豪華な(松茸の土瓶蒸しまで付いた)「お膳」でした。
「さぁ、温かいうちにどうぞ…」
こうして一時間あまりの食事が始まりました。
(食事のあとはどうなるんだろう?)
(やっぱり部屋に誘われるのかしら?)
私の頭の中には、正直、そんな妄想が駆け回っていました。
(ま、なるようになる…)
いつも、私はそんな気持ちなんです。
概ね、食事が終わろとしたとき、彼はポツリと言葉を発したのです。
「まだ、お時間ありますか?」
(多分、これは(部屋への)誘いだわ…)
「あ、はい…」
私は覚悟を決めてこう答えました。
彼は私の返事?を確認すると先に席を立ち、精算を済ませると、再びエレベーターのボタンを押しました。
着いた部屋は高層階の広~いスイートルームでした。
部屋に入ると彼は電話の受話器をとり、私の分の着替えをオーダーしました。
(やっぱり…)
「奥さん、シャワーは?」
そこで、初めて私はエステに来ていたことを話しました。
「それじゃ、私はシャワーを…」
彼はそう言い残すと、バスルームへと姿を消したのでした。
(逃げ出すなら今…)
(それとも私から挑発しようかな?)
(普通に彼に身を任せるか?)
私は彼がバスルームから出てくるまで、そんなことを考えていたのです。
(つづく)