その2(2018年7月の出来事です)
台風が接近していた昨日の夕方、もう1軒の店の方を利用しました。
行きつけの店が臨時休業だったので、その足で回ったのです。
台風が迫っていたせいか、女湯のお客さんはお孫さんらしき子どもを連れた年輩の方が洗い場にいるだけで、脱衣場は私1人でした。
ブラを取りパンティを脱ぐと、全身を写す鏡の前に置かれた体重計に行きつけの店と同じように素っ裸で乗りました。
体重計から下りたとき、番台のお爺さんと目が合いました。
他の利用客の目がないのをよいことに、私をずっと見ていたようです。
以前にもこのお爺さんには、入浴を終えて洗い場から脱衣場に上がったとき、前も隠していない裸を何度かジロッと見られたことがあります。
あるいは、利用するたびに番台からジッと見られていたのかもしれません…
私の後から入ってくる客はなく、子ども連れの年輩の方が出た後の女湯は貸し切り状態でした。
仕上げのシャワーを浴びてカラダを擦りタオルで拭い、お風呂道具を籠に入れて出口に向かおうとしたときです。
ガラス戸の開く音がしたかと思うと、突然お爺さんが洗い場に入ってきました。
お爺さんは全裸の私をジッと見ながら浴槽に近づくと、温度計を確認して洗い場奥にあるボイラー室に姿を消しましたが、明らかに私の胸と下腹部に注がれたその視線といったら、それはイヤらしかったですね…
たしかに、浴槽のお湯は普段と違ってぬるく、男湯の方でも「もっと熱くしてくれ」という声がしていました。
それでも、女のカラダを毎日飽きるほど目にしている番台のお爺さんが、私しかいない女湯の洗い場にまで入ってきて、お腹や腰には肉が付き、乳房は垂れ気味で、薄くなったヘアには白いものも混じるオバサンの裸をイヤらしい目でジッと見るなんて…
浴槽の温度調節にかこつけた職権濫用行為ですよね!
隣の男湯からはお客さんのいる物音が聞こえてくるので身の危険は感じませんでしたが、この店を利用するのはもうやめようと思いました。
脱衣場に上がるとバスタオルでカラダをそそくさと拭い、お爺さんが番台に戻ってくる前に銭湯を後にしました。
外に出ると、風雨は来たときよりも強まっていました。
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