「すっごくキレイだよ…ナオ姉…!」
「ホントに…?あぁ…そんなに近くで…」
顔を近づけて来た圭太の吐息が大事なところにかかるのを感じながら、ナオもモヤモヤとした不思議な気持ちになっていた。自分でアソコを開いて弟に見せている…それと、気づいてしまったのだが…圭太の幼いペニスがむっくりと勃起している!
(あぁ…圭太のオチンチン…たってる!どうしよう…あたし何か…すっごくドキドキしてきたよぉ…!)
自分の性器を観察させて、まだ幼さを残すかわいい弟のペニスを勃起させる…その背徳的かつ官能的な行為が、思春期の少女なら誰もが持ってる秘めた性欲を目覚めさせ、ナオを「ドキドキ」というより「ムラムラ」させ始めたのだ。
(てゆうか…今すっごく…アソコさわりたい気分かも…!)
そう、性に関してはとても奥手なナオだったが…意外なことにオナニーは知っていたのだ。知るきっかけは1年前…部室で着替えていたら2つ上のレズっぽい先輩にいきなり後ろから抱きつかれ、下着越しにアソコをいじられたことである。
「ナオってかわいいよね…!イタズラしたくなっちゃう…!」
結局すぐに振りほどいたし、それ以降は同じことはされなかったのだが、その時の一瞬電気が走るような感覚をナオのカラダはしっかりと記憶していた。それで、勉強していて行き詰まった時とか、何となくすっきりとしない気分の時に、その感覚を思い出そうと無意識のうちに手が下半身へと伸びるようになり…だんだんとその気持ち良さに目覚めてしまったのだ。そして今では、だいたいひと月に2回、ムラムラした気分になりやすい生理前と排卵日辺りに、布団のなかで妹たちに気づかれないように声を我慢しながら、自慰に没頭するようになったのである。
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