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投稿者: さや
手の平を上に向けた男の指が根元まで吸い込まれては、第2関節まで後退する……。もう30分近くも続けられ、男の指の間には粘度の強い愛液が絡みつき、水掻きのような膜が出来上がっている。

指の腹にはぷっくりとした膣壁のある部分が触れて、それをを乗り越えて奥に進んではまた後退をし、その小さな盛り上がりを乗り越える。その周辺に広がるざらざらとした膣壁の触り心地が男心をくすぐり、冴子に逃れられない快感をもたらしていく。


どこか困惑したような、それでいて甘えるような表情を浮かべる受付嬢に見詰められ、営業マンの男は場違いな欲情を覚えて動揺を覚えていた。

粘ればどうにか突破できると思っていたのに、すっかり調子が狂ってしまった。これは仕切り直しをしなければと、図太いベテラン営業マンらしく「あの、トイレをお借りできますか?」なんて、聞くこともへっちゃらだった。

トイレへと向かう営業マンの気配が消えると、下から男が這い出てきた。何食わぬ顔をして後ろの壁に手を伸ばすと、昨日まではなかったロール状のものを引き下ろす。なんのために設置されたのか冴子には分からなかったけれど、どうやらこの為に男が用意したものらしいロールカーテンだったのだ。

白いロールカーテンは後ろの壁と同化して目立つことはなく、冴子を立ち上がらせたその椅子に男が素早く座り、その膝の上に冴子を座らせる。
ロールカーテンは冴子の背中の後ろに下ろし、男の姿を隠すための壁となる……。

椅子の座面を下げればもとの高さに戻り、男の手が前に回されスカートの中へと消えていく……。
ぴくんっと肩を揺らす冴子の前に、先ほどの営業マンが戻ってきた。

んっ……?…っと感じた違和感に足を止め、違和感の正体がロールカーテンだと気付いた。何のための演出なのかと意味を測りかねたが、この手の大企業の考えることだからと鼻白んだ。



あの、お姉さん、改めてお願いしたいんですが、お取次ぎいただけませんか……



あっ…あの…んっ……そう何度、仰られまして…も…んっ…ふっ…あの…困ります……んっんっ……



視線は営業マンから離さないまま気丈に対応を続ける冴子だけれど、喉の奥で押し殺した声が漏れてしまう……。



んっ?お姉さん、具合でも悪いの?大丈夫……?



あっ…あの、何でもありません…んっ…大丈夫です




男の膝の上で膝をがくがくとさせる冴子の股の間では、男の指が暗躍を続けていた。のの字を書くようにクリトリスを可愛がり、冴子に我慢を強いる。


そこに社員の誰かが知らせでもしたのか、警備員がやって来る。威厳を漂わせた表情を営業マンに見せながら近づき、彼は仕方なさそうに退散をして行った。


大丈夫?ああいった輩が来たら知らせてくれないと……



顔見知りになっていた年配の警備員が、そう声をかけてくる。



あっ…すいません、助かりました……
ご迷惑をお掛けしたくなくて、今度からそうします……




そうだよ、迷惑なんて考えなくていいから、それが我々の仕事なんだから……

んっ?体の具合でも悪いのかい……?



目を潤ませた冴子を気遣う警備員……。その冴子の下半身では男の人差し指と中指が第2関節まで膣の中へと沈み込み、出入りを繰り返していた。


くっちゃっ…ぬっちゃっ…くちゅっ…ぬっぷっ……


気を抜けば恍惚としてしまいそうになる、冴子は努めて平静を装いながら作り笑顔で対応する。


大丈夫です、警備員さんを見たら安心しちゃって……

ありがとうございます、本当に大丈夫です……



そう言われてまんざらでもない年配の警備員は、悪戯ぽく「本当かい……?」と言葉を残し、笑顔で去っていった。

顔には出さなかったけれど彼は、内心で久しぶりにドキドキしていた。そりゃあ女の子は可愛いけれど、あのくらいの年齢の落ち着いた女のほうが好みだと。あんなに色っぽい顔をされたら、若い女の子じゃなくても可愛いじゃないかと、邪な想像をしかけて我に返る。いやいや何を考えているんだ、俺は女房一筋じゃないかと、自分を叱咤して持ち場へと戻っていった。



その頃受付カウンターでは、椅子から立ち上がらされた冴子がカウンターに手を着いて、身体が揺れないように装っていた。

意味もなくインターホンの位置を正し、各部署ごとの番号が記された紙、マニュアルやボールペンの位置をずらしては元の位置に戻すことを繰り返す。とにかく何かをしているふりをしていなければ落ち着かないのだ。

なぜならば、カウンターにやや前屈みに手をついた冴子は微妙に身体を揺らしているのだから……。
陰茎の中ほどまで外に後退させては奥へと沈め、抜けるぎりぎりまで後退させると、緩やかにゆっくりと最奥部で沈めていく。

男の下腹部が冴子のお尻に密着し、白く柔らかなお尻の肉がふにゃっと形を歪ませる。硬く逞しいペニスが膣の中を行き交い、子宮頚部を圧迫される。その周辺のポルチオが刺激され、膝の力が抜けそうになる。

カウンターについた手の指に力が入ってしまうことで、マニュアルの記された紙が波打って、危うく破損させてしまうところだった。

理性と官能の世界とを隔てる一本の線の上を冴子は跨ぎ、完全には越えまいと理性を保とうと普段通りの振る舞いをしていた。

それでも強烈な睡魔という誘惑に束の間だけ意識が途切れるように、数秒間の官能に舌鼓を打つようになっていく。社屋の入口、社屋の奥へと続く先に目を向けて誰もこちらを見る者がいないと、神経がたちまち下半身へと向かう。

