2017/09/15 20:20:06
(F7B0mvbA)
こんばんは。
前回の続きです。
私がスーツのままでテレビに目を向けていると、彼はバスローブに着替えてバスルームから出てきました。
彼は私がスーツ姿でいることに少し違和感を感じているようでした。
窓からは日差しが差し込んでいます。
私はカーテンを閉めて、彼に少し室内の照明を落としてくれるようにお願いしました。
そして、室内が薄暗くなると、彼はバスローブのままでベッドに入りました。
(室内を薄暗くしてもらった意味を、私からの「OKの合図」であることを理解してくれたようです)
そこで私は、いよいよスーツに手を掛け、下着姿を披露してベッドに向かいました。
「奥さんはお洒落だよね。ランジェリーも実に素晴らしい…」
これが彼の第一声でした。
「ありがとう。気に入ってくれました?」
「もちろんですよ、さっきお誘いしたときとは別の意味でも…」
彼は掛け布団を捲った状態で、しばらくはランジェリー姿で横たわる私を眺めてくれていました。
私はベッドでのこんな他愛もない時間が好きです。
それだけで感じるから…。
(早く抱いて…)
(もうあそこが濡れているんだから…)
やがて、彼は私の傍らに添い寝する格好で唇を重ねてきました。
(あっ、気持ちいい…)
私がそう思ったとき、彼の指先がおっぱいに移動して全体を優しく揉みはじめ、やがて私の感じる乳首を摘まんでくれたのです。
(あっ、だめ、そんなにしちゃ、私…)
さらに彼は片方の乳首を摘まみながら、もう片方の乳首を舐めたり吸ったりしながら、片方の手で股間に這わせて来ました。
「奥さん、凄いよね、もうこんなに濡れてる…」
(気持ちいいけど、恥ずかしい)
(こんな状態でクリットに触れられたら、本当にイッちゃうわ)
彼はTバックに手を掛け、一気に脱がせました。
(これじゃ、さっきカットしたばかりのヘアも丸見えだわ)
「素敵なランジェリーに綺麗にカットされたヘアが最高にいい…」
彼はいつの間にか私の股間に顔を近づけ、指と唇と尖らせた舌先で攻撃してきます。
「あっ、ダメ、本当にダメなんだから…」
私が懸命にお願いしているのに、彼は夢中でやめてくれません。
「ダメと言っても、奥さんのクリちゃん、大きくなって飛び出してますよ」
(そりゃ、そうでしょ、私、本当にもう逝きそうなんだから…)
もちろん、私のオマンコは我慢の限界でした。
「あっ、出ちゃう、い、いくぅ…」
私はとても大きな声で叫びながら、潮を吹き出していたようです。
「凄いね、こんなに潮を吹いて…」
私は行きずりの男性の前で、またしても絶頂を感じずにはいられなかったのでした。
思いきって彼のおチンポに手を伸ばすと、硬くなりかけてはいるものの、いわゆる半立ち状態です。
それから私は彼のおチンポを懸命にフェラしてみたのですが、なかなかフル勃起してくれません。
その後、ようやく元気になった彼を見て、私はホッとしました。
彼には悪いけどおチンポの大きさは中の中くらいでさほど大きくはありません。
私はキャミもガーターもストッキングも着けたままでした。
彼はバスローブを脱ぎ、裸になって迫ってきました。
おチンポを私の濡れた股間に押し付け、数回擦るとニュルっとした感触でようやく挿入したのです。
「あぁ、気持ちいい…」
そんな中の中のおチンポでも、やはり気持ちの良いものです。
でも、そんな刺激はほんの一瞬でした。
「あっ、いく…」
悲しくも彼のおチンポは、私の中でピクンピクンと痙攣して、暴発してしまったのです。
(あっ、やっぱり…)
私はそう思いました。
これまでの3PでもSWでも、興奮の余りでの極端な早漏や半立ちでの暴発の男性はたくさんいました。
「最近、立ちが悪くて…」
彼は残念そうでした。
「いいんですよ、そんなこと気にしなくても…」
私はそう答えるしかありませんでした。
「奥さんの身体や下着を見て、興奮し過ぎたみたいです」
(遊びのセックスなんだから、それでいいの…)
こうして、彼との昼下りの情事は終わりました。
私が帰り支度をしていると彼は名刺を取り出し、また連絡して欲しいと言い、私はホテルのメモ紙に携帯のアドレスを書いて渡しました。
帰り際に彼は財布から数枚の一万円扎を取り出し、「これで好きなものを買うよう」言われたのですが、私はそれを丁重にお断りしました。
(私は愛人でもなければ、娼婦でもないんだから…)
窓のカーテンを開けて、外の景色を見ながら、窓際でした濃厚なキス。
私はそれだけで、満足でした。
そして翌日、彼からメールがありました。
「昨日はありがとうございました。また東京に来るときは連絡します。再会を楽しみにしています」と。
(おわり)