それは,オーナーが今まで殆どやらなかった深夜勤を,し始めた事から始まった。
普段,余り見掛ける事無い奥さんも,日付変わる頃までまで店に出る様になっていた。
俺はこの不況下,店員希望者は幾らでも居るだろうと思い,それをオーナーに言うと,
「確かに沢山の人が来て何人も採用してるが,一通り教えてイザ仕事をさせると,
当たり前の事が何度教えても出来ない」からだと言う。「別に難しい事を言ってる
訳では無く,店員としてちゃんとやってくれれは,後は少し位遊んでても・・・」と言う
それにオーナーは,朝夕晩の弁当・パン類の発注をやっているから尚更だ。
一時,古株の男店員(今も居る)に任せたが,天候予測を誤り十万単位の損失を出し,
以来懲りて,一人で取り仕切り,日中はコンビニ関係の用事(本部研修等)も有り,
よってオーナーの負担は計り知れず,遂にはいとこの子供(愛莉・二十二歳)に
夜勤をしてもらう事になり,その際俺にも『その娘が一人の時は自分が店に出るまで,
用心棒代りに店に居てくれないか』と協力を求めてきたので俺は承諾した。
乱文,散文,駄文,をガマンして読んで頂いて有難う御座いました。
次回から少しづつ現状を絡めてソチラの方の事も書いていこうと思います。