え、そんなの嫌っ!
アー君が私の前からいなくなるなんて、考えられない。
待ってて、警察なんか今、追い払ってくる。ここでじっとしてて。
ありがとう、野乃香。
再びアー4126は野乃香にキスをする。
そして、野乃香を見つめながら言う。
この世界の警察機関に拘束された瞬間、僕のAIネットワークはフォーマットされ、体は異次元の時空に投棄される。
、、、そう決められている。
でも、ここから逃げ出せても、未来に戻ることを禁じられた僕には、この世界の汚染環境ではどのみち長くは生きられない。。
僕にはもう生きる選択肢は残されてはいないのさ。。
、、、、
そして、アー4126はしばらく考えてから言い添えた。
、、、、、ひとつの可能性を除いては。
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