見られながら見ながら、というシチュエーション目的で、とある某海岸の砂浜にセフレと行った時の話です。
そこの砂浜は四駆ではない車でも走れて、週末の夜になると常時何台かの車が等間隔に並び、イチャイチャしたり、カーHしたりしている場所です。
先週末にセフレとその場所に行くと、いつも停める場所に先客がいる状態でした。仕方がないので少し奥に行くと綺麗に等間隔に並んでる車の列の中で、1台分だけ車が停まっていない場所を見つけました。
ラッキーと思ってその場所にバックで車を停めました。車を停めると視線を感じた両サイドのカップルさんと目が合いましたが皆んな目的は一つ、と思い、見られるドキドキ感じながらセフレと気持ちの良い時間を過ごしました。
で、事が終わり尿意を感じた私は海岸の方で立ションしようと思い車を降りました。その時『あれ?ここは下が少し軟らかすぎなんじゃ…』と感じ、嫌な予感がしたのです。
立ションして車に帰ると、セフレが車を降りていて『ねぇ、なんか下が柔らかくない?大丈夫なの?』と不安そうに聞いてきました。私は『少し柔らかいかもしれないけど大丈夫だよ』と根拠のない回答をしました。その後セフレと車に乗り、不安いっぱいでゆっくりアクセルを踏むと少しずつ車は進み始めました。私が『ふっー良かった』と思った瞬間、ズズズ…という後輪(車は後輪駆動です)が空回りする音がして車が進まなくなったのです。
車から降りてタイヤを見るとしっかり砂浜にハマり始めています。
その後はもがけばもがくほど、の状態になってしまい、前進もバックも全く出来なくなってしまいました。途方にくれていると、先ほど右横で私達を見ていた中年のカップルが『俺のは四駆だから引っ張ってやるよ』と救いの手を差し伸べてくれて、何とか脱出しました。カップルの男性からは『さっきいいもの見せて貰ったお礼だよ』って言われました。後で聞いたら、私達が停めた場所は下が固くなくて皆さんが避けていた場所と言うことでした。みなさん、砂浜には入らない方が賢明です。