波打ち際を走れるドライブウェーに行ってきました。初めの予定では、波打ち際に車をバックで停めて、リアゲートを開けて海にいる人に見てもらうつもりでした。そのために、白いショーツで前開きのワンピースできました。でも、海に入っている人は誰もいません。しばらく走ると、焼き貝を売ってる売店が並んでいるのが見えました。周りをガラスで囲ったカウンター式のお店で、コの字型のカウンターです。どのお店も開店休業のようで、お客さんはいません。前を何度か行ったり来たりして、1軒のお店を選びました。カウンターの中におじさんがいたからです。お店の前に車を停めると、『久し振りに客が来た』というような顔でおじさんがこちらを見ています。車の中で、ショートコートを羽織って車を降りました。ボタンは留めずに前を合わせベルトをしめました。お店に入り、カウンターの端っこに座ると、おじさんが『いらっしゃい。こっちが暖いよ』と言って、真ん中辺りを勧めました。私は、『ありがとう。じゃあそうします。』と答えて移動しました。そこはストーブの近くで暖いんですが、カウンターの下の板(?)がない所でした。『何にしましょう?』『焼きハマグリといか焼きをお願いします』『飲み物はどうします?』『車だし、温かいお茶ください』注文を済ませると、おじさんはカウンターの下の冷蔵庫からハマグリを出しました。もう一度しゃがんで冷蔵庫を開けると、『ゴメン、イカ切らしたみたいで、持って来させるわ。ちょっと待っとって』とこっちを向いて言いました。こっちを向いていますが、私の顔ではなくカウンターの下の方を見ていました。おじさんは『ちょっと電話してくる』と言って店の外に出て電話をして、入ってきました。『すぐに持ってくるし』『お客さん、どこから?』『○○からです』『今日帰るの?』『いえ、そこの△△に泊りますけど』『なんだ、そこなら歩いても5分かからんし、ここに車置いて行けるよ。お酒に良く合うんだけどなあ。何ならウチのヤツに送らせるし』『じゃあ、先にチェックインしてから、また来ますね。』『じゃあ、迎えに行ってあげるわ』そんな会話をしているうちに、おじさんが二人発泡スチロールの箱を持って来ました。『ハイ、頼まれたイカ持って来たぞ。』『あんやと。ん、これは?』『差し入れや』持ってきた二人は私の正面のカウンターに座りました。おじさんは二人に、『お客さん、△△にチェックインしてからまた来るって言うんで、ワシ迎えに行くし、留守番頼むわ』と言うと、外に出て軽トラックに乗りました。私も自分の車に乗り、おじさんの後について走りました。おじさんの言う通り、車だと2分もかからずに宿に着きました。時間が早かったので、チェックインできずにフロントに荷物お預けてすぐに外に出ました。玄関にはおじさんの軽トラックが停まっていました。乗り込む時コートの裾が乱れましたが、慌てた振りをしてバタバタと直しました。お店に戻ると、二人が料理をしていました。
...省略されました。