エステの施術を受ける悦楽とも違い、温泉に浸かる快楽とも違う。女であることの最も基本的な悦びが全身を駆け巡り、形容詞がたい快感に身を震わせる。

両手で腰をがっしりと掴まれて奥まで届くペニスに酔いしれ、不意に我に返っては辺りを見回し、また快感を享受することに神経がが集中する。

こんな異常な状況が背徳感を湧き上がらせ、来客や警備員には見えないカウンターの下の淫らな営みが継続されていく………。


そこに、ぽつり…ぽつりと、来客が訪れるようになってきた。
何のことはない、普段通りにこなしていくだけ。それだけでいい……それなのに、何かが違うのだ。
言葉が上手く口から出てこず、喋るために動かす唇が震えるてしまう。何気なくインターホンに伸ばした手が受話器を掴み損ねたり、ボタンを押す指先が震えて上手く押せない……。


前髪を直すふりをして来客を笑顔で送り出し、膝が折れそうになるとした唇を噛んだ。
ズンッ…ズンッ…ズンッ………Gスポットを刺激される快感に覆い被さるようポルチオを深い甘さが追い打ちをかけてくる。

歪みそうになる笑顔を辛うじて保ち、次の来客の対応にあたっていく。もっと突いて欲しい欲求が湧き上がる。でもこれ以上突かれたら誤魔化せなくなってしまう。水の中で空気を求め水面に浮上してはまた沈むように、ゆっくりゆっくり、着実にピストンを刻む男のペニスが感度を押し上げていく。

コップの水が溢れそうになり表面張力で盛り上がるのに、その先が欲しいのに、緩やかなピストンが水面を押し下げる。イキそうになる手前で谷間ができるように余裕が生まれ、凪の海を漂うように高水準の快感が継続する。


いつものような声ではなく冴子の声は抑えの効いたハスキーがかった声になり、カウンターの下の膝は内股で身体を支えるまでに追い詰められていく。



只今、担当のものが参りますので……んんっ……
あちらで……ふぅ~……お待ち下さい……


来客はこの受付嬢は新人で、緊張をしながら健気に仕事をしているのだろうと、都合よく勘違いをしてくれる。笑顔で丁寧な対応をする冴子に誰もが悪い印象を抱くことはなく、35歳の落ち着いた美貌が輪を掛けて好印象を残していく。
あんな艶っぽい笑顔を向けられた男なら、誰もがそう感じさせるのだろう。


最後の来客の対応を終えると、束の間の安息が訪れる。不意に冴子の身体が制御の効かない揺れに襲われた。辺りに視線を走らせる冴子の動揺をよそに、お尻に打ち付けられる男の下半身。

肌と肌がぶつかる乾いた音が鳴り響き、心に不安と恐怖が沸き起こる。それと同時に官能的な甘さが思考を停止させ、ただひたすら快感を享受することだけが全てになっていく。

もう誤魔化しようのない色に染まった女の顔になり、カウンターに両手を付いて背中を反らせ、後ろに腰を引かれて打ち付けられる。


もう駄目、我慢できない……いく……あはぁっ……



絶壁にへばり付いていた者が耐えきれずに指を離し、滑落していくように冴子は我を失った。
思考が途切れてから頂きを見るまでの間、崩れ落ちそうになる腰を持ち上げられ、打ち込まれ続けられていく。

10数秒が1時間にも感じられ、吐き出した息を吐き出しても吸い込むことができない。
呼吸を忘れるほどに快感は深く、冴子は弓なりに反らせた背中に頭頂部を向けるように、白い喉を見せて顎を上に向ける。

コップのは中の水位が急激に上昇を続け、膣の中の亀頭が360°の壁を撫でながら子宮頚部に到達した時………。

おびただしい量の精液が吐き出された。
小さく打ち付けては脈動を繰り返し、残りを送り出していく。最奥部に押し付けられる快感に膝をわなわなとと震わせる冴子も、顎を上げたままで身体を硬直させ、狂おしいオーガズムの波に飲み込まれていた。

閉じることのない口ががくがくと動き、男が腰を引いてペニスを引き抜いた。ロールカーテンが引き上げられ、カウンター内から男が黙って去っていく……。





5〜6分が過ぎたころ、馴染のある来客が笑顔を浮かべて冴子のいるカウンターに近づいてきた。
彼は、おやっ……?っと、冴子がいつもと違うのに気付いた。

座って出迎えるのが常なのに、今日は珍しく立っている。ここなしか元気がないようで俯き、やっとこちらに気付いてくれたのだ。



あっ、こんにちは、お疲れ様です……


いつものように笑顔を浮かべ、いつもの台詞が聞かせてくれたので、考えすぎだったのかもしれない。

インターホンの受話器を耳に当て、その向こうの人物に一言を伝えて受話器を置く。
珍しくやや乱れた髪の毛を耳にかき上げる、そんな仕草に色気を漂わせる。


あちらで、お待ち下さい……


いつものようにそう促されて、彼は冴子に笑顔を残してソファへと身を翻した。

冴子はまだ快感の残像を残した身体で、トイレにいくタイミングを考えていた。

男は冴子身体離れると、さっさと去っていった。
スカートこそ下げてくれたものの、その下の下着は中途半端ずらされたままなのだ。

溢れ出た男の精液は一部がショーツに付着し吸収されたけれど、全てというわけにはいかない。

一部は内腿を伝いながら、流れ落ちていたのだから……。


※元投稿はこちら >>
26/01/10 00:00 (zPPA9zLn)
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