2021/01/29 23:53:32
母は新しい旅館でもやはり出し物になっていました。
私が母に会いたいと言っても奥様はなかなか許してくれなかったのはそのためです。
私を変態男から守るために引っ越したけど、借金の関係はついて回って母はそのためにそんな仕事を続けていたんです。
新しい生活でも色々とありました。
小学校と違って中学校になると中間試験や期末試験があります。
一年生の最初の中間試験で全く勉強をしてなかった私は学級で下から3番目の成績でした。
それを奥様に知られて大変叱られました。
お前を預かってる私達に恥をかかせたと言われ、やはりズロース一枚にされて背中から腕から胸から服に隠れるところはすべて叩かれました。
それからは夜に翌朝の朝ごはんの用意が終わり、家中の戸締まりを確認してから、自分の部屋の暗い電灯の下で遅れていた分の教科書を必死に読みました。
もちろん翌朝の仕事を疎かには出来ませんから眠くもありましたが、お陰でいつの間にか夜に母を恋しがって泣く習慣が無くなっていました。
朝の庭や家の表の掃き掃除も慣れてきたら短い時間で済ませられるようになり、気持ちにもゆとりが出来て、前の旅館の女中さんがしていたように集めた乾いた葉っぱや小枝など燃えるゴミをお風呂の焚き付け用に集めて取っておくことをしてみました。
それを奥様が見つけて、何故こんなゴミを取って置くのか、叱られましたが、正直に話したところこの家に来て初めて奥様から誉められました。
私の心は単純なもので、それまで何度も折檻され恐かった奥様への恐怖心がずっと減りました。
それからは日曜日の内風呂に奥様が入った時に進んで背中を流したりするようになり、奥様のお叱りの口調も軽くなっようでした。
勉強も面白くなり、二学期の期末試験で学年で一番を取ることが出来ました。
なかなか母に会えず寂しいのは相変わらずでしたが、それ以外は私にとってむしろ幸せで安定した生活でした。
ところが前の温泉からのしがらみが私の後を追ってきました。
私のズロースを持って行った男が多分地回りから話を聞いたようで母のところに訪ねて来たんです。
やはり私を買いたいと言ったそうです。
もちろん母は断りましたが、その男もしつこく来てうるさく騒いだそうです。
母は恥ずかしい舞台ではありますが、もうその旅館に客を呼ぶだけの人気が出ていたようで、旅館の主人が帰るように言い、最後には腕力で叩き出したそうです。
そのような事を旦那様奥様はご存知でしたが、私には何も話していませんでした。
そして私が中学1年の2月、私はその男に誘拐されて純潔を失いました。
私は学校が終わったら家での仕事があるので、友達と一緒にお話をしながら帰ったりせず一人帰っていました。
その男がいきなり私の前に立ち塞がって、お前のお母さんとは話がついてる、来い。と言うと私は腕を掴まれてタクシーに乗せられました。
恐くてやっと、お母さんは?と声に出して聞くと、お前を待ってる、そこに連れていく、と言われました。
でも連れていかれたのは郊外の旅館で、勿論母はいませんでした。
その旅館の男衆も女中さん達もおかしい二人客だと思ってた筈ですが聞き質すようなことはされませんでした。
服を脱げと言われて、嫌ですと抵抗しましたが、途端に頬を激しく叩かれ床に倒されました。
ただの痛みになら奥様から叱られて折檻されて慣らされてますが、痛みと言うより頭がくらくらとして脳震盪のようになったみたいです。
床に倒れてからもしばらく頭がボーッとしてて、手足に力が入らない感じでした。
男から制服を脱がされてる、逃げなくてはいけないと分かっているのに手足が言うことを聞かないんです。
制服、下着のシミーズ、半袖の肌着、ズロース、靴下までと脱がされ全裸にされた後、男はカバンから取り出した縄で私を後ろ手に縛りました。
母みたいにされてるんだ、恥ずかしい、恐い、嫌だ、助けを呼びたい、と頭に浮かびました。
でも逆らったり興奮させるともっと恐くなりそう、とも思い声を出せませんでした。
本当はこの時に大きな声で助けを呼ぶべきだったんでしょう。
いきなり鼻を指で摘ままれて痛みと苦しさに口を開けたら、口の中に丸めたハンカチみたいなものを詰め込まれました。
さらにその布を吐き出せないように上から別の布を顔に回して猿ぐつわをされたんです。
その格好で抱えられて布団の上に乗せられ、犯されました。