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投稿者: ボボン
◆xFdiJVsBLY
ID:bobonbon
第27章 二股の舌

「おはようございます…梵様」

「おはよう。施術部分は化膿してないか?」

「はぃ…ピアスはもうすっかり……そして、口も……もう普通に喋れますよ」

これがここ二ヶ月の、二人の朝の挨拶だった。
イヤーカフ越しに聞こえる梵様の声が、今日も海の耳を優しく満たす。

二ヶ月前、矢島は海をアメリカに連れて行った。
知り合いのアーティストに会いに。

「海、お前の身体をまた、作り変えたい……元には戻せない……いいかい?」

「まぁ、生活に支障はでないから……どうする?」

海は少しだけ考えてから、穏やかに答えた。

「……私の……私の身体はどうでもいいですよ……梵様のお好きにしてください……観光できますか? フフ」

意外な答えに、矢島は一瞬、戸惑ったように目を細めた。

「あっ……ああ、西海岸だからね。ビーチにも行こうか」

アメリカから戻って、二ヶ月が経ち、海も普段通りの生活に戻っていた。
海の舌がヘビのようになっていること以外は——。

朝の支度を終え、海はスポーツブラの感触を確かめるように、軽く胸に手を当てた。

「スポーツブラはどうだい?」

「はぃ……ピアスが擦れなくて、とても快適ですよ。ありがとうございます」

「ならよかったよ。下の方も膿んだりしてないか?」

「……梵様に、気遣って頂いていますから」

海は少し照れくさそうに微笑み、自分の唇の内側を、無意識に舌で触った。

二股になった舌先が、軽く触れる。

最初の頃は違和感で仕方なかったのに、今はもう、自分の一部になっているのが分かった。

(この舌も……梵様がくださったもの……)

「さぁ、出勤だ。行っておいで」

「はぃ……行ってきます、梵様」

「ああ。待ってるよ」

こうして海は、いつもと変わらない朝を終え、会社へと向かった。

---

デスクで仕事をする海。
コーヒーを飲もうとマグカップを口に近づけると、舌先がカップの縁に触れ、いやらしく二股に分かれた。

「ンッ……」

その感触が、自然とフェラチオを想像させる。
つい、矢島のものを、この舌で……と思ってしまう。

(梵様……解禁してくださるのかな……舐めたいな……この舌で……)

部下が話しかけてきた。

「室長、もう噛んだ舌はいいんですかー?」

「アメリカ旅行で舌噛んで帰ってくるなんて、災難でしたねぇ」

「もう、弄らないでよ」

「はーいw」

誰にも知られることのない、海の変貌。
それが、なんだか嬉しい。

矢島が自分に向ける嫉妬心も嬉しい。
矢島がこんな自分を見て興奮するのも嬉しい。
そんな自分が、嬉しかった。

(私は……梵様のものになっていく……それが、こんなに嬉しいなんて)

矢島を喜ばせたいあまり、家で一人、自分の指を舐めて練習までしていた。

今日は施術部分の確認で、矢島に逢える。
その思いだけで、海の心は弾んでいた。

---

「梵様……つきました」

「お帰り。記しに立って、少し待っていておくれ」

「はぃ……」

ここでは服なんていらない。
そんな言いつけを守り、部屋に入るときはいつも全裸で、矢島のデスク前の「記し」に立つ。
呼ばれない限り、そこから動かない。
泊まる時は、ケージで眠る。

海は、仕事をする矢島をうっとりと見つめ、次第に濡れはじめる。
それが、海のもう一つの日常だった。

(見ていてくださる……私を……この身体を……)

「よし、今日はこんなものかな……おいで、海」

「はいっ!」

小走りで矢島の元へ行き、足にすがりつく。
矢島に頭を撫でてもらうと、海は目を細めた。

「施術跡が見えないよ。ここへ座りなさい」

デスクのモニターの前に座らせられ、脚を大きく開かれる。

秘部をじっと見られ、矢島の指が優しくクリトリスピアスに触れた。

「あっ……」

「敏感になったな」

こくっと頷く。

「ねっとり濡れてるじゃないか」

こくこくと頷く。

愛液をすくうように、矢島の舌が下から上へとなぞる。

「あっ……ああっ……」

そして、クリトリスピアスを軽く弄んだ。

ビクンッ ビクンッ ビクンッ

そのたび、海の身体が小さく弾む。

「ああ~~ン……」

「これは検診だぞ……フフ」

「……ごめんなさい……でも……」

今度は乳房を指でなぞられる。

「あ~~~ン……」

乳首を摘ままれ、ピアスの穴を確認される。

「ンッ……」

左右の乳首を、入念に舐められた。

「あん……あん……あ~~~ン……」

矢島は両手で海の顔をそっと抑え、低く命じた。

「舌を出しなさい」

海は息を荒くしながら、トロンとした目で矢島を見つめ、口を開けて舌を出した。
割れた舌先から、涎がゆっくりと垂れる。

「もう、赤みもないな。よし、完治だよ」

矢島が口づけをする。
矢島の舌が海の口に入り、二股の舌先を丁寧に弄んだ。

「ンンッ……ンッ……ンッ……ンッンッ……」

「プハァ~~~……」

長い口づけが終わる。

「触ってごらん」

矢島は海の手を取り、自分の股間に当てた。

「ああ~~……梵様~……こんなに……なってますぅ……」

「ああ、キスでこんなになるとはな……子供じゃあるまいし……ハハハ」

「梵様は私を見てるとき、いつも少年のような目ですよ? フフ」

「今日はリハビリだな。ベッドへ行こうか」

---

矢島は静かに服を脱ぎ、全裸になった。
すでに硬く熱を帯びたものが、海の目の前で軽く脈打つ。

「手を後ろに」

「はぃ……」

海は言われるままに両手を後ろに回す。
矢島は慣れた手つきで、麻縄を手首に巻き付け、高手小手にしっかりと縛り上げた。
さらに両足首も一つにまとめ、海は脚を開くことも、大きく踏み出すこともできなくなった。
動けるのは、身体をくねらせて這う方法だけ。

