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2018/11/29 10:21:52
(NOZZbduE)
この道は、15年ほど前から月に数回、ある用事で通らないといけない道
片側一車線でも幹線道路に続く道なので、それなりの交通量がある
直線が300メートルくらい続いた先に、緩いカーブがあり、そのカーブの手前に商店と自動販売機が同じ敷地内にある
その商店は、この15年の間に、いろんな店舗に変わった
ラーメン屋さんだったり、小売店だったり
それは、15年前の出来事
初めてその道路を通った時の話です
直線道路の脇の畑の隣りには、コスモスの花が風で揺れていた
その自動販売機を見つけて、自販機前に停車、飲み物を買おうとしていた
特に何も気にしていなかったが、後ろから声をかけられた
「ちょっとあのう、お姉さま」
足音も聞こえていなかったので、当然驚き振り向くと、初老のおばあさんが私の肩に手を添えていた
「はい?どうなさいましたか?」
と、私もさすがに驚き怖々と訊ねた
「ジュース買うなら、ワシらの店で茶でも飲んでいかんかね?」
と、そのおばあさんは私のふくらはぎを杖でなぞりながら言った
え、杖で私の脚触らないでよ、、とゾッとしたが
薄ら笑いを浮かべているおばあさんが妙に引っかかり、何故か私は頷きついて行くことにした