「苦しいかい?」

「……はぃ。梵様が……抱きしめてくれているみたいで……」

矢島はベッドに仰向けに寝そべり、海を見下ろすように言った。

「じゃあ、その舌で、私の全部を綺麗に舐めなさい。
ヘビのように這い回ってな」

「はぃ……」

海は縛られたまま、膝を使ってゆっくりと矢島の身体に近づく。

動くたびに、乳首のピアスが肌に擦れ、小さく鋭い刺激が胸に走る。
膝を動かし進と、クリトリスのピアスが直接圧迫された。

「あっ……ん……ピアスが……擦れて……」

それでも海は止まらない。
矢島の脚、腹、胸を、二股の舌で丁寧に舐め回しながら、くねくねと上っていく。

矢島はほとんど動いていない。
なのに海には、まるで二人で深く絡まり合っているように感じられた。

(梵様の肌を……私の舌で……辿っている……)

海は顔を矢島の首筋に埋め、割れた舌で執拗に舐め上げる。
さらに顔全体を、しつこく舐め回した。

「……くすぐったいぞ」

「ごめんなさい……でも……もっと……舐めさせてください……」

「……おちんちん……舐めたいです……この舌で……梵様のを……お願い……させてください……」

矢島は少しだけ目を細め、海の頭を軽く押した。

「いいだろう。好きなだけ舐めなさい」

「はぃ……!」

海はうねうねと身体をくねらせ、矢島の股間へと下りていく。

硬くそそり立ったものの根元に、まず割れた舌先を押し当てた。

熱い。
脈打つ感触が、舌に直接伝わってくる。

海は両足首を縛られたまま、何とか正座の姿勢を取った。
脚を閉じているせいで膝がしっかり閉じ、上半身を前に傾けると、自然とバランスが不安定になる。

高手小手で両腕が後ろに引かれているため、体を支えることもできず、顔を矢島の股間に近づけるたびに、肩と首に負担がかかった。

「……んっ……少し……辛いです……」

そう言いながらも、海は割れた舌を出し、根元から丁寧に舐め上げた。

「でも……このまま……舐めます……」

後ろ手に縛られた不安定さ。
それでも海は、くねるように上半身を揺らして、熱心に舌を動かし始めた。

動くたびに乳首のピアスが太腿に擦れ、クリトリスのピアスがかかとの上で圧迫される。
辛いはずなのに、その刺激が、海の呼吸をさらに熱くしていた。

熱心に舌を動かしているうちに——
ふと、バランスを失った。

上半身がつんのめるように前へ倒れ、矢島の熱いものが、勢いよく喉の奥まで突き入った。

「ん゛っ……! ん゛ぐぅ……!」

深い嗚咽が喉から漏れ、涙が即座に溢れる。
それでも海は、口を離そうとしなかった。
苦しくて、息ができなくて、それでも、舌を動かし続ける。

矢島は動かない。
ただ、海が自分から嵌まり込んでくるのを、静かに受け止めていた。

海は涙を流しながら、何度も同じことを繰り返す。
少し体を起こそうとしては、またバランスを崩して喉奥まで咥え込む。
ノーハンドのまま、自分の不安定さで深くまで咥えさせられる形になっていた。

「ん゛っ……ん゛ぐ……ん゛……!」

頭の中が、徐々に真っ白になっていく。

(梵様……)
(梵様……)
(梵様……)

苦しさよりも、その名前が大きく響く。
喉を貫かれる痛みも、涙も、涎も、全部が「梵様」という言葉に溶けていく。

海の目はもう、焦点が合っていなかった。
ただ、上目遣いに矢島を見つめたまま、トランス状態のように何度も喉を差し出しては、嗚咽を漏らしている。

---

矢島がゆっくりと起き上がり、海の頭を優しく撫でた。

「今度は、私の番だ」

海は口を離させられ、仰向けに寝かされる。
それだけで、もう身体が熱く高揚していた。

矢島に触れられるだけで、甘い声が漏れる。

舌が肌に触れただけで、挿入されているかのような喘ぎを上げる。

「あんっ……梵様……あっ……あんっ……」

足の縄を解かれ、脚を大きく広げられた瞬間、喘ぎ声が一層激しくなった。
身体中が、すでに性感帯のようになっていた。

クリトリスを念入りに愛撫される。
叫び声のような喘ぎが部屋に響く。

「ひゃうっ……! あっ……あっ……梵様ぁぁ……!」

クリトリスを舐められながら、乳首のピアスを両手で引っ張られた。

「ぎゃーーーーーーーっ……!」

「気持ち良すぎ……っ……! だめ……おかしくなる……っ……!」

ギシギシと鳴る縄の音までが、海を責め立てるように感じられた。
白目を向きそうになる。
まだ逝っていないのに、意識が飛びそうだった。

矢島が覆い被さり、ゆっくりと挿入する。
海の中はすでに、受け入れる準備ができていた。

そして、耳元で低く囁かれた。

「逝きなさい」

その瞬間だった。

海は矢島を乗せたまま、大きく弓なりに反り、硬直した。

「ンッ………………………………………………」

呼吸が止まる。
時が止まったような、長い沈黙。

「クッ~~~~~~~~~~ッ……」

長く息を吐き出した次の瞬間、海は意識を手放した。

矢島は腰を動かし続ける、海の身体はゆさゆさと揺れていた。

※元投稿はこちら >>
26/07/30 22:25 (wklXR8sQ)